韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-19話～20話(最終回）
韓国ドラマ「七日の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは全20話です。
韓国ドラマ- 七日の王妃-概要
端敬(タンギョン)王后が王妃に就いたのは、朝鮮史上最も短いわずか７日間のみだった。燕山君(ヨンサングン)とヨクとの確執や宮廷内の陰謀などの史実を描きつつ、物語の核となるものはヨクとチェギョンの信頼関係で結ばれた愛の物語である。二人の恋のシーンは、思春期の恋の様に切ない。また、イ・ドンゴンが、初の時代劇に出演し、孤独と狂気を内に秘めた燕山君を演じている。イ・ドンゴンは、この作品で都会的なこれまでのキャラから、１８０度変化したと高い評価を受けた。
演出:イ・ジョンソプ
脚本：チェ・ジニョン
放送年：2017年（韓国）
最高視聴率：7.9％
韓国ドラマ- 七日の王妃-あらすじ
１５世紀末朝鮮王朝第１０代王・燕山君(ヨンサングン)の時代。燕山君の重臣スクンの娘チェギョン（後の端敬(タンギョン)王后）は、乳母と地方に住んでいた。男装して漢陽（ハニャン）に出たチェギョンは、街角でやんちゃな少年ヨク（晋城大君(チンソンテグン)、後の第11代王・中宗(チュンジョン)）と出会い、スリと勘違いして、ヨクを追いかけたが、見失ってしまった。燕山君は、先代王の遺書に、異母弟のヨクが成人したら王座を譲るようにと書いてある事を知って、ヨクを警戒するようになっていた。王座を守る為、ヨクに自分が信頼するスクンの娘と結婚させて、自分の掌中に置こうとしていた。家に戻ったチェギョンは、自分の婚姻相手がヨクだと知って驚いた。 ヨクもはじめは チェギョンとの婚姻に反発していたが、次第に二人の距離は近づいて行った。そんななか、ヨクは、友人のソノの父が濡れ衣を着せられた事で、燕山君にたてついてしまい、ヨクに激怒した燕山君は、 ヨクを罪人として王宮から追い出した。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-19話
チェギョンは、中宗(チュンジョン)/晋城大君(チンソンテグン)が両親を殺したと思い、中宗に剣を向けた。躊躇するチェギョンの剣を中宗は、自分の胸にあてた。結局、チェギョンは中宗を殺すことは出来なかった。
中宗は、チェギョンの両親の死に責任を感じ、王宮に亡くなったチェギョンの両親を祀った。そして、逆賊ではなく、王妃様の家族と功臣として礼を尽くすように命じた。チェギョンは、両親を殺害した人物の目的が中宗と自分の仲を裂くことにあると気づき、何があっても即位した中宗の側で王を補佐すると伝えた。
ソッキは内禁衛将になり、グァンオは承政院の右副承旨に任命された。中宗は、二人にソノとソノの父の墓を家の跡地に移して、酒を備えて、頭が王になって頑張っていると伝えて欲しいと頼んだ。
ウォンジョンは、中宗に逆らってスグンを殺したことを咎められ、悔しさをにじませた。その後、チェギョンと出くわし、スグンを持ち出し嫌味を言い、チェギョンを怒らせた。
この日、燕山君(ヨンサングン)が流刑地に送られた。そして、宮殿ではウォンジョンたちがチェギョンを王妃にする事に反対していたが、中宗は聞かずチェギョンを王妃にした。
ウォンジョンはミョンヘに、もしチェギョンが王子を産んだら、チェギョンの両親を殺した我々は殺されると言った。
燕山君は、刺客に襲われた。刺客は、燕山君を殺した後、チェギョンを殺すと言った。燕山君は、抵抗したが刺されてしまい、流刑地から逃げシン・スグンの屋敷に忍び込んだ。
