韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-15話～16話
韓国ドラマ「七日の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。七日の王妃は全20話です。
韓国ドラマ- 七日の王妃-概要
端敬(タンギョン)王后が王妃に就いたのは、朝鮮史上最も短いわずか７日間のみだった。燕山君(ヨンサングン)とヨクとの確執や宮廷内の陰謀などの史実を描きつつ、物語の核となるものはヨクとチェギョンの信頼関係で結ばれた愛の物語である。二人の恋のシーンは、思春期の恋の様に切ない。また、イ・ドンゴンが、初の時代劇に出演し、孤独と狂気を内に秘めた燕山君を演じている。イ・ドンゴンは、この作品で都会的なこれまでのキャラから、１８０度変化したと高い評価を受けた。
演出:イ・ジョンソプ
脚本：チェ・ジニョン
放送年：2017年（韓国）
最高視聴率：7.9％
韓国ドラマ- 七日の王妃-あらすじ
１５世紀末朝鮮王朝第１０代王・燕山君(ヨンサングン)の時代。燕山君の重臣スクンの娘チェギョン（後の端敬(タンギョン)王后）は、乳母と地方に住んでいた。男装して漢陽（ハニャン）に出たチェギョンは、街角でやんちゃな少年ヨク（晋城大君(チンソンテグン)、後の第11代王・中宗(チュンジョン)）と出会い、スリと勘違いして、ヨクを追いかけたが、見失ってしまった。燕山君は、先代王の遺書に、異母弟のヨクが成人したら王座を譲るようにと書いてある事を知って、ヨクを警戒するようになっていた。王座を守る為、ヨクに自分が信頼するスクンの娘と結婚させて、自分の掌中に置こうとしていた。家に戻ったチェギョンは、自分の婚姻相手がヨクだと知って驚いた。 ヨクもはじめは チェギョンとの婚姻に反発していたが、次第に二人の距離は近づいて行った。そんななか、ヨクは、友人のソノの父が濡れ衣を着せられた事で、燕山君にたてついてしまい、ヨクに激怒した燕山君は、 ヨクを罪人として王宮から追い出した。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-15話
晋城大君(チンソンテグン)は、チェギョンを連れて出て行き、その後チェギョンを抱きしめた。燕山君(ヨンサングン)は、晋城大君が残していった先王の遺言書に目を通して、自分の部屋に帰って行った。
晋城大君は、慈順大妃（チャスンテビ）に「王にならねばならない理由が見つからないので、守るべき人を守るだけで満足です。」と告げた。
晋城大君とチェギョンは王宮から出ると、家には戻らず二人が大人になってから初めて出会った酒幕（チュマク）に泊まることにした。そこで、二人は監視されることなく初めて二人だけの時間を過ごすことができた。
燕山君は、夜中に酒をのみ、先王の幻影を見て剣を振り回し、側にいた人物を殺めてしまった。
チェギョンは家に戻り、監視をしている者達を帰らせた。そこに、ミョンヘが現れた。
晋城大君は、ソッキ達の所に行って勝手に遺言状を燕山君に渡し、王座を譲ったことを謝った。そして「もう一度兄を信じたくなった。」と言った。ソノは、「気持ちは理解します。でも、王は家族を殺した殺人者で民を苦しめた無能な君主に過ぎません。私はウロンガクシを続けます。」と伝えた。
ミョンヘは、燕山君とスグンの仲にくさびを打ち込む計画を進めることにした。そしてスグンがウロンガクシの存在を把握しながらも、燕山君に報告していない事を燕山君の耳に入るように仕向けた。
燕山君は、スグンに剣を突き付け、「反逆心がないことを証明しろ。ウロンガクシを捕らえて晋城大君が首長だと証明しろ。」と言った。スグンは「晋城大君を行かせてください。」と言ったが、燕山君は「ウロンガクシを捕らえるのだ。」と聞かなかった。
チェギョンは燕山君に、晋城大君は慈順大妃に呼ばれ、お互い宮殿に向かっていた。そのころ、スグンは、ウロンガクシを捕らえる為に質屋に官軍を向かわせていた。
燕山君は、チェギョンにハニャンから離れて暮らすことを許すが、その代償に、スグンにウロンガクシを討伐するように命を出した事を告げた。そして「もしスグンが、今日手ぶらで戻ってきたらスグンと家族を謀反に準ずる罪で罰する。そうなれば、そなたはここを離れられぬ。」と言った。
晋城大君はミョンンヘの態度から、仲間になにかあると感じて質屋に戻って行った。質屋には既に官軍がいて、晋城大君はソノ達を逃がしたが、後ろにスグンがいた。スグンは、「二度とここに来てはなりません。なるべく早くチェギョンと逃げてください。私が最後にチェギョンの父であり、大君の義父として最後に下す決定になるでしょう。」と言い、晋城大君を逃がした。
サホンは、スグンを捕らえて燕山君の前に連れて行った。燕山君は、「本当にそなたは余を裏切ったのか？ならば、約束通りそなたの命をもらおう。もちろん、チェギョンが先に死なねばな。」と言った。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-16話
スグンは、「チェギョンは何の関係もありません。」と言った。そして、確かに自分はウロンガクシの調査を行っていたし本拠地も知った。だが、本拠地らしき場所は複数あり、正確な事を調べるために報告が遅くなっただけだと告げた。
晋城大君(チンソンテグン)はウォンジョンの所に行き、すぐにウロンガクシの仲間が無事、元の生活に戻れるように、1人の犠牲者も出さない為にすぐに解散させるように命じた。
スグンは、チェギョンに将来、父と娘の縁を切ることになっても晋城大君に従い、彼の妻として生きるように。そして、とにかく、急いでハニャンを離れ、何があっても帰ってこないようにと言った。チェギョンは泣いた。
翌日、晋城大君とチェギョンは、急いで旅立った。酒幕で休もうとした時に、晋城大君は、ウロンガクシのリーダーが出てこなければ、ウロンガクシを毎日一人ずつ打ち首にするというお触れを見てしまった。チェギョンにそのことを話そうとしたが、チェギョンは聞きたくないと突っぱねた。晋城大君は、仲間達にもらった結婚祝いや手紙を見て泣いた。
ソノは、貧しい人々が犠牲になることを目にして、自分の手で王を殺そうと自分がウロンガクシのリーダーだと名乗りでた。燕山君(ヨンサングン)は、ウロンガクシは晋城大君が謀反を起こすために作った組織だと証言するようにソノを説得したが、ソノは燕山君に襲い掛かり、処刑されることになった。
晋城大君とチェギョンはお互い悩み、結局二人はハニャンに向かう事にした。二人がソノの処刑場に着いたとき、ソノの処刑が行われていた。
晋城大君は激怒して、燕山君の所に行き、兵士から剣を奪った。燕山君は、晋城大君が持つ剣をわざと自分の方に引き寄せて、自らを刺した。
