中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ-8話
中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。上陽賦 運命の王妃は、中国では68話で放送されましたが日本では全43話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -概要
上陽賦 運命の王妃 は、中国を代表する国際派女優チャン・ツィイーが、初めて連続ドラマに主演した事で話題になり、累計販売部数60万部、寐語者の⼈気⼩説「帝王業」を元に製作期間4年、総製作費170億円をかけて作られた超大型スペクタクル時代劇、国と民を救った英雄、王と王妃の伝説の物語です。チャン・ツィイーが演技力を絶賛したジョウ・イーウェイ。さらに主役級の実力派俳優、ユー・ホーウェイ、トニー・ヤン、ユアン・ホンといった豪華な面々が脇を固めています。監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞したホウ・ヨン。撮影監督には、「グランド・マスター」で数々の賞を受賞したフランスの著名監督フィリップ・ル・スール、さらに衣装デザイナーにアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンなど超一流のスタッフ陣が製作に携わっています。
監督:ホウ・ヨン
脚本：ルオ・ソン
原題：上阳赋
放送年：2021年（中国）
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ
古代中国、ある動乱の時代。皇帝の妹の長公主・馬瑾若(ばきんじゃく)と丞相、王藺（おう りん）の間に生まれ「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の名を授かった王儇（おうけん）は、美貌と知性に恵まれ、誰からも愛されて育ち、親しい人からは幼名で阿嫵（あぶ）と呼ばれていた。王儇は、幼いころから第３皇子、馬子澹（ばしたん）に心をよせていたが、政略結婚をさせられる。その相手は、一般の兵から将軍の地位まで上り詰め、戦の神と呼ばれる蕭綦（しょうき）だった。家族と愛、陰謀と裏切り、王朝に渦巻く権力闘争の中で、望まぬ婚姻であったが、二人はしだいにひかれあい強い絆で結ばれていく。そして、命を懸けて、共に国の困難を乗り越えて行く。
中国ドラマ-上陽賦 運命の王妃-あらすじ-8話
子澹（したん）は王儇と間違えて蘇錦児（そきんじ）と一夜を共にしてしまった。そこに王儇（おうけん）が助けられたという報告が入り、子澹は部屋を飛び出した。
玉秀（ぎょくしゅう）は、王儇に皇都を見物するのが夢だと話した。王儇が、帰京する時に連れて行ってあげるというと笑顔になったが、すぐに顔をしかめた。そして、杏児(あんじ)が笑ってはいけという規則を決めた事を伝えた。
そこへ偶然、着飾った杏児と意児(いじ)が通りかかり、王儇に笑顔であいさつした。王儇は「笑ってはならぬと規則を定めたのでは？」と言うと、「それは下人の規則です。」と答えた。「あなたは違うの？」と王儇は言った。そして、明日は玉秀を手伝うよう命じた。
杏児と意児は軍営の内部を取り仕切っている叔母・盧(ろ)夫人に助けを求めた。話を聞いて怒った盧(ろ)夫人は王儇を訪ねた。王儇は、ひざまずいて待つよう命じたが、無視して丁度帰って来た蕭綦に文句を言ったが、蕭綦（しょうき）は王妃に従えといった。
そのころ、皇帝の弟・謇寧(けんねい)王が見舞いを口実に15万の兵を率いて皇都に向かっていた。実は謇寧王と皇帝は、かつて皇帝の座を巡って争った仲だった。
蕭綦は王儇に自分の外套を着せ、少し歩こうといった。そして、蕭綦は、吊り橋から落下して瀕死の重傷だった賀蘭箴（がらんしん）を助け出し、忽蘭（けらん）へ送って行ったので、王儇に会いにこれなかったのだと言った。
忽蘭王の息子は賀蘭箴だけだったが、亡き兄の息子である賀蘭拓（がらんたく)も大切に育てて来た。蕭綦がわざわざ賀蘭箴を助けて忽蘭に返したのは、王位を争って賀蘭拓と争わせるためだった。それを聞いて、王儇は蕭綦のずる賢さにうんざりして、兵力を餌にして自分と婚姻させるよう皇后と父を操ったのだろうと言った。
部屋に戻り、蕭綦はこの婚姻を望んだのは自分ではなく丞相だと教えた。自分は、王儇と子澹の仲を引き裂きたくはなかったし、朝廷の騒乱にも巻き込まれたくなかった。しかし皇帝が倒れると、丞相と皇后がこの婚姻を押し付けてきた。そして追い詰められて、婚礼の儀の夜に皇都を離れた。丞相から逃げたのだと真実を伝えた。
父が愛する娘を兵力の代価として売ったという事実を知って、王儇は泣いた。そんな王儇を蕭綦は優しく抱きしめた。
玉秀が王儇の身支度をしていると、盧夫人が杏児と意児をつれて訪ねて来た。杏児と意児は盧夫人の親戚の娘で、盧夫人は蕭綦の側室にしようとしているらしい。盧夫人は、先日の事の許しを請いたいと言ったが、王儇は、二人をこの家から出て行かせるように言った。
王儇（おうけん）は軍営暮らしに慣れてきた。そして玉秀（ぎょくしゅう）も侍女の役目が板についてきた。しかし、蕭綦（しょうき）との関係は今だ伸展していなかった。それどころか、真実を聞いたときから、顔も会わせられないような心境だった。
一方、皇都では皇太子・馬子隆（ば しりゅう）が迫り来る謇寧(けんねい)王の大軍に怯えていた。丞相・王藺（おう りん）は、すでに、蕭綦に10万の兵を連れて江南へ行くよう命を送っていた。
王儇は酒が飲みたくなったが、蕭綦が飲まないので軍営には酒が無かった。でも、玉秀が手に入れてきて、二人で飲んだ。玉秀が酔って寝てしまった後、一人で馬子澹（ばしたん）の事を思って泣いていた。すると、隣にきた蕭綦が王儇を抱きかかえて寝所へ運んで行った。そして服を脱がし始めた。王儇は驚いて抵抗した。蕭綦は衣が酒で濡れているから、上衣だけ抜いて休むようにと言って出て行った。
桓公（かん こう）は、第二皇子・馬子律（ば しりつ）に、強い蕭綦でも謇寧王(けんねい)には勝てないだろう。謇寧王が勝ったら、子律が即位できると話したが、子律は、謇寧王がなぜ自分に玉座を譲る気になったのか疑問に思っていた。
蕭綦は、王儇を連れて行きたい所があると言って連れ出した。蕭綦は王儇を馬屋に連れて行き、好きな馬を選ばせ、遠乗りに出かけた。蕭綦は寧朔の草原を案内し、王儇は大自然の力を感じた。そして、遊牧民に歓待してもらい楽しい時を過ごした。
翌朝、王儇と蕭綦は仲良く一緒の馬に乗って帰途についた。そして、戦が終わったら２人で旅をすることを約束した。すると、突然、弓矢が飛んできた。弓矢を避ける事は出来たが、黒衣の刺客たちが追いかけて来た。
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