韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-17話～18話
韓国ドラマ「七日の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは全20話です。
韓国ドラマ- 七日の王妃-概要
端敬(タンギョン)王后が王妃に就いたのは、朝鮮史上最も短いわずか７日間のみだった。燕山君(ヨンサングン)とヨクとの確執や宮廷内の陰謀などの史実を描きつつ、物語の核となるものはヨクとチェギョンの信頼関係で結ばれた愛の物語である。二人の恋のシーンは、思春期の恋の様に切ない。また、イ・ドンゴンが、初の時代劇に出演し、孤独と狂気を内に秘めた燕山君を演じている。イ・ドンゴンは、この作品で都会的なこれまでのキャラから、１８０度変化したと高い評価を受けた。
演出:イ・ジョンソプ
脚本：チェ・ジニョン
放送年：2017年（韓国）
最高視聴率：7.9％
韓国ドラマ- 七日の王妃-あらすじ
１５世紀末朝鮮王朝第１０代王・燕山君(ヨンサングン)の時代。燕山君の重臣スクンの娘チェギョン（後の端敬(タンギョン)王后）は、乳母と地方に住んでいた。男装して漢陽（ハニャン）に出たチェギョンは、街角でやんちゃな少年ヨク（晋城大君(チンソンテグン)、後の第11代王・中宗(チュンジョン)）と出会い、スリと勘違いして、ヨクを追いかけたが、見失ってしまった。燕山君は、先代王の遺書に、異母弟のヨクが成人したら王座を譲るようにと書いてある事を知って、ヨクを警戒するようになっていた。王座を守る為、ヨクに自分が信頼するスクンの娘と結婚させて、自分の掌中に置こうとしていた。家に戻ったチェギョンは、自分の婚姻相手がヨクだと知って驚いた。 ヨクもはじめは チェギョンとの婚姻に反発していたが、次第に二人の距離は近づいて行った。そんななか、ヨクは、友人のソノの父が濡れ衣を着せられた事で、燕山君にたてついてしまい、ヨクに激怒した燕山君は、 ヨクを罪人として王宮から追い出した。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-17話
チェギョンは、父スグンにあった後すぐに宮殿に駆け付けた。そして、そこで晋城大君(チンソンテグン)が王を殺そうとした逆賊として捕まっているのを見た。そこにサホンがいて、チェギョンも逆賊の妻として捕らえられた。
スグンは、怪我をした燕山君(ヨンサングン)を心配して駆け付けた。そして、すべては燕山君が晋城大君を殺すための罠だった事を知った。
燕山君は、牢にいる晋城大君を訪ね、夜明けと同時に処刑台に送ると言いその場を去った。そして、次にチェギョンを訪ねた。チェギョンは、ずっと燕山君のそばにいるから、晋城大君の命だけは助けて欲しいと頼んだ。必死に命乞いするチェギョンに燕山君は、晋城大君の靭帯を破損させ歩けなくする断筋刑にすると告げた。
翌日、チェギョンの見守る中、晋城大君の刑が行われた。ウォンジョンが、刑の執行人を買収していて、晋城大君の筋は切らないようにしていた。晋城大君は家に戻され、廃庶人にされ王族とは今後一切会えなくなった。そして、チェギョンは晋城大君の反逆心がないと証明されるまで別宮に監禁されることになった。
この頃から、燕山君は狂い始めた。過去、燕山君の実母が廃妃になった事件に関わった人物を残酷に処刑し、宮殿の内外は血の海と化した。
晋城大君はソノの墓を訪ね、「燕山君にはもう望みがない。必ずこの手で燕山君を追放してお前の恨みを晴らす。」と誓った。
燕山君は王宮に監禁されているチェギョンに頻繁に会いに行ったが、チェギョンは、「用がないなら来ないでください。」と伝えた。
晋城大君は、王になることを決心しウロンガクシを動かし秘密裡に１千人を超える反乱軍を集めていた。晋城大君の計画を知ったジュンウォンは、スグンに燕山君か、晋城大君かを選ばなければいけないと告げた。
晋城大君とソッキたちは王への進上物の警備に変装して宮殿の中に入った。そして、チェギョンを迎えに行った。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-18話
王宮に忍び込んだ晋城大君(チンソンテグン)は、チェギョンのもとへ向かい、チェギョンは晋城大君を抱きしめた。
晋城大君は、スグンが「主君の為に戦い死ぬのが臣下の運命です。」と言って、あくまでも燕山君(ヨンサングン)に付くと言った事を思い出していた。
チェギョンは晋城大君から両親と一緒に隠れろと言われ、家屋土地の書類を渡された。チェギョンは逃げ出すように身の回りの物を用意しようとした時に、燕山君が訪ねて来た。チェギョンは燕山君を留めておくために、ソン内官に家屋土地の書類を渡して、両親を頼みますと言った。
チェギョンは、燕山君と一緒に月を見ていた。これで、燕山君の時代も終わるのだと思いチェギョンは涙を流した。燕山君が、チェギョンの様子が普段と違うことに気づいた時、兵士が反乱軍が城門を壊し進撃をしてきたと伝えにきた。燕山君は、一緒に死にましょうというチェギョンを殺そうとしたが、思いとどまって慈順大妃(チャスンテビ)の所に連れて行き、逆徒が押し入ったら殺せと兵士に命じた。
晋城大君とウロンガクシ（反乱軍）の反乱は、計画通りに進み、晋城大君は燕山君の前に姿を表した。そして、互いに剣を向け、二人の最後の対決が始まった。どちらも一歩も譲らない激しい命を懸けた戦いになった。晋城大君が燕山君の剣を奪って殺そうとした時、チェギョンが来てそれを止めた。燕山君は反乱軍に捕らえられた。
燕山君は、晋城大君に「そなたが王になって余が王になって味わった苦痛をあじわうがよい。」と言い兵に連れて行かれた。
ウォンジョンはサホンを逃がしたが、サホンは部下に殺された。ノクスは、燕山君に自分を殺すように頼んだ。燕山君はノクスを殺した後号泣した。
翌日、晋城大君が王に即位し11代王・中宗(チュンジョン)となった。燕山君と、世子を含めた王子たちは流刑となった。
チェギョンは中殿となった。両親が安全な場所にいると思っていたチェギョンに、ソン内官がスグンたちが亡くなった事を告げた。スグンは、ウォンジョンの部下に殺されていた。チェギョンは、死んでいるスグンの手の中からウロンガクシの象徴の貝殻を見つけ、チェギョンは気を失った。
意識が戻ったチェギョンは何かを決心した様子で、中宗（晋城大君）のもとに向かった。中宗（晋城大君）は、チェギョンを抱きしめた。チェギョンは燕山君にもらった剣を中宗（晋城大君）に向けた。中宗（晋城大君）は、刺すことをためらうチェギョンの剣を自らの心臓の方に持っていった。
