中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – あらすじ-42話

中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ-42話
中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。上陽賦 運命の王妃は、中国では68話で放送されましたが日本では全43話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。

中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -概要

上陽賦 運命の王妃 は、中国を代表する国際派女優チャン・ツィイーが、初めて連続ドラマに主演した事で話題になり、累計販売部数60万部、寐語者の⼈気⼩説「帝王業」を元に製作期間4年、総製作費170億円をかけて作られた超大型スペクタクル時代劇、国と民を救った英雄、王と王妃の伝説の物語です。チャン・ツィイーが演技力を絶賛したジョウ・イーウェイ。さらに主役級の実力派俳優、ユー・ホーウェイ、トニー・ヤン、ユアン・ホンといった豪華な面々が脇を固めています。監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞したホウ・ヨン。撮影監督には、「グランド・マスター」で数々の賞を受賞したフランスの著名監督フィリップ・ル・スール、さらに衣装デザイナーにアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンなど超一流のスタッフ陣が製作に携わっています。

監督:ホウ・ヨン
脚本：ルオ・ソン
原題：上阳赋　
放送年：2021年（中国）

中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ

古代中国、ある動乱の時代。皇帝の妹の長公主・馬瑾若(ばきんじゃく)と丞相、王藺（おう りん）の間に生まれ「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の名を授かった王儇（おうけん）は、美貌と知性に恵まれ、誰からも愛されて育ち、親しい人からは幼名で阿嫵（あぶ）と呼ばれていた。王儇は、幼いころから第３皇子、馬子澹（ばしたん）に心をよせていたが、政略結婚をさせられる。その相手は、一般の兵から将軍の地位まで上り詰め、戦の神と呼ばれる蕭綦（しょうき）だった。家族と愛、陰謀と裏切り、王朝に渦巻く権力闘争の中で、望まぬ婚姻であったが、二人はしだいにひかれあい強い絆で結ばれていく。そして、命を懸けて、共に国の困難を乗り越えて行く。

中国ドラマ-上陽賦 運命の王妃-あらすじ-42話

蕭綦は「楝羽山の変」の真相を知り、仇討ちを決意し、その夜、寧朔(ねいさく)軍を招集した。王儇は、復讐すれば国が混乱すると反対したが、蕭綦は制止を振り切り出かけて行った。

蕭綦は、寧朔軍を引き連れて太極殿に入り、大臣たちに「楝羽山の変」の真犯人は皇帝だと伝えた。禁衛軍の将軍は、子澹に蕭綦が反乱を起こしたから逃げる様にと言った。だが子澹は蕭綦と向き合わねばならない時が来たと悟り、腹をくくった。一方、王儇は身支度を整え、正門へ向かい、門を開けない守衛を龐癸(ほうき)の剣を抜いて脅して門を開けさせた。

王藺(おうりん)の計画は順調に進んでいるように見えた。今夜、蕭綦が皇帝を殺すか幽閉すれば、王氏の護衛兵が各地で反乱を平定するよう動くことになっていた。しかし、王儇が宮殿に向かったのは想定外だった。

丞相・温宗慎(おんしゅうしん)は真偽がどうあれ軍を率いて宮殿に乗り込んだのは大きな間違いで、ここで踏みとどまるように蕭綦に言った。そこに皇帝・子澹がやって来て、書信を書いたのは自分だと認め、皇位を奪って何が悪いと開き直った。蕭綦が子澹を打とうとした時、王儇がやって来た。

すると王儇は子澹の前に立ち、蕭綦を諌めた。蕭綦は、王儇の願いは何でも聞いてきたが、今回だけは好きにさせてもらうと言って、剣を振り上げ、皇帝に斬り掛かった。もはやこれまでと思われたが、蕭綦の剣は子澹をかすめ、玉座の角を叩き割った。

夜が明け、蕭綦は兵士たちの遺骨を持ち、寧朔軍を連れて皇都を後にした。その姿を王儇は城楼から見送っていた。蕭綦は振り返って王儇に目配せすると、胡瑶(こよう)に皇都に残って王妃を守るよう命じた。

王儇が蕭玉秀(ぎょくしゅう)と話をすると、玉秀は宋懐恩が自分に何か隠しているようで、どこか上の空で、気性も荒くなっていると告げた。それに、蕭綦と一緒に寧朔に帰らず、皇都に残ったことにも驚いていた。

王藺は蕭綦が皇帝を手にかけなかった事を知っても、玉座をあきらめず、計画を立て直す事にした。

子澹は式乾殿に引きこもり、酒を飲んでいた。そこに王儇が訪ねて来た。子澹は、自分があまりのも惨めに思え泣き出した。そんな子澹を王儇は慰めた。

そんな時、ついに王藺が動き出した。青雲は密かに桂女官を呼び出し、実は王藺が生存し、皇都にいると伝えた。

王藺(おうりん)の護衛・青雲(せいうん)は桂(けい)女官に馬静(ばせい)を会わせ、馬静と引き換えに宮殿の門を開けるよう頼んだ。皇太后は、兄が生きていたことに驚いたが、やっと、王氏の兄妹で天下を取る日が来たと感じた。

一方、宋懐恩(そうかいおん)が王藺を訪ねると、王が着る黄金の礼服が飾られていた。王藺は馬静のものだと言ったが、王藺が着るつもりだという事は明らかだった。王藺は明日のために万全の準備をするようにと言って宋懐恩を帰した。そして、王安(おうあん)を呼び、面倒を見て来た馬静に情が湧いてしまったので、自分の代わりに馬静を殺すように命じた。その話を偶然、王夙(おうしゅく)が聞いていた。

玉秀(ぎょくしゅう)は宋懐恩が軍営に行くと知って慌てて駆けつけ引き止めたが、宋懐恩は出かけてしまった。その事を急いで王儇(おうけん)に伝えた。一方、王安は馬静を抱いて裏山へやって来た。王夙は王安の後をつけ、棒で王安を殴りつけて気絶させ、馬静を救った。

王儇は魏(ぎ)将軍に兵を集めるよう伝言を託し、胡瑶(こよう)を連れて参内すると決めた。一方、王藺は青雲に王氏が有する兵を全て集めて命令を待つよう告げた。そして、王安には江夏王の名代として朝廷に出向き、大臣たちを呼んで来るよう命じた。

王儇は父が生きている事を知らなかったので、叔母が兄と手を組んで宋懐恩に馬子澹(ばしたん)の退位を迫るよう命じたと思っていた。

屋敷に呼ばれた温宗慎(おんしゅうしん)ら大臣達の前に、死んだはずの王藺が現れた。そして王藺は先帝が崩御前に残したという遺言を温宗慎に渡した。それは、自分は長く生きられないので、王藺に大任を担うよう命じるというもので、玉璽が押されていた。

中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – あらすじ-43話（最終回）

中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – あらすじ-全話一覧

中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – 登場人物-相関図-キャスト