中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-26話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-26話
夏太后は、政の態度に怒り、宮女達に罰として鞭で打つように命じた。だが、宮女達はコウランが政を命よりも大事にしているのを知っていたので、政に罰を与える事は出来なかった。そこで夏太后は自ら政に罰を与えることにした。そこにコウランが現れ、竹の板を手に取って政のお尻を叩いた。
コウランは、その弓は政にとって夜寝るときも肌身離さないほど大切な物で、夏太后が大切にしている物と同じ価値のあるものなのだ、しかも政はまだ子供だ、と言った。夏太后は、怖い顔で怒っていた。コウランは羋絲蘿の教育がなってないと言って去っていった。
政は怒りが収まらず、歩きながらいろいろなものに当たり散らしていた。趙高が政の後からついて行って政のご機嫌を取ってなだめた。羋絲蘿は夏太后に自分が悪かったと言って泣いた。父である子楚王はいつも政と一緒にいて、羋絲蘿の息子の成蟜の事は無視していた。夏太后は羋絲蘿、母子に同情するもどうしようもなかった。そんな時、夏太后は政が王様とコウランの子ではなく、呂不韋とコウランの息子で、その噂は秦国中に知れ渡っているという事を耳にした。
噂は、華陽太后と王女雅が共謀して呂不韋と子楚を陥れる為に流したのであった。
殷小春は、軍について行ったが、することもなく兵士たちが家族に送る手紙を書いてあげていた。そこに白仲が現れ殷小春を担ぎ上げて自分の部屋に連れて行き、呂不韋とコウランの関係について聞いた。殷小春は二人の間は潔白だと証言した。
夏太后は、自分の部屋に政を呼んでお菓子を食べさせた。趙高は、コウランにお菓子を食べないように注意したので、夏太后にしかりつけられた。政はお菓子を一口食べた時に、従者があまりにも怖い顔をしているので毒が入っているのではと疑って、趙高と一緒に夏太后の元から走って逃げた。
政は急に頭が割れる様に痛くなり、気持ちが悪くなり吐いた。そして昏睡状態になった。コウランはすぐに医者を呼んで見てもらった。医者は政の体に毒を持った植物が入っていると診断した。その植物を過剰に摂取すると死んでしまうほどの毒だった。医者はすぐに解毒の薬を調合して飲ませた。コウランはすぐに夏太后の元に走った。
夏太后は、美人の肖像画を並べて子楚の側室を選んでいて、コウランにも一緒に選ぶように言った。コウランは肖像画を投げ捨てて、自分が認めなければ、誰も側室にはなれないと怒鳴った。夏太后はそんなコウランに激怒したが、コウランは自分の孫を毒殺しようとした罪を必ず夏太后に償わせると息巻いた。華陽太后と王女雅は、夏太后とコウランの間が険悪になったことを知って、密かにほくそ笑んだ。
呂不韋は、犯人が見つからず焦っていた。そこに政が自分とコウランとの子だと言う噂まで流れ、疲れ果てていた。そんな時に白霊児が、コウランとのうわさについてしつこく聞いてくるので、呂不韋は激怒してしまった。呂不韋に怒られて泣く白霊児を司徒 缺がなぐさめた。夜、また白霊児が呂不韋に怒られて泣きつかれて眠っているのを見た司徒 缺は、思わず白霊児にキスをしようとしてしまった。それを侍女に見られ、侍女はすぐに呂不韋を呼んだ。司徒 缺が白霊児への自分の想いを話すのを聞いて、呂不韋は司徒 缺を刺し、追い出した。
呂不韋は犯人を捜し始めて６日が経ったが、いまだなんの糸口も見つけられずにいた。子傒は呂不韋が約束を守れないだろうと思っていた。大臣たちは子楚に、呂不韋を死罪にするように申し出た。
呂不韋は、明日の日没までに犯人を見つけられなかったら、甘んじて処罰を受けると言った。その後呂不韋は政が生きている人を標的にして矢を射る練習をしているのを見て、すぐに辞めさせた。そして政を連れて石で陣営を作る遊びを始めた。政はその遊びに興味を持った。その遊びの本当の目的は、政に軍法を教えることだった。
司徒 缺は子傒に助けられていた。そして、恩に報いるために呂不韋に関する情報を教えた。子傒はこの機会に司徒 缺を抱き込み呂不韋に対抗しようとしていた。
夏太后は、コウランを呼び変な噂がおさまるまで、政を連れて秦から離れて欲しいと頼んだ。コウランも政が屈辱を受けるのは嫌だったので夏太后の申し出を承諾した。
子楚は、朝、目が覚めると、コウランと政がいない事に気が付いた。
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