韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-5話～6話
韓国ドラマ「七日の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは全20話です。
韓国ドラマ- 七日の王妃-概要
端敬(タンギョン)王后が王妃に就いたのは、朝鮮史上最も短いわずか７日間のみだった。燕山君(ヨンサングン)とヨクとの確執や宮廷内の陰謀などの史実を描きつつ、物語の核となるものはヨクとチェギョンの信頼関係で結ばれた愛の物語である。二人の恋のシーンは、思春期の恋の様に切ない。また、イ・ドンゴンが、初の時代劇に出演し、孤独と狂気を内に秘めた燕山君を演じている。イ・ドンゴンは、この作品で都会的なこれまでのキャラから、１８０度変化したと高い評価を受けた。
演出:イ・ジョンソプ
脚本：チェ・ジニョン
放送年：2017年（韓国）
最高視聴率：7.9％
韓国ドラマ- 七日の王妃-あらすじ
１５世紀末朝鮮王朝第１０代王・燕山君(ヨンサングン)の時代。燕山君の重臣スクンの娘チェギョン（後の端敬(タンギョン)王后）は、乳母と地方に住んでいた。男装して漢陽（ハニャン）に出たチェギョンは、街角でやんちゃな少年ヨク（晋城大君(チンソンテグン)、後の第11代王・中宗(チュンジョン)）と出会い、スリと勘違いして、ヨクを追いかけたが、見失ってしまった。燕山君は、先代王の遺書に、異母弟のヨクが成人したら王座を譲るようにと書いてある事を知って、ヨクを警戒するようになっていた。王座を守る為、ヨクに自分が信頼するスクンの娘と結婚させて、自分の掌中に置こうとしていた。家に戻ったチェギョンは、自分の婚姻相手がヨクだと知って驚いた。 ヨクもはじめは チェギョンとの婚姻に反発していたが、次第に二人の距離は近づいて行った。そんななか、ヨクは、友人のソノの父が濡れ衣を着せられた事で、燕山君にたてついてしまい、ヨクに激怒した燕山君は、 ヨクを罪人として王宮から追い出した。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-5話
死んだはずの晋城大君(チンソンテグン)は生きていた。そして５年後にソノと一緒に漢陽（ハニャン）に戻って来た。ソノが住んでいた東籍田（ドンジョクジョン）は王の狩猟場となっていた。それを見て、晋城大君は、兄上から王座を奪ってやると決心した。
燕山君(ヨンサングン)はいら立っていた。重臣たちは、また病気がぶり返したと陰口を言っていた。燕山君は、母、廃妃ユン氏の事を考えていた。母は、父に殺されたのだった。
チェギョンは、ハニャンの町で偶然燕山君に会った。燕山君は、はじめチェギョンだと解らず剣を抜いた。その後二人は一緒に食事をした。
その後、チェギョンは酒場の主人にお店を早く締めてもらい、台所を借りて、静かに廃妃ユン氏と晋城大君の法事の準備をした。もう誰もいないと思っていたが、隣の部屋に晋城大君が来ていた。晋城大君は、外に出た時、燕山君とチェギョンに気が付いた。隣の部屋で、燕山君とチェギョンが密かに廃妃ユン氏と晋城大君を弔っていた。チェギョンは、「聖君になってください。晋城大君が兄上の為に買ったものです。」と言って山椒魚の水差しを出した。
チェギョンは、晋城大君を見かけ驚いた。晋城大君は、人違いだと言って去ろうとしたが、チェギョンは彼に夕食を出した。食事を終えて晋城大君は去って行ったが、晋城大君が燕山君と同じように、お餅に入った黒豆を取り除いて食べていたことが解り、さっきの男はやはり晋城大君だったのだと確信した。すぐに追いかけたが晋城大君は隠れてしまった。そこにユン・ミョンヘが、「ナクチョン兄上。」と声をかけた。
慈順大妃(チャスンテビ)の元に副総官の姪であるユン・ミョンヘが来た。テビは晋城大君が生きている事を知っていた。
チェギョンは、ハニャンの事なら何でも分かると言われている質屋を訪ねた。チェギョンはお米と交換に晋城大君の情報を聞きに来たのだった。質屋の小さな窓の反対側には晋城大君がいた。晋城大君に会いたいと言うチェギョンに答える声は晋城大君の声にそっくりだった。チェギョンは扉を開けて晋城大君の前に現れた。
自分は晋城大君ではないと言い張る晋城大君にチェギョンが怒ると、晋城大君はいきなりチェギョンにキスをした。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-6話
チェギョンはいきなりキスをされ、思いっきり足を蹴って質屋を出て行った。
チェギョンはもう一度質屋に行ってみた。質屋の主人のナクチョンが晋城大君だと思い諦めきれずにいた。ナクチョンに言われて、チェギョンは男装をして妓生（キーセン）から綺麗になる方法を教えてもらいに行った。
チェギョンは、綺麗になってナクチョンを訪ねた。チェギョンはナクチョンを、ソノと友達になったところや、思い出の川に連れて行った。最後にナクチョンは、チェギョンを晋城大君の墓の前に連れて行った。そして、「俺の名前はナクチョンだ。女もいる。晋城大君を想うなら、死人を口実に他の男に近づくのはやめておけ。死人が可哀想だ。」とチェギョンを諦めさせるため、わざとひどい事を言った。チェギョンは、墓の前に座って泣いた。
ナクチョンが質屋に戻ると、ユン・ミョンへが彼を待っていた。ナクチョン/晋城大君は、「俺が地獄を見ている間に兄貴と親しくなって、腹が立った。」とチェギョンを傷つけたことを話した。ミュンヘは、そんな晋城大君にキスをした。その様子を上着を返しに来たチェギョンが見てしまい、逃げるようにその場を離れた
雨の中を泣きながら歩いているチェギョンを燕山君が見かけ、慰めた。チェギョンは、晋城大君にそっくりなナクチョンという男に会った事を話した。燕山君はナクチョンを探すよう命じた。
チェギョンは、晋城大君のお墓にまた行ってみた。その帰り、ナクチョンに偶然会った。ナクチョンに「まだ懲りないのか。」といわれ、昔のことを思い出し、ナクチョンが晋城大君だと確信して抱き着いた。その様子をミュンヘが見ていた。
