韓国ドラマ- 七日の王妃 -あらすじ-11話～12話
韓国ドラマ「七日の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは全20話です。
韓国ドラマ- 七日の王妃-概要
端敬(タンギョン)王后が王妃に就いたのは、朝鮮史上最も短いわずか７日間のみだった。燕山君(ヨンサングン)とヨクとの確執や宮廷内の陰謀などの史実を描きつつ、物語の核となるものはヨクとチェギョンの信頼関係で結ばれた愛の物語である。二人の恋のシーンは、思春期の恋の様に切ない。また、イ・ドンゴンが、初の時代劇に出演し、孤独と狂気を内に秘めた燕山君を演じている。イ・ドンゴンは、この作品で都会的なこれまでのキャラから、１８０度変化したと高い評価を受けた。
演出:イ・ジョンソプ
脚本：チェ・ジニョン
放送年：2017年（韓国）
最高視聴率：7.9％
韓国ドラマ- 七日の王妃-あらすじ
１５世紀末朝鮮王朝第１０代王・燕山君(ヨンサングン)の時代。燕山君の重臣スクンの娘チェギョン（後の端敬(タンギョン)王后）は、乳母と地方に住んでいた。男装して漢陽（ハニャン）に出たチェギョンは、街角でやんちゃな少年ヨク（晋城大君(チンソンテグン)、後の第11代王・中宗(チュンジョン)）と出会い、スリと勘違いして、ヨクを追いかけたが、見失ってしまった。燕山君は、先代王の遺書に、異母弟のヨクが成人したら王座を譲るようにと書いてある事を知って、ヨクを警戒するようになっていた。王座を守る為、ヨクに自分が信頼するスクンの娘と結婚させて、自分の掌中に置こうとしていた。家に戻ったチェギョンは、自分の婚姻相手がヨクだと知って驚いた。 ヨクもはじめは チェギョンとの婚姻に反発していたが、次第に二人の距離は近づいて行った。そんななか、ヨクは、友人のソノの父が濡れ衣を着せられた事で、燕山君にたてついてしまい、ヨクに激怒した燕山君は、 ヨクを罪人として王宮から追い出した。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-11話
燕山君(ヨンサングン)は、チェギョンを抱き寄せ、キスをしようとしたが思いとどまった。そして、間者となって、晋城大君(チンソンテグン) を見張るように言った。チェギョンは、燕山君の疑いを晴らせるならと思い、間者になる事を承諾した。
晋城大君は、二人の様子を見ていた。そして慈順大妃(チャスンテビ) に質屋が見つかってしまった事を話し、これまでの計画を変え、反乱を早めると告げた。慈順大妃は、まず、先王が残した遺言書を探す必要があると言った。
燕山君は、盗まれたものが帰って来たという連絡を受けた。それは、最近貧しい者達に米などを配っているウロンガクシの仕業だろうとの事だった。 サホンは、燕山君に晋城大君は、民の心をつかみ、大臣まで抱き込もうとしている。晋城大君が本格的に活動し始めたと話した。燕山君は、晋城大君のアジトの場所をサホンに尋ねた。
晋城大君が、アジトを移そうかと思っていた時に、質屋に燕山君がやって来た。燕山君がソッキ達に質問しているところに偶然パク・ウォンジョンと姪のミョンヘが来てしまった。燕山君は、ミュンヘが晋城大君の命を助けたことを知り、「ヨク（晋城大君）は、チェギョンに夢中だと思っていたが、女がいたとは、、おもしろくなりそうだ。」と言って帰って行った。そして、質屋を監視するように命じた。
燕山君は、晋城大君とチェギョンに新居を贈った。その家は、晋城大君を監視するために贈られたものだった。
ソノの父ソ・ノブは、晋城大君とチェギョンの婚姻の事を知り、質屋を訪ねてきた。ソ・ノブはソノに手紙を残し去って行ったが、その手紙をミィンヘが見つけソノには渡さずに持ち去った。手紙には、“先王の遺言書について話がある。路地にある炭焼き小屋に来るように”と巻いてあった。
ミョンヘ達は、ソ・ノブを探しに行った。それが罠だと知り、晋城大君が駆け付けると、そこにはサホンと燕山君がいた。二人はお互いに矢を放ち、燕山君は肩に矢が刺さり、晋城大君は、矢が腕をかすった。
チェギョンに燕山君からの贈り物が届いていた。その中には手紙と刀が入っていた。手紙には”そなたはヨクを疑うようになる。ヨクがそなたをだましているから。”と書いてあった。
結婚式に行こうとする晋城大君を、助けられたミョンヘが「殺されるから行かないで。」と止めた。
なかなか婚礼に姿を現さない晋城大君に、チェギョンは不安を感じていた。遅れて晋城大君と燕山君がやって来た。二人は矢の事に気が付いた。婚礼が始まった。チェギョンは、晋城大君の腕から血が流れているのに気づき、燕山君に言われた事を思い出し涙を流した。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-12話
晋城大君(チンソンテグン)とチェギョンの婚礼は無事終わった。婚礼の後、晋城大君はソノの父ソ・ノブが危ないと思いチェギョンを残して出かけて行った。
ソノは父親ノブと再会したが、サホンの部下が追ってきたため、再び手紙を残して立ち去った。
晋城大君が出かけた後、燕山君(ヨンサングン)が薬を持ってチェギョンを訪ねて来た。そして、質屋が怪しいと話した。晋城大君はソッキたちに新婚初夜だと言われ家に帰ってきた。新婚初夜に拘わらず、出て行って遅くに戻って来た晋城大君をチェギョンはなじった。でも、晋城大君の傷に気が付くと、優しく手当てをした。
ソノは父からの手紙を読んでいた。手紙には「おまえは、揺らぐことなく信じてお前の道を行け。立派で大切な我が息子よ。ありがとう。そしてすまない。」と書いてあった。そのころ、ソノの父は燕山君に捕まり、拷問を受けていた。なかなか口を割らないソ・ノブに、「最後に聞く。言わなければ息子を捕らえて殺してやる。」と言った。
息子の命を守るためにソ・ノブは、「先王の遺言は、ある女人の体に刻んであります。」と話した。その後、燕山君はソ・ノブを殺した。
チェギョンは酒を持って質屋を訪ねた。ソッキたちが酔いつぶれ、晋城大君が酒を買いに行っている間に、燕山君に言われた事、晋城大君が反乱を計画している事を確かめようと部屋を探した。でも、ふいに自分は何をしているのか？と疑う自分が嫌になりやめた。外に出ようとした時に、帰って来た晋城大君に抱きしめられた。チェギョンは家に帰って行った。
ミョンヘは質屋で、ソノの父親の遺体を見つけた。
晋城大君は、ソノの父親に「先王の遺言は女人の体に入れ墨で刻まれている。」と言われた事を思い出していた。沐浴をするチェギョンの背中に入れ墨があった。
チェギョンは晋城大君の部屋に行って、晋城大君を抱きしめた。そこにソッキがやって来て、ソノの父親が殺された事を告げた。晋城大君はチェギョンを残して質屋に向かった。チェギョンは朝まで待っていたが、晋城大君は帰ってこなかった。
チェギョンは、質屋に行った。誰もいない質屋の奥の部屋でチェギョンは、殺生簿（殺すか、生かすかを書いた名簿）を見つけた。そこには、父であるシン・スグンの名が赤く書かれていた。
