中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-23話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-23話
雅王女は、コウランが秦にいる事を知って、いらだって酒で憂さを晴らしていた。嬴 子傒は、雅王女が子楚に惚れていることをつき止め問いただした。すると、雅王女は、子楚を愛していると告白した。
宣侯夫人は呂不韋と酒を飲み、呂不韋に、もうコウランを利用する事はできないと注意した。呂不韋は悔しくなり、自分のものを取り戻すと誓った。
白仲は勝ち戦で、沢山の趙国の兵士と女達を捕虜にした。殷小春は白仲の部隊に紛れて医師となり、夜、兵営に放火し、捕虜となった趙国の女達を逃がそうとした。ところが、趙国の女達は逃げずに、白仲を呼んだ。殷小春は、兵営を放火したことを否定したが、白仲は、殷小春を吊るして尋問させた。
嬴 子傒は、コウランが8年間も子楚を待っていたことを称賛していた。雅王女は突然吐き気がして嘔吐した。嬴 子傒が医師を呼ぼうとしたところ、雅王女は毎日の食事のおかゆのせいで食欲がなく、吐き気がしたのだと言った。
絲蘿（しら）は、コウランが刺繍をしたと言って華陽夫人に服を贈ったが、華陽夫人は絲蘿が嘘をついていると見破っていた。絲蘿は、華陽夫人と子楚との仲を取り持ちたいのだと話した。
子楚は、コウランに各地の木簡書簡を送った。コウランは秦の法律についてはまったくわからなかったので、呂不韋が説明しながら手伝ってあげていた。その二人の様子を見て、子楚は呂不韋に腹が立ってしかたがなかった。
雅王女は、子渓の子を身ごもったが、産みたくなかったので堕胎薬を飲もうと思っていた。しかし、子渓によって堕胎薬はすり替えられていた。雅王女は、子渓を利用しているだけで、愛していないとはっきりと告げた。それでも子渓は、二人の子供を勝手におろしてはいけないと言った。
その頃、捕虜の女性たちを逃がそうとした罪で張り付けられている殷小春の元に助けようとした女性がやってきた。彼女は、何度も逃げようとしたが、白仲によってが罠が張られていて逃げるのを諦めた。だから殷小春が助けてくれようとしたことも罠だと思ったのだと話した。
白仲は、殷小春が趙の逸王子の妻だという事を調べ上げていたが、殷小春の尋問を緩める事はしなかった。
その夜、白仲が矢にあたり軍医では手の施しようがないくらいの大怪我をして帰ってきた。寧戦は殷小春に白仲を治療するように頼んだ。白仲の軍隊は父の白起が亡くなってから朝廷で冷遇され、一番危険な戦場に派遣さていた。白仲は、部下達を優遇してもらいために趙国の女性捕虜を朝廷の高官に贈ったのだった。殷小春は、白仲にも人知れずに悩みがあるのだなと同情して、白仲の傷を治してあげようと決めた。
秦の法律では、妾を持つことは禁止されていたが、王室の貴族たちは秦の法律を無視して、皆、妻を持っていても妾を囲っていた。コウランは子楚が絲蘿を側室に迎えた事を責めた。子楚は人の目を欺くために結婚したのだと説明した。
嬴 柱は正式に王位に就いた。それにより華陽（かよう）夫人は王妃となった。
范睢が魏王と密通していたことが公になった。異人は、魏王が使者を派遣して范睢に金をおくっていたことを確認した。嬴 柱王は范睢の処分は自分にまかすように告げた。
そこに、突然白 霊児が猿を連れてやって来て、猿に芸をさせた。王は喜んで、白 霊児の望みをかなえてあげようと言った。そこで白 霊児は、呂不韋に嫁ぎたいと告げた。呂不韋は、白 霊児は白起の娘で自分とは身分が違いすぎると断ったが、子楚は、秦は能力の有るものを徴用するので問題はないと言って、呂不韋と白 霊児を結婚させるように嬴 柱王に申し出た。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-登場人物-相関図-キャスト
