中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-29話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-29話
白仲は無理やり殷小春を兵営に連れてきた。殷小春は白仲が逸王子を殺した事を心の底からうらんでいた。殷小春は白仲を悪魔と罵った。白仲は、二度と恋愛の話をするなと警告した。殷小春は悲しみと憎しみを押し殺し、傷を負った病人は別と言って白仲の手当をした。逸王子は死に、趙軍はすぐに撤退した。白仲の軍は、3日で連合軍を打ち破った。
白仲率いる秦軍は、大勝利をして都に凱旋した。白 霊児は従者と服を交換して、呂不韋の家を飛び出した。呂不韋は白 霊児を探したが見つからなかった。白仲の軍は、咸陽城に入ってきた。白 霊児は兄である白仲を見つけ走り寄った。その瞬間、突然馬に乗った男が飛び出してきて、白 霊児は跳ね飛ばされてしまった。白 霊児は、頭から血を流し意識不明になってしまった。それに気が付いた白仲と殷小春は白 霊児を助けるために馬から降りて駆け付けた。白仲は、白 霊児をはねた男を激しい拷問にかけた。男は、呂不韋が白 霊児に父親の死の真相を話されたくない為に、白 霊児を殺すように命令されたと話した。
白 霊児は目を覚ましたが、ぼおっとした状態だった。白仲は、呂不韋が父の死の真相を知った白靈兒を殺そうとしたと攻め立てた。呂不韋は白起を殺したのは、前の秦王で、みんなの前で白 霊児を殺そうとするほど馬鹿ではないと言ったので、白仲と呂不韋は殴り合いの喧嘩になった。実は雅王女が、男に白 霊児を跳ねるように仕向けたのだった。雅王女の企みどうり、白仲は呂不韋を殺す事に協力することになった。
コウランは、子楚が早起きをしないように策を練っていた。窓に幕をはり、雄鶏を追い出し、服を隠したりした。しかし、子楚に見破られ、叱られた。政は弓がとても上手になったので子楚は嬉しかった。子楚の病は咳に血が混じるようになり、かなり深刻な状態だった、だが、病気の事は悟られないように気をつけていた。
殷小春の看病で、白 霊児は元気を取り戻し、昔の無邪気な白 霊児に戻った。だが、最近の記憶はなくなっていた。白仲は、白 霊児に、つらい事を思い出してほしくなかったのでそれでもいいと思っていた。
時は瞬く間に過ぎ、政は大きくなり、百発百中の弓の名手になっていた。白仲は弓の練習場で政に弓の試合を申し出た。試合が始まり、二人は互いに譲らない試合になった。しかし、白仲の弓が的を外れ政の馬の方に飛んでしまった。馬は驚き、政は落馬した。政は馬に怒り、その場で馬を殺したので白仲は驚いた。政が体調が悪いふりをしたので、コウランと殷小春は心配して見舞いに来た。政は甘えて飴と蜂蜜の餅を食べたいと言った。
成蹻の熱が下がらないので、羋絲蘿は医者を呼びにいくが、皆忙しくだれも診てくれなかった。子楚はコウランが一番得意な琴の曲が聞こえてきたので、音のする方に行ってみたが、弾いていたのはコウランではなく羋絲蘿だったのでがっかりした。すぐに立ち去ろうとしたが、羋絲蘿はこの曲が終わるまでいて欲しいと頼んだ。そして、自分は元々街角で歌を歌っていた人間で、華陽太后とはなんのゆかりもない。なので華陽太后に情報を流したりはしていない。もし、息子の成蹻を可愛がってくれるなら、自分はなんでもすると言った。子楚は羋絲蘿を全く信じていなかった。華陽太后が自分の役に立たない人間を宮中に送り込むわけがないし、たくさんの女達のなかから選ばれたのだから、かなりの野心があったのだろうからだ。子楚は羋絲蘿にあまり野心を持ってはいけない、また、コウランに対抗するのは辞めるように言った。子楚が帰った後、羋絲蘿は歯ぎしりして悔しがった。
雅王女がそれを見ていて、羋絲蘿をあざ笑い皮肉を言った。羋絲蘿は、子楚に息子に関心を持って欲しいと思っていたのに、逆に屈辱をうけてしまった。神は不公平だと言った。雅王女はそんな彼女を殴りつけた。羋絲蘿は自分の身分が低い事は自覚しているが、子楚の酷い冷遇には耐えられないと訴えた。そこで雅王女は成蹻が秦の王位に就ける様に羋絲蘿に協力することにした。
呂不韋は子楚と義兵の案を練っていた。白仲はその案に反対で、強く攻撃に出ることを提案した。呂不韋はかつて秦軍が45万の趙軍を虐殺したことを例に挙げて、六国を敵にまわすのは百害あって一利なしだと主張し、子楚は呂不韋の義兵と都市での虐殺を禁止する案を採用した。
呂不韋の提案を受けた子楚は、敗戦した６つの国の人々から心が広いと感謝された。呂不韋は、子楚に頼まれ、政の教育も任された。
コウランは白仲に殷小春にもっと優しくするように忠告したが、白仲は気にも止めなかった。
羋絲蘿はコウランが夢に見るほどほしがっていた琴の楽譜を手に入れ、子楚にコウランに渡してほしいと頼んだ。
呂不韋はコウランと口論になった。コウランは呂不韋は自分や政、全ての人間を自分の野望をかなえるための駒としか考えていないと非難した。
子楚が羋絲蘿を連れて部屋に入ると、呂不韋がコウランの腕をつかんでいた。呂不韋は突然現れた子楚に、コウランが倒れたのを助けただけだと説明したが、子楚はムッとして、楽譜を放り投げて出て行った。雅王女はその様子を見ていて喜んでいた。子楚は、呂不韋とコウランの仲を嫉妬させるために、雅王女が羋絲蘿に楽譜をコウランに渡すように指示をしたのではないかと疑った。
コウランは誤解だと子楚に言うが、子楚は公務で忙しいと言って取り合わなかった。コウランは自分を信用しない子楚に腹を立て、王妃を辞めると言い出した。子楚とコウランがもめている隙に、羋絲蘿は子楚の寵愛を得ようと必死だった。そんな羋絲蘿を見てコウランは頭にきて、羋絲蘿にむち打ち30回の刑を命じた。
白霊児は頭がおかしくなってしまっていた。白仲は、つらくて柱をこぶしで叩いた。妹がこんなになってしまったのには呂不韋のせいだと呂不韋を恨んでいた。だが、実は白霊児はわざと頭のおかしなふりをしていただけだった。
南郡で疫病が発生し、多くの民が亡くなっていた。呂不韋は南部の視察を提言し、白仲と共に南部に向かった。殷小春は、白仲を探している女がいる事を知り、好奇心からその女の素性を調べ始めた。そんな殷小春に白仲は女の素性を調べるようなことは事はするなと忠告した。
殷小春は疫病に効く薬を作った。それを白霊児が見ていた。
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