中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-31話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-31話
子楚は、成蹻（せいきょう）に王位を譲る事を決めた。羋絲蘿は心の中で嬉しくてたまらなかった。部屋に入ってから思いっきり喜んだ。その後、冷静になって成蹻はまだ王という器には幼すぎるのではと不安になった。政の王位継承権が剥奪された後、白仲が呂不韋に変わって成蹻の教育係に任命された。
雅王女は羋絲蘿の態度に表と裏のある事を見抜き、心配になり、それとなく子楚の妻という立場を忘れないようにと注意した。羋絲蘿は、もう何年もの間、子楚の寵愛を受ける事が出来ず、奴隷のような扱いを受けてきたので、子楚には今や、憎しみしか抱いていなかった。
白仲は、羋絲蘿と共謀して、呂不韋を殺すことを話し合った。白仲は殷 小春（いんしょうしゅん）の事を好きになってしまったと告白した。白仲は呂不韋を殺した後、殷 小春と一緒になりたいと思っていた。殷 小春はいろいろ考えて