韓国ドラマ- 七日の王妃 -あらすじ-13話～14話
韓国ドラマ「七日の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。七日の王妃 は全20話です。
韓国ドラマ- 七日の王妃 -概要
七日の王妃の端敬(タンギョン)王后が王妃に就いたのは、朝鮮史上最も短いわずか７日間のみだった。燕山君(ヨンサングン)とヨク・晋城大君(チンソンテグン)との確執や宮廷内の陰謀などの史実を描きつつ、物語の核となるものはヨクとチェギョンの信頼関係で結ばれた愛の物語である。二人の恋のシーンは、思春期の恋の様に切ない。また、イ・ドンゴンが、初の時代劇に出演し、孤独と狂気を内に秘めた燕山君を演じている。イ・ドンゴンは、この作品で都会的なこれまでのキャラから、１８０度変化したと高い評価を受けた。
演出:イ・ジョンソプ
脚本：チェ・ジニョン
放送年：2017年（韓国）
最高視聴率：7.9％
韓国ドラマ- 七日の王妃-あらすじ
１５世紀末朝鮮王朝第１０代王・燕山君(ヨンサングン)の時代。燕山君の重臣スクンの娘チェギョン（後の端敬(タンギョン)王后）は、乳母と地方に住んでいた。男装して漢陽（ハニャン）に出たチェギョンは、街角でやんちゃな少年ヨク・晋城大君(チンソンテグン)、後の第11代王・中宗(チュンジョン)）と出会い、スリと勘違いして、ヨクを追いかけたが、見失ってしまった。燕山君は、先代王の遺書に、異母弟のヨクが成人したら王座を譲るようにと書いてある事を知って、ヨクを警戒するようになっていた。王座を守る為、ヨクに自分が信頼するスクンの娘と結婚させて、自分の掌中に置こうとしていた。家に戻ったチェギョンは、自分の婚姻相手がヨクだと知って驚いた。 ヨクもはじめは チェギョンとの婚姻に反発していたが、次第に二人の距離は近づいて行った。そんななか、ヨクは、友人のソノの父が濡れ衣を着せられた事で、燕山君にたてついてしまい、ヨクに激怒した燕山君は、 ヨクを罪人として王宮から追い出した。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-13話
チェギョンは、晋城大君(チンソンテグン)のアジトの質屋で、生死簿（サルセンブ/誰が生きて死ぬかの名簿）を見つけた。そこには、父、シン・スグンの名前が赤く書かれていた。だが、良く見ると「シン・スグン。婚姻で抱き込める。」と書いてあり、チェギョンとの結婚で死を免れたことが解った。
チェギョンは、晋城大君が謀反を企てている事にショックを受けた。そこに、晋城大君達が帰って来た。チェギョンは急いで身を隠したが、晋城大君は、チェギョンに気づいた。
チェギョンは、燕山君(ヨンサングン)が晋城大君の謀反を知ったうえで、チェギョンに晋城大君を殺させるために婚姻をさせ、間者になるように命じたことを知った。チェギョンは王宮に行き、燕山君が気に入らない大臣を切り殺す様子を見てしまった。チェギョンは、その場を離れ、「自分はなんて愚かで浅はかだったんだろう。」と思い詰めながら町を歩いていた。そこに晋城大君がチェギョンを探しに来たが、チェギョンは倒れてしまった。倒れたチェギョンを、晋城大君は優しく看病した。
ミョンヘは慈順大妃(チャスンテビ)の所に行き、先王の遺言は女人の体に入れ墨で刻まれていると書かれた手紙を手渡した。二人の話を女官が聞いて、すぐにノクスに伝えた。
燕山君は、部下にチェギョンが取り乱して質屋を出て行ったという報告を受け、約束した場所でチェギョンを待っていた。しかし、いくら待ってもチェギョンは来ず、とうとう朝になってしまった。
チェギョンは、燕山君を訪ねた。そして自分が晋城大君を殺したのだという燕山君に「今からでも和解をしてください。」と直訴した。燕山君は「余はヨクとの和解よりもそなたとヨクが憎しみ恨み別れる方が大事になった。」と答えた。そこで、チェギョンは、「以前、願い事をかなえてくれると約束してくれました。大君様と都を離れて生きる事をお許しください。私たちは都からなるべく遠く離れた場所で平凡に暮らします。これが殿下の疑いを晴らし、皆が楽になれる唯一の方法だと思います。」と言った。
燕山君は、「先王が残した晋城大君が成人したら王位を譲れと書いた遺書は、女人の体に刻まれている。それを探しているのだ。」と言ってチェギョンに剣を向け「質屋で何を見た？」と訊ねた。チェギョンは、「何も見ていません。」と答えた。そこに、晋城大君が入ってきて「私が、答えます。」と言って剣を握った。チェギョンが晋城大君をかばった時に腕を切られてしまった。燕山君は驚いてチェギョンに近づこうとしたが、晋城大君は、「おやめください。私の妻です。」と言って、燕山君を跳ねのけ チェギョンを抱きかかえて出て行った。
チェギョンは、燕山君が話していた女人の体に刻まれた先王の遺言と思われる、自分の背中に入れられた文字を確認した。慈順大妃（チャスンテビ）もチェギョンの体に文字があることに気づいた。そして、ミョンヘをチェギョンのもとで働かせることにした。だが、チェギョンは、ミョンヘが晋城大君にキスをしていたことを思い出した。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-14話
チェギョンは、ミョンヘを晋城大君(チンソンテグン)に紹介した。ミョンヘは自分の名前はチョンアだと告げた。
晋城大君のアジトの質屋の近くに、同じような質屋ができた。その質屋ではお米と交換にウロンガクシに関する情報を買っていた。シン・スグンが、その質屋を運営していた。
チェギョンが風呂に入るのをミョンヘは何とかして見ようとしていた。背中の文字を確かめるためだった。その様子を晋城大君が見て、ミョンヘに夜が明けたら出て行くようにと言った。ミョンヘはチェギョンの体に遺言が彫られていると教えたが、晋城大君はソノの父親から聞いて、既に知っていた。二人の会話をチェギョンが聞いていた。
チェギョンは、晋城大君と部屋に入り、チェギョンは服を脱ぎ背中を見せた。チェギョンの背中は焼かれていた。チェギョンは乳母に頼んで背中の入れ墨を焼いてもらったのだった。晋城大君は、すまないと泣いて謝った。そして、「そなたの言う通り、田舎で暮らそう。」と言った。チェギョンは、「あなたの事が信じられなくなっている。いっそのこと遺言書をよこせと言ってください。」と言った。
質屋にスグンがやって来て、ウロンガクシを解散させるように晋城大君に頼んだが、晋城大君は断った。スグンが質屋を出るときにソッキ達が剣を向け、殺そうとしたが、晋城大君が止めた。
チェギョンは、寝ている所を襲われ、籠に乗せられ連れ去られた。イム・サホンは、チェギョンの体に先王の遺言が刻まれているかどうかを確認させるためにチェギョンを燕山君の前に連れて行った。燕山君は、服を脱がせるようにノクスに命じたが、チェギョンは抵抗した。でも、無駄な事が解ったので、自ら服を脱ぐことにした。
その時、晋城大君が現れ、「私は兄上とは違う。愛する人を悲しませてまで王になりたくはない。」と言った。燕山君は晋城大君に剣を向けた。すると、晋城大君は先王の遺言書を差し出し、読んだ。「晋城大君が成人した日、イ・ユンは王位を晋城大君に譲位し上王として弟を補佐せよ。」燕山君は荒れ狂った。
燕山君は、「晋城大君イ・ヨクは先王である父上の遺志に従い王位を継承する。そして、今、その王位を再び兄上に譲位する。これが私の答えです。」と言いチェギョンを連れて出て行こうとした。燕山君は、晋城大君の首に剣を当て「認めぬと言ったら？」と聞いた。すると、晋城大君は「殺してください。でも兄上の欲しいものは手に入りません。私は死んでもチェギョンと一緒ですから。」と答えた。
