韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-3話～4話
韓国ドラマ「七日の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは全20話です。
韓国ドラマ- 七日の王妃-概要
端敬(タンギョン)王后が王妃に就いたのは、朝鮮史上最も短いわずか７日間のみだった。燕山君(ヨンサングン)とヨクとの確執や宮廷内の陰謀などの史実を描きつつ、物語の核となるものはヨクとチェギョンの信頼関係で結ばれた愛の物語である。二人の恋のシーンは、思春期の恋の様に切ない。また、イ・ドンゴンが、初の時代劇に出演し、孤独と狂気を内に秘めた燕山君を演じている。イ・ドンゴンは、この作品で都会的なこれまでのキャラから、１８０度変化したと高い評価を受けた。
演出:イ・ジョンソプ
脚本：チェ・ジニョン
放送年：2017年（韓国）
最高視聴率：7.9％
韓国ドラマ- 七日の王妃-あらすじ
１５世紀末朝鮮王朝第１０代王・燕山君(ヨンサングン)の時代。燕山君の重臣スクンの娘チェギョン（後の端敬(タンギョン)王后）は、乳母と地方に住んでいた。男装して漢陽（ハニャン）に出たチェギョンは、街角でやんちゃな少年ヨク（晋城大君(チンソンテグン)、後の第11代王・中宗(チュンジョン)）と出会い、スリと勘違いして、ヨクを追いかけたが、見失ってしまった。燕山君は、先代王の遺書に、異母弟のヨクが成人したら王座を譲るようにと書いてある事を知って、ヨクを警戒するようになっていた。王座を守る為、ヨクに自分が信頼するスクンの娘と結婚させて、自分の掌中に置こうとしていた。家に戻ったチェギョンは、自分の婚姻相手がヨクだと知って驚いた。 ヨクもはじめは チェギョンとの婚姻に反発していたが、次第に二人の距離は近づいて行った。そんななか、ヨクは、友人のソノの父が濡れ衣を着せられた事で、燕山君にたてついてしまい、ヨクに激怒した燕山君は、 ヨクを罪人として王宮から追い出した。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-3話
燕山君(ヨンサングン)は、干ばつを何とかしようと、祈雨祭をしていた。燕山君は、雨が降る事を心から祈っていた。
晋城大君(チンソンテグン)とチェギョンは、友達になった奴婢のソノの家から帰る途中で、何者かに後をつけられている事に気が付いた。実は、ソノの父マッケは、先王である成宗（ソンジョン）の残した遺言の内容を知る史官だったが、身の危険を感じて、貧しい村の東籍田（ドンジョクチョン）で隠れて生活していたのだ。しかし、イム・サホンがソノの父の存在に気づき、部下にマッケを監視させていた。その見張り役の男は、イム・サホンに、マッケに近づく王族がいたら理由や身分の上下に関係なく殺すように命じられていたので、晋城大君とチェギョンを追いかけたのだった。
晋城大君は、チェギョンの手を握り逃げた。二人がもうだめかと思った時に、突然雨が降ってきて、二人は追手に見つかることなく無事逃げる事が出来た。そして、その雨に燕山君や大臣たち、もちろん民も大喜びだった。
燕山君は、シン・スグンに誰も信じられないから、信じられるスグンの娘との婚姻で晋城大君を託したいと話した。そこにイム・サホンが入れ替わりにやって来て、晋城大君がマッケに接触したようだと告げた。
晋城大君は、チェギョンとの結婚を断るつもりだったが、明るく前向きなチェギョンの事が次第に好きになっていた。そして、チェギョンに政略結婚ではなく、チェギョンが好きだから結婚したいと告げた。チェギョンは、約束の証として自分がはめていた指輪を晋城大君に渡した。そのお返しに晋城大君がキスをしようとした時に、ソノが助けを求めてやって来た。
ソノの父は燕山君の命令で義禁府（ウィグムブ）に捕らわれていた。燕山君が、マッケと晋城大君の関係を調べるために拷問にかけた。
チェギョンの家には王妃が来ていた。チェギョンは父に預かっていた手紙を渡した。その手紙には、チェギョンが王室の者と縁を結ぶと朝廷と王室に血の嵐を招くと言う予言を忘れないでください。と書かれていた。スグンはそれを読んで、王妃に婚姻を止める様に頼んだ。
晋城大君は、ソノの父マッケを助けようとしたが燕山君は激怒し、マッケは打ち首にされることになった。マッケを助けたい晋城大君の気持ちを利用しようと、イム・サホンと共謀してチャン・ノクスは、わざと晋城大君の前に信牌（王命の証明書）を落とした。晋城大君はその信牌を使い、義禁府に行き、マッケを助けた。
晋城大君は、追われる事になり、ソノとソノの父マッケはチェギョンが南道（ナムドン）の親戚の兄の所に連れて行った。晋城大君は捕まり、燕山君の前に連れていかれた。
燕山君が、マッケを助けた理由を聞くと、晋城大君は「王座の為です。」と答えた。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-4話
晋城大君(チンソンテグン)は、ソノの父マッケを逃した罪で投獄された。母親の慈順大妃(チャスンテビ)が牢獄に来て、「なぜ、でしゃばったことをしたのだ？」と聞くと、晋城大君は、「この事から逃げたら一生友達の顔を見られない。責任を取りたいと思った。」と答えた。
周囲からは、晋城大君を許して欲しいという声があがり、燕山君（ヨンサングン）はそのことに腹を立てていた。これは、チャン・ノクスとイム・サホンが仕組んだことだった。イム・サホンは、シン・スグンも一緒に葬りたいとノクスに伝えた。
チェギョンは、晋城大君が心配になり王宮に行った。王宮で、燕山君と出会い、ユンが王様だという事を知った。チェギョンは燕山君との約束を思い出し、晋城大君と二人で罰を受けさせてほしいと言った。燕山君は「可哀想な奴だ。」と言って一枚の文をチェギョンに見せた。それは、晋城大君がすべての責任はチェギョンにあると書いた文だった。
燕山君から、チェギョンに責任があるとなると、彼女だけではなく家族全員の首を差し出さなければならなくなると聞かされた。チェギョンは、晋城大君と共に大臣たちの集まる中、燕山君の前に出され、サホンに全ての事はチェギョンが行った事なのか問われ、チェギョンは泣きながら、「何も知りません。」と答えた。晋城大君は、「自分一人でやったことです。」と言って涙を流した。慈順大妃は、チェギョンに「1人で助かるつもりか。今日の事は忘れないからな。」と言った。
晋城大君は、地位を奪われ、ハムギル道への流刑となった。
チェギョンは、晋城大君に会いに行った。晋城大君は、「俺は死なない。必ず戻る。」と言って、部屋の机の引き出しにある山椒魚の形をした水さしがその証だとチェギョンに贈った。
晋城大君は、イム・サホンが送った刺客に命を狙われた。晋城大君は、慈順大妃の先王は自分を王にするように遺言を残していたという話を思い出した。だから、その刺客は燕山君の命によるものだと思った。晋城大君は、抵抗もむなしく刺されてしまった。
翌日、晋城大君の遺体が王宮に届いた。慈順大妃は、息子の変わり果てた姿に泣き崩れた。燕山君は先王、成宗（ソンジョン）の遺書を探しにソノの家に向かった。
5年後、嵐に巻き込まれた船に晋城大君の姿があった。
