韓国ドラマ- 七日の王妃 -あらすじ-9話～10話
韓国ドラマ「 七日の王妃 」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは全20話です。
韓国ドラマ- 七日の王妃 -概要
七日の王妃 の端敬(タンギョン)王后が王妃に就いたのは、朝鮮史上最も短いわずか７日間のみだった。燕山君(ヨンサングン)とヨクとの確執や宮廷内の陰謀などの史実を描きつつ、物語の核となるものはヨクとチェギョンの信頼関係で結ばれた愛の物語である。二人の恋のシーンは、思春期の恋の様に切ない。また、イ・ドンゴンが、初の時代劇に出演し、孤独と狂気を内に秘めた燕山君を演じている。イ・ドンゴンは、この作品で都会的なこれまでのキャラから、１８０度変化したと高い評価を受けた。
演出:イ・ジョンソプ
脚本：チェ・ジニョン
放送年：2017年（韓国）
最高視聴率：7.9％
韓国ドラマ- 七日の王妃 -あらすじ
１５世紀末朝鮮王朝第１０代王・燕山君(ヨンサングン)の時代。燕山君の重臣スクンの娘チェギョン（後の端敬(タンギョン)王后）は、乳母と地方に住んでいた。男装して漢陽（ハニャン）に出たチェギョンは、街角でやんちゃな少年ヨク（晋城大君(チンソンテグン)、後の第11代王・中宗(チュンジョン)）と出会い、スリと勘違いして、ヨクを追いかけたが、見失ってしまった。燕山君は、先代王の遺書に、異母弟のヨクが成人したら王座を譲るようにと書いてある事を知って、ヨクを警戒するようになっていた。王座を守る為、ヨクに自分が信頼するスクンの娘と結婚させて、自分の掌中に置こうとしていた。家に戻ったチェギョンは、自分の婚姻相手がヨクだと知って驚いた。 ヨクもはじめは チェギョンとの婚姻に反発していたが、次第に二人の距離は近づいて行った。そんななか、ヨクは、友人のソノの父が濡れ衣を着せられた事で、燕山君にたてついてしまい、ヨクに激怒した燕山君は、 ヨクを罪人として王宮から追い出した。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-9話
死んだと思われていた晋城大君(チンソンテグン)が生きて王宮に帰ってきた。燕山君(ヨンサングン)は、本心は隠して晋城大君を抱きしめた。そして、チェギョンは内医院に運ばれた。
晋城大君は、自分とチェギョンの悔しさを晴らしてくださいと言って、大臣の中に貢ぎ物をくすねていたものがいるという証拠の巻物を広げた。燕山君は、晋城大君とチェギョンの無罪を世間に広く知らしめるようにと命令した。サホンは、燕山君に切りつけられても、足元にしがみつき許しを請うた。
晋城大君は、母の慈順大妃（チャスンテビ）に、チェギョンと結婚してスグンを味方につけると話した。慈順大妃は一番いいのは先王の遺書を見つけることだと言い、ミョンヘがソノの父親の行方を捜しましょうと言った時、扉の外に燕山君がいる事に気が付いて話を止めた。燕山君は、晋城大君の身分を復権させるという詔を告げ、慈順大妃は喜んだ。
父シン・スグンと母は、チェギョンに、チェギョンが王室と関わりを持つと血の嵐が吹くと書かれた預言書を見せた。そして、チェギョンをハニャンから遠く離れた場所で育てたのはその予言書の為だと話し、自分の力で悪運から逃げなさいと言った。
晋城大君は、燕山君にシン・チェギョンの事が好きで、一緒に居たいからくださいと告げた。燕山君は、なぜか機嫌を悪くして出て行った。
晋城大君が、チェギョンに会いに行ったが、チェギョンは、晋城大君に起きた事は全て自分がもたらしたものだと感じ、晋城大君とは、もう会わない決心をした。
晋城大君が質屋に行くと、そこには晋城大君に誓いを立てた者達が集まっていた。
チャン・ノクスは燕山君にチェギョンを利用することを提案したが、燕山君はそれを拒んだ。
チェギョンは、晋城大君の傷を見て、良く帰ってきてくれましたと言って泣いて抱きしめた。そして、もう会う事は辞めましょうと言った。そんなチェギョンを晋城大君はしっかりと抱きしめた。その様子を、燕山君が嫉妬に燃える目で見ていた。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-10話
晋城大君(チンソンテグン)がチェギョンを抱きしめている所を見た燕山君(ヨンサングン)は、チェギョンの家に入り、「2人はお似合いだ。婚姻せよ。王命だ」と告げて出て行った。スグンとチェギョンの母は、予言の話をしていた。それを晋城大君が聞いてしまい、チェギョンが自分を避け始めた理由を知った。
燕山君は、王宮に戻り、チェギョンに恋していたことに気が付いた。そして二人の婚姻を許した事を後悔し、怒り狂った後「この世で最も地獄の様な婚姻をさせてやる。」と言った。そして次の日、慈順大妃（チャスンテビ）とスグンに正式に晋城大君とチェギョンの婚姻の話を告げた。
燕山君は、スグンに「もし、晋城大君が謀反を起こしたら、そなたはどうするつもりだ？」と聞いた。スグンは、「私は当然、王を助け、守ります。私は晋城大君の舅である前に王の臣下であり、朝廷の官史です。謀反を企てる者は命懸けで止めます。」と答えた。燕山君は、「その言葉を忘れるな。もし裏切ったら、そなたとそなたの妻や娘、親族全てを殺すからな。」と言った。
晋城大君は、チェギョンに会って、予言の事で別れようとしているチェギョンに、自分が生きて帰れたのはチェギョンがいたからで、チェギョンが自分の運命なのだと気持ちを伝た。チェギョンは、晋城大君を受け入れ共に運命を乗り越える決心をした。晋城大君は、指輪を返してもらって、約束の証として指にはめた。
サホンの秘密の倉庫を見つけ、宝物を取り戻した晋城大君の後をサホンの部下がつけていた。そして、サホンがが質屋にやって来た。ソノは、サホンが連れている部下を見て、家に来た男だと思い出した。サホンに質屋の正体がバレそうになったところをチェギョンがやって来てうまくごまかした。
チェギョンは、宮殿に行って、燕山君に会い、「晋城大君の疑いは晴れるのでしょうか？」と聞いた。燕山君は「女の分際で王を屈辱するのか？」と怒り、チェギョンは謝った。燕山君は、晋城大君を守ろうとするチェギョンの姿に、嫉妬して、「なぜヨクの話ばかりする？余は王だ。朝鮮の頂点にいる。手に入れられぬものがあってはならぬ。ゆえにそなたも手に入れる。」と言い、チェギョンを抱きしめキスをしようとした。その二人の様子を晋城大君が見ていた。
