中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-30話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-30話
殷小春は疫病に効く薬を作った。白霊児はその薬を奪い、殷小春を監禁した。コウランは、白霊児の頭は正常に戻っている事に気が付いた。
コウランは、疫病に効く薬を作った殷小春と南部に向かう許可を子楚に求めたが、子楚はもう医者を送ってあると言って、遊び呆けていた。コウランは怒り狂って琴をひっくり返した。
白仲は南郡に着くと、疫病に感染した患者の家族を全員殺すよう命じたが、呂不韋はそれに反対だった。そんな呂不韋も疫病に感染してしまった。白霊児は疫病に効く薬を持って、呂不韋の元に駆け付けたが、呂不韋の心にはコウランしかいない事が解り、怒って薬を全て捨ててしまった。
コウランと殷小春は南郡に着いて、その惨状に驚いた。殷小春は薬を作ろうとしたが、作るのに必要なサイの角が足りず薬を作れなかったので、白霊児に薬を分けて欲しいと頼んだ。
コウランが南に来たことを知った白仲は、すぐに部下に命じて殷小春を連れてこさせた。殷小春は民を助けるための薬を、自分の感情で捨ててしまった白霊児を非難した。そして趙国の四十五万人が白起に殺された事を話した。それを聞いて白霊児は初めて父は悪い事をしてきたのだという事に気が付いた。
コウランは呂不韋が疫病に感染したことを知った。コウランは患者達を裏庭に集め、井戸を焼いてから井戸の水を使うようにと指導した。白霊児は殷小春が薬を作る為に必要なサイの角を探す手助けをすることにした。
呂不韋の病状は悪くなっていったが、殷小春はサイの角を見つけることができずにいた。コウランは誰かが薬を作るのを阻止するために、わざとサイの角を買い占めのではないかとにらんでいた。
そんな中、殷小春はサイの角を使わずに薬を完成させたが、かなり強い薬になってしまった。呂不韋はそれを試しに飲んで見ることにしたところ、半月後には順調に回復した。薬のおかげで、疫病も終息に向かって行った。呂不韋は元気になり、コウランを連れて駆け落ちすしようと冗談を言った。
夏太后は、コウランが許可なく南部に行ったことに腹を立て、厳罰を与えるように言った。羋絲蘿もそれに賛同した。子楚がコウランに夏太后に許しを請う様に言ったので、コウランは怒って王妃の印を捨ててしまった。それに怒った子楚は病状が悪化して、血を吐いた。
子楚の病は医者にも手の施しようがないくらい悪化していた。コウランは捕まってしまい、羋絲蘿が子楚の看病をすることになった。
子楚王は、病気の体にムチ打ってコウランに夜中に会いに行った。コウランは、自分が南部へ行ったのは呂不韋の為ではないと説明したが、子楚は聞く耳を持たなかった。コウランは、子楚に何か隠し事があるように感じた。子楚は自分の病の事を話すことはできないので、コウランは怒って子楚を追い出した。
羋絲蘿は華陽太后に、兵をあげて謀反を起こすように促したが、華陽太后の自由にできる兵は白仲の軍しかなく、秦の大軍を相手には太刀打ちできないのですぐに謀反を起こすことは出来なかった。秦の大軍を動かすには虎符が必要だった。
雅王女は、捕らわれているコウランを訪ねた。そこでコウランが毎日残飯を食べている事を知りあざ笑った。コウランは雅王女がいまだに子楚を思っている事をすごい事だと嫌味をいうと、雅王女は怒って、政に復讐してやると言って立ち去った。
華陽太后は羋絲蘿に虎符を盗んでくるように命じた。羋絲蘿は子楚王がいないと気を見計らって、部屋中を探し回り遂に虎符を見つけた。
コウランを暗殺者が襲ってきた。嫪毐は勇敢で、暗殺者を全員殺した。コウランは、優しく傷を負った嫪毐に包帯を巻いてあげた。嫪毐が、コウランに姉である瓊華に付いて聞くと、コウランは瓊華を褒めた。
雅王女は、羋絲蘿がコウランに刺客を送ったと思い、羋絲蘿を叱った。羋絲蘿は否定したが、コウランに刺客を送ったのは羋絲蘿に間違いなかった。
羋絲蘿は子楚王の虎符を手に、鎮守塩陽の護衛軍を引き継ぐと宣言した。中尉は羋絲蘿が謀反を企てている事を見抜いたが、羋絲蘿は、従わなければ、家族の命は無いと脅した。
政は母であるコウランが捕らわれている事に怒り、子楚王の所に理由を聞きに行った。政は怒りから羋絲蘿に剣を抜き、父である子楚王を罵った。子楚王は怒って政を曲台宮に監禁して、趙高だけが政に会う事を許された。
子楚は体力が衰え倒れてしまった。それを雅王女が支えた。その時雅王女は、子楚の目が見えない事に気が付いた。雅王女は子楚を抱きしめ、子楚から離れないと誓った。
目の見えない子楚は、雅王女に、王位継承について政の性格は王にふさわしくないので、成蹻（せいきょう）が王になるべきだと話した。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-登場人物-相関図-キャスト
