中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ-24話
中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。上陽賦 運命の王妃は、中国では68話で放送されましたが日本では全43話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -概要
上陽賦 運命の王妃 は、中国を代表する国際派女優チャン・ツィイーが、初めて連続ドラマに主演した事で話題になり、累計販売部数60万部、寐語者の⼈気⼩説「帝王業」を元に製作期間4年、総製作費170億円をかけて作られた超大型スペクタクル時代劇、国と民を救った英雄、王と王妃の伝説の物語です。チャン・ツィイーが演技力を絶賛したジョウ・イーウェイ。さらに主役級の実力派俳優、ユー・ホーウェイ、トニー・ヤン、ユアン・ホンといった豪華な面々が脇を固めています。監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞したホウ・ヨン。撮影監督には、「グランド・マスター」で数々の賞を受賞したフランスの著名監督フィリップ・ル・スール、さらに衣装デザイナーにアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンなど超一流のスタッフ陣が製作に携わっています。
監督:ホウ・ヨン
脚本：ルオ・ソン
原題：上阳赋
放送年：2021年（中国）
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ
古代中国、ある動乱の時代。皇帝の妹の長公主・馬瑾若(ばきんじゃく)と丞相、王藺（おう りん）の間に生まれ「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の名を授かった王儇（おうけん）は、美貌と知性に恵まれ、誰からも愛されて育ち、親しい人からは幼名で阿嫵（あぶ）と呼ばれていた。王儇は、幼いころから第３皇子、馬子澹（ばしたん）に心をよせていたが、政略結婚をさせられる。その相手は、一般の兵から将軍の地位まで上り詰め、戦の神と呼ばれる蕭綦（しょうき）だった。家族と愛、陰謀と裏切り、王朝に渦巻く権力闘争の中で、望まぬ婚姻であったが、二人はしだいにひかれあい強い絆で結ばれていく。そして、命を懸けて、共に国の困難を乗り越えて行く。
中国ドラマ-上陽賦 運命の王妃-あらすじ-24話
蕭綦が寝殿に入ると、王儇は霊堂の事を知り、浪費なら許さないが、兵や遺族のために使うお金なら自分も負担したいから、自分の持参金でお店を買って、その店の収入で彼らを助けられると言った。
蕭綦（しょうき）は、軍事費横領の罪で謝守正(しゃしゅせい)たちを捕らえた。共犯者を探し出したかったが、皇后・謝宛如(しゃえんじょ)の命で拷問をして吐かせることは出来なかった。すると、胡光烈(ここうれつ)が謝守正と一緒に兵糧米を管理していたのは宋懐恩(そうかいおん)だと告げた。
兵士に配給されていた兵糧米には、もみ殻や石まで混ざっており、カビも生えていた。蕭綦は謝守正が兵糧米を不正に転売したので、斬首にすべきだと上奏した。皇帝・馬子隆(ばしりゅう)は皇后の親族を皆殺しにするわけにもいかず、官職を剥奪し財産を没収、復職を認めないとする妥協案を出した。しかし蕭綦がそれに反対したので、皇帝は判断が出来なかった。
蕭綦は玉秀(ぎょくしゅう)との縁談を口実に懐恩から話を聞くことにした。蕭綦が謝守正がどんな男なのかと聞くと、懐恩はずるがしこい男だったと答た。懐恩は部屋に戻ると恨めしそうに謝守正から貰った宝箱を手放す事に決めた。
その頃、蕭綦の首を狙う賀蘭箴(がらんしん)のもとに謝氏から会いたいと連絡が来た。
徐女官は王氏の護衛・龐癸(ほうき)に、蕭綦が長きに渡り避妊薬を王妃に飲ませている事を教えた。それを、蘇錦児(そきんじ)が立ち聞きしていた。
月柳(げつりゅう)閣は１年前に皇都に潜入した賀蘭箴の間者が作った妓楼だった。妓楼には秘密の通路と部屋があり、密かに裏山へ出た賀蘭箴は馬車で謝氏との待ち合わせ場所に向かった。賀蘭箴を待っていた謝氏とは皇后・謝宛如だった。二人は、蕭綦の首を取る為に手を組むことにした。
その夜、忽蘭の使節団を歓迎する宴が開かれた。王儇（おうけん）も蕭綦と共に宮殿へ到着した。そこで、王儇は、美しく育った顧采薇(こさいび)に会った。王儇は、顧采薇の服が汚れている事に気が付き、自分の服に着替えさせた。王儇は、華やかに見える士族の娘も実際はただの駒で、この運命からは逃れられないが、立ち向かえば希望が見えることもあると言った。
宴席には王夙(おうしゅく)、王倩(おうせん)の姿もあった。また、豫章王夫妻の正面の席には賀蘭箴(がらんしん)がいた。
皇帝は、この宴席は忽蘭へ嫁ぐ公主を選ぶためでもあった事をつげ、あらかじめ決めていた顧采薇の名をあげようとした時、突然、賀蘭箴が「陛下にお願いがあります、王氏の女人を公主に封じて頂きたい。王氏の女人を嫁に迎えて大成と姻戚になった暁には軍を100里退け、この先は戦を起こしません。」と言った。皇帝・子隆は母の手前、返答に困ったが賀蘭箴の申し出を承諾した。
中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – 登場人物-相関図-キャスト
