中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ-18話
中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。上陽賦 運命の王妃は、中国では68話で放送されましたが日本では全43話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -概要
上陽賦 運命の王妃 は、中国を代表する国際派女優チャン・ツィイーが、初めて連続ドラマに主演した事で話題になり、累計販売部数60万部、寐語者の⼈気⼩説「帝王業」を元に製作期間4年、総製作費170億円をかけて作られた超大型スペクタクル時代劇、国と民を救った英雄、王と王妃の伝説の物語です。チャン・ツィイーが演技力を絶賛したジョウ・イーウェイ。さらに主役級の実力派俳優、ユー・ホーウェイ、トニー・ヤン、ユアン・ホンといった豪華な面々が脇を固めています。監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞したホウ・ヨン。撮影監督には、「グランド・マスター」で数々の賞を受賞したフランスの著名監督フィリップ・ル・スール、さらに衣装デザイナーにアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンなど超一流のスタッフ陣が製作に携わっています。
監督:ホウ・ヨン
脚本：ルオ・ソン
原題：上阳赋
放送年：2021年（中国）
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ
古代中国、ある動乱の時代。皇帝の妹の長公主・馬瑾若(ばきんじゃく)と丞相、王藺（おう りん）の間に生まれ「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の名を授かった王儇（おうけん）は、美貌と知性に恵まれ、誰からも愛されて育ち、親しい人からは幼名で阿嫵（あぶ）と呼ばれていた。王儇は、幼いころから第３皇子、馬子澹（ばしたん）に心をよせていたが、政略結婚をさせられる。その相手は、一般の兵から将軍の地位まで上り詰め、戦の神と呼ばれる蕭綦（しょうき）だった。家族と愛、陰謀と裏切り、王朝に渦巻く権力闘争の中で、望まぬ婚姻であったが、二人はしだいにひかれあい強い絆で結ばれていく。そして、命を懸けて、共に国の困難を乗り越えて行く。
中国ドラマ-上陽賦 運命の王妃-あらすじ-18話
子律は王儇の仕業だと気づき、王儇に衛兵の剣で襲いかかった。すると馬子澹(ばしたん)が王儇をかばい切られてしまった。子律は子澹に、せめてもの思いやりに王儇を一緒に逝かせてやると言い剣を振り下ろそうとした。その時、子律の剣に矢が当たり、剣が後ろに吹き飛んだ。そして、次の矢が子律の冠を射抜いた。
その矢を放ったのは皇帝の密詔を受け取った蕭綦(しょうき)だった。蕭綦の寧朔(ねいさく)軍が入って来た。焦った子律は、皇帝を人質にして式乾(しきけん)殿へ入って行った。蕭綦は王儇の無事な姿を見て安心した。
王儇は子澹の背中から流れる血を見て、急いで太医を呼んだ。
子律の部下たちは寧朔軍に打ち負かされた。それでも子律は、父・謇寧王(けんねいおう)が助けに来てくれると信じ、皇帝の首に剣を突きつけた。蕭綦は謇寧王の軍は負け、亡骸が運ばれてくると教えた。子律は既に寧朔軍に囲まれ、その中には魏(ぎ)将軍に助けられた宋懐恩(そうかいおん)もいた。子律が、邪魔するなら皇帝には一緒に死んでもらうと言った時、王儇が桓宓を連れてやって来た。そこに王夙が乗り込んで来た。
王夙は桓宓に剣を向けた。子律が桓宓に気を取られ皇帝から離れると、その瞬間に背後にいた宋懐恩が矢を放ち、子律の背中に当たった。すると、かまえていた射撃隊が一斉に矢を放ち、子律の体を貫いた。それを見た桓宓は、王夙の剣を取って自分の腹に刺して愛する子律の後を追った。
王儇は怪我を負った子澹の元へ駆けつけた。太医は急所を外れていたため、薬を飲めば治ると告げた。王儇は、自分を命がけで守ってくれた子澹に感謝した。一方、昭陽殿では蕭綦のおかげで命拾いした皇后と王藺が安堵していた。
今回の功績により王藺には太師、蕭綦には太尉の名誉職が与えられた。さらに蕭綦の部下達も昇進した。また、反逆を企てた子律や謇寧王達は反逆罪に処された。
蕭綦が庭園で王儇といる時に玉秀(ぎょくしゅう)がやって来た。蕭綦は王儇を命懸けで守ってくれた玉秀に感謝した。蘇錦児(そきんじ)はその様子を物陰から見ていたが、声をかけられずに黙って引き返した。
王儇の母、長公主・馬瑾若(ばきんじゃく)が、心配して王儇を訪ねて来た。母は、２人の婚姻に反対だったが、蕭綦が王儇を愛し、何度も命を救ってくれたと知り感謝した。蕭綦も「人生を駆けて王儇を守り、義母を裏切りません。」と応えた。そして、母は、慈安寺へ帰って行った。そこに、蘇錦児が子澹への薬を持ってやって来た。
王儇(おうけん)は、薬を持って馬子澹(ばしたん)の見舞いに行ったが、子澹に付き添っている皇太子妃・謝宛如(しゃえんじょ)に追い帰された。
皇太子・馬子隆(ばしりゅう)は宮中の名簿を蕭綦(しょうき)に預け、蕭綦に兵士から女官まで目を光らせてもらう事にしたが、王藺(おうりん)は反対した。以前だったら王藺に従ったが、子律の陰謀にかかった王藺を信用できないと言った。二人がもめていたところに皇后が通りかかり、うまくその場を収めた。
その夜、王夙（おう しゅく）が泥酔し、中庭で暴れ、激怒した王藺は息子を引っ叩き、池に突き落とした。王夙は父にこれまでの不満をぶちまけた。王儇もその夜、酒を１瓶(かめ)飲み干して酔いつぶれていた。朝、目を覚ますと隣には蕭綦がいた。王儇が自分の家族の崩壊を嘆くと、蕭綦は自分の身の上話をしてくれた。
蕭綦に両親はいなかったが、村の人たちが家族同然に可愛がってくれた。その村には、２つの部族が仲良く暮らしていて平和だった。しかし、次第に２つの部族は敵対していった。ある日、山に出かけていた蕭綦がふと村を見下ろすと、村は火の海になっていた。急いで村に戻ると、村人たちは仲の良かったもう一つの部族に殺されていた。それを聞いて、王儇は蕭綦を抱きしめた。
王夙は朝起きると、父に怒りをぶちまけたおかげか気分が良かった。そして、王儇の誕生日の前に家族そろって寺で祈願をする習慣があったので、王儇を迎えに行った。２人が慈安寺に着くと、父もそこにいた。王儇は父と母が揃っているのを見るのが何よりの誕生日祝いだと言った。
家族でそろって祈願をして、王儇は幸せな気分だったが、急に気持ちが悪くなった。女官が脈を診て、王儇が妊娠している事を告げた。すると王儇はまだ秘密にして欲しいと頼み、誕生日の最高の贈り物を喜んだ。王儇は自分の誕生日の祝いの席で妊娠の事を告げるつもりでいた。
中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – 登場人物-相関図-キャスト