両親の葬儀の後、チェギョンは、屋敷を整理するために実家を訪れ両親が祀られている部屋で泣いていた。すると、燕山君が現れた。チェギョンは傷ついた燕山君を治療し、逃げ出した理由を聞いた。そこに燕山君を追ってパク・ウォンジュンが現れた。その事で、二人は、罠にはめられた事に気がついた。
チェギョンは燕山君を逃がそうとしたが、間に合わなかった。燕山君は、兵士を殺し王妃を殺すぞと言ったが、ウォンジョンは「燕山君と王妃は一味だ。王妃が燕山君をかくまっていた。」と言った。燕山君は、チェギョンに一緒に逃げようと言ったが、チェギョンは断り、燕山君は一人逃げて行った。
チェギョンは、パク・ウォンジュンの計画通り、燕山君を助けた罪で捕らわれた。次の日、チェギョンは公開尋問を受けた。チェギョンを責めるウォンジョンに中宗は怒って剣を向けたが、チェギョンは、その様子を見て「事実でございます。」と嘘を付いた。そこに、慈順大妃(チャスンテビ) が来てチェギョンを叩き、「打ち首にせよ。」と言った。
韓国ドラマ-七日の王妃-あらすじ-20話（最終回）
燕山君の逃亡を助けた罪に問われたチェギョンは、処刑場に向かって行った。慈順大妃（チャスンテビ）の命令で処刑が早まったことを知った中宗(チュンジョン)/晋城大君(チンソンテグン)は急いで処刑場に駆け付けた。チェギョンの首に縄がかけられた時、中宗が止めた。チェギョンは気を失った。中宗は、チェギョンを心配そうに王宮に運んだ。
中宗に真犯人が捕まったという連絡が入った。その中には、キム内官もいた。キム内官は、指示を受けわざと燕山君にスグンが殺された話をしたと言った。中宗が、「だれの指示だったのだ？」と問うと、右相大監（ウォンジョン）の指示だと答えた。ウォンジョンは否定した。
中宗は、慈順大妃に二人をそっとしておいてほしいと頼んだ。
中宗の看護でチェギョンは元気を取り戻した。チェギョンは、自分が中宗と一緒にいる限り、誰かの命が狙われる事を恐れ、離婚を切り出した。中宗は、認めなかったが、自分達が生きてさえいれば、一緒に居なくとも愛し合っている事になるという強い決意に負け同意するしかなかった。
中宗はウォンジョンと会い、ウォンジョンが今回の反乱にまぎれて私腹を肥やしていたという上訴を読み上げた。そして証人としてミョンヘを連れてきた。中宗がウォンジョンの官職を剥奪し、私財を取り上げ、流刑に処すと言うと、ウォンジョンは「これは計略です。」と叫んだ。中宗は、「罪を認め反省するなら良いが、認めぬなら、余に対する侮辱だとみなし、打ち首に処し、三代下まで滅ぼす大逆罪として罰する。」と言った。
中宗はチェギョンの部屋に行ったが、チェギョンは既に発った後だった。
燕山君(ヨンサングン)は流刑地に戻り、チェギョンは自分の逃亡とは無関係だ。と中宗に伝える様に頼んだ。それを聞いた中宗は、燕山君を訪ねた。しかし燕山君は体調を崩し倒れ、目が見えなくなっていた。「2人を別れさせたゆえ、罰を受けてこんな姿になったのだろう。そうに違いない。この世で受けられなかった罰は死んで受けるからな。」と言って息を引き取った。
チェギョンが王宮を去ってからも彼女を忘れられない中宗は、チェギョンに会いに行ったが、チェギョンは頑なに会わなかった。
中宗の即位から38年の時が過ぎ、中宗は体を壊していた。そこにチェギョンが訪ねて来た。チェギョンが「遅すぎましたか？」と聞くと、中宗は「全然遅くない。」と答えた。チェギョンが「恋慕っております。好きです。愛しています。旦那様。」と伝えると、中宗は「1つで十分だ」と言った。
