中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ-25話
中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。上陽賦 運命の王妃は、中国では68話で放送されましたが日本では全43話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -概要
上陽賦 運命の王妃 は、中国を代表する国際派女優チャン・ツィイーが、初めて連続ドラマに主演した事で話題になり、累計販売部数60万部、寐語者の⼈気⼩説「帝王業」を元に製作期間4年、総製作費170億円をかけて作られた超大型スペクタクル時代劇、国と民を救った英雄、王と王妃の伝説の物語です。チャン・ツィイーが演技力を絶賛したジョウ・イーウェイ。さらに主役級の実力派俳優、ユー・ホーウェイ、トニー・ヤン、ユアン・ホンといった豪華な面々が脇を固めています。監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞したホウ・ヨン。撮影監督には、「グランド・マスター」で数々の賞を受賞したフランスの著名監督フィリップ・ル・スール、さらに衣装デザイナーにアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンなど超一流のスタッフ陣が製作に携わっています。
監督:ホウ・ヨン
脚本：ルオ・ソン
原題：上阳赋
放送年：2021年（中国）
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ
古代中国、ある動乱の時代。皇帝の妹の長公主・馬瑾若(ばきんじゃく)と丞相、王藺（おう りん）の間に生まれ「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の名を授かった王儇（おうけん）は、美貌と知性に恵まれ、誰からも愛されて育ち、親しい人からは幼名で阿嫵（あぶ）と呼ばれていた。王儇は、幼いころから第３皇子、馬子澹（ばしたん）に心をよせていたが、政略結婚をさせられる。その相手は、一般の兵から将軍の地位まで上り詰め、戦の神と呼ばれる蕭綦（しょうき）だった。家族と愛、陰謀と裏切り、王朝に渦巻く権力闘争の中で、望まぬ婚姻であったが、二人はしだいにひかれあい強い絆で結ばれていく。そして、命を懸けて、共に国の困難を乗り越えて行く。
中国ドラマ-上陽賦 運命の王妃-あらすじ-25話
昭陽殿に戻った宛如は笑いが止まらなかった。賀蘭箴が皇太后に一泡吹かせ、悩みの種だった側室問題を片付けてくれたからだ。
王倩(おうせん)は、皇太后に助けを求めたが、相手にしてもらえなかった。王儇（おうけん）は、昔の自分を見ているようで辛かった。
早朝、薛(せつ)夫人が豫章王府に乗り込んできた。叔母の必死な姿を目の当たりにした王儇はかつて自分を守ろうとした母の姿を思い浮かべた。
軍事費横領の罪で捕まった謝守正(しゃしゅせい)が、取り調べに応じなかったので、蕭綦（しょうき）は手下を追い詰めるよう指示し、明日は自ら大理寺へ向かうと決めた。
王儇は、王倩の婚姻の件で皇帝・子隆（しりゅう）を尋ねた。だが、国の事を考えて皇帝は婚姻を反故にする事は出来ないと答え、王儇は何も言えなくなった。
謝宛如（しゃえんじょ）は王妃と一緒に参内していた蘇錦児(そきんじ)を密かに呼びつけ、子澹（したん）が過去の栄光を取り戻せるなら、王儇を殺すことができるかと聞いた。そして、動揺する蘇錦児に「その程度の覚悟なら用なしだ。」と言った。焦った蘇錦児はその場にひざまずき、代わりに王儇の重要な秘密を話した。
豫章王が王儇に避妊薬を飲ませている事を聞いた謝宛如（しゃえんじょ）は、昭陽殿に戻り上機嫌だった。そこに王倩が皇后・謝宛如に助けを求めに来た。謝宛如は、王倩が忽蘭(くらん)へ嫁がずに済むには、豫章王・蕭綦（しょうき）を誘惑するしかないと吹き込み、王倩に媚薬を授けた。
皇帝・馬子隆(ばしりゅう)は謝守正(しゃしゅせい)の件で蕭綦を呼び、調査を止めるよう命じ、帳簿を投げ捨てた。蕭綦は帳簿を拾い、帳簿を香炉の中に投げ込んだ。その頃、安平王・馬子澹(ばしたん)は皇帝陵を抜け出し、皇都に向かっていた。
王倩(おうせん)と薛(せつ)夫人が王儇に会いに来た。二人は、廊下で玉秀(ぎょくしゅう)と阿越(あえつ)に出くわし、身分が低い事を持ち出して嫌味を言った。だが、負けてない阿越は、玉秀が大王の妹になれば王妃の小姑に、大将軍に嫁げば将軍夫人になると言ってやり込めた。
王倩は王儇にすがりつき頼んだ。王儇は、賀蘭箴(がらんしん)と面会する約束を取り付けていたが、王倩には黙っていた。王倩は、泣きながら出て行った。薛夫人は豫章王府が占い師から言われた良い方向に位置しているから豫章王府に住まわせて欲しいと頼んだ。
忽耶奇(こつやき)は、主である賀蘭箴が蕭綦を始末するためにまずは弱点を押さえねばならないと言っていたが、それは賀蘭箴の弱点でもあると感じていた。
ある日、江南が水害に見舞われた。しかし大臣たちは私腹を肥やすばかりで国庫はひっ迫、そこで丞相・温宗慎(おんしゅうしん)は莫大な軍事費から捻出してはどうかと進言した。蕭綦は、軍事費を削って、もし忽蘭が同盟を反故にし、北の国境に攻め入り、自分達がまけた場合、温丞相が責任を取るのかと反発した。皇帝は忠臣たちの言い争いにへき易し、退朝を命じて帰ってしまった。
皇太后は江南の水害の件を王夙(おうしゅく)に任せたいから、王夙を守るため宋将軍を貸して欲しいと蕭綦に頼んだ。こうして蕭綦は朝廷で孤立を深めるだけでなく、右腕である宋懐恩（そうかいおん）まで奪われてしまった。
王儇は宿舎にいる賀蘭箴を訪ね、和親の公主を替えて欲しいと頼んだ。賀蘭箴は、「国のために女を選んだが、実のところ誰でもいいのだ。王倩に決めたのはただの気まぐれだ。」と言った。
忽耶奇(こつやく)は、蘇錦児についてくるように声をかけ、人のいないところでいきなり錦児の口をふさぎ、「お前が豫章王の屋敷に送られた皇后の間者だな？今日から屋敷で起こる出来事は逐一、報告しろ。」と命じた。
中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – 登場人物-相関図-キャスト
