中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ-26話
中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。上陽賦 運命の王妃は、中国では68話で放送されましたが日本では全43話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -概要
上陽賦 運命の王妃 は、中国を代表する国際派女優チャン・ツィイーが、初めて連続ドラマに主演した事で話題になり、累計販売部数60万部、寐語者の⼈気⼩説「帝王業」を元に製作期間4年、総製作費170億円をかけて作られた超大型スペクタクル時代劇、国と民を救った英雄、王と王妃の伝説の物語です。チャン・ツィイーが演技力を絶賛したジョウ・イーウェイ。さらに主役級の実力派俳優、ユー・ホーウェイ、トニー・ヤン、ユアン・ホンといった豪華な面々が脇を固めています。監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞したホウ・ヨン。撮影監督には、「グランド・マスター」で数々の賞を受賞したフランスの著名監督フィリップ・ル・スール、さらに衣装デザイナーにアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンなど超一流のスタッフ陣が製作に携わっています。
監督:ホウ・ヨン
脚本：ルオ・ソン
原題：上阳赋
放送年：2021年（中国）
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ
古代中国、ある動乱の時代。皇帝の妹の長公主・馬瑾若(ばきんじゃく)と丞相、王藺（おう りん）の間に生まれ「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の名を授かった王儇（おうけん）は、美貌と知性に恵まれ、誰からも愛されて育ち、親しい人からは幼名で阿嫵（あぶ）と呼ばれていた。王儇は、幼いころから第３皇子、馬子澹（ばしたん）に心をよせていたが、政略結婚をさせられる。その相手は、一般の兵から将軍の地位まで上り詰め、戦の神と呼ばれる蕭綦（しょうき）だった。家族と愛、陰謀と裏切り、王朝に渦巻く権力闘争の中で、望まぬ婚姻であったが、二人はしだいにひかれあい強い絆で結ばれていく。そして、命を懸けて、共に国の困難を乗り越えて行く。
中国ドラマ-上陽賦 運命の王妃-あらすじ-26話
忽耶奇(こつやき）は、蘇錦児(そきんじ)を脅かした後、賀蘭箴（がらんしん）に蘇錦児の事を報告した。
王儇（おうけん）は賀蘭箴の説得に失敗し屋敷へ帰った。そこで今度は龐癸(ほうき)も連れて賀蘭箴を訪ねる事にした。蘇錦児は一緒に行くことを拒んだが、王儇に説得された。
江南の水害に頭を悩ませている皇帝・馬子隆(ばしりゅう）の元に皇太后が現れ、王夙(おうしゅく)と宋懐恩(そうかいおん)を江南へ送り、治水に当たらせればいいと勧めた。子隆は国の一大事を未経験の２人に託すのはどうかと難色を示したが、皇太后は王夙と宋懐恩がいない隙に豫章王（よしょうおう）蕭綦（しょうき）の命を奪うのだと言った。実は朝議で温宗慎(おんしゅうしん)が兵の削減を提案したのは皇太后の差金だった。
蕭綦(ｼｮｳｷ)が王府へ戻ると王倩母娘が引っ越してきていた。劉(りゅう)執事は、以前、王妃に贈り物を届けた忽耶奇がまた来たと告げた。
蕭綦は宋懐恩に江南に行くことを伝えた。そして、宋懐恩が江南へ発つ前にとの玉秀(ぎょくしゅう)の婚姻を決めた。
翌朝、豫章王府に宮殿から慶事の使いがやって来た。使いは、「賜名は蕭玉秀(しゅうぎょくしゅう)とし、将軍・宋懐恩との婚姻を許可する。２人の婚儀は10日後に挙行するものとする」と言った。美しい花嫁の礼冠が贈られ、さらに皇太后と皇帝から金銀珠宝と金襴緞子が贈られてきた。
皇帝陵を抜け出した安平王・馬子澹(ばしたん)は賀蘭箴と会っていた。子澹は、王儇を傷つけた男と同盟を結ぶのは無理だと言ったが、もし太平王が大成を掌握すれば愛する女を簡単に取り戻せると揺さぶった。
徐(じょ)女官は王夙が江南へ行くと知り取り、王夙の身にもしものことがあれば亡き長公主に顔向けできないと取り乱した。そこで王儇はかつて兄が描いた治水策を見せ、水害に遭った民に心を痛めた王夙が治水に関心を持ち、多くの資料に目を通して調査し考えた策なのだと説得した。
子澹は王儇を取り戻すため賀蘭箴と手を組むことにした。
忽蘭(くらん)の王子・賀蘭箴は皇后と安平王・子澹の双方と手を組むことにした。その夜、忽耶奇(こつやき)が豫章王府に現れ、王妃に「あさっての巳の刻、南の鹿苑(ろくおん)」という伝言を伝えた。
朝議で王夙(おうしゅく)は江夏王に命じられ、正式な王氏の長と認められた。また宋懐恩は、粛毅(しゅくき)伯の称号と同時に70里の土地と屋敷をもらい、２人は正式に江南の治水にあたるよう命じられた。こうして王夙は水路の総監督と監察御史に、懐恩も副監督と監察御史を兼任すると決まった。
謝宛如（しゃ えんじょ）は密かに道士を呼び、夢占いを頼んだ。道士は確かに不吉だと伝えたが、解決法はないと言った。その時、宛如の脳裏にふと豫章王の姿が浮かび、蕭綦(しょうき)を排除しなくてはと思った。
蘇錦児(そきんじ)は風邪を引いて寝込んていた。王儇(ｵｳｹﾝ)が心配して栄養のある食事と練炭を届けるよう命じたが、錦児は薬をもらっても火鉢に捨ててしまった。実は錦児は２度と忽耶奇に会いたくなかったので、王儇と一緒に賀蘭箴に会いに行かなくて済むように風邪を長引かせようとしていたのだった。
劉(りゅう)執事は悩んだ末、忽耶奇の伝言を蕭綦に報告した。
中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – 登場人物-相関図-キャスト
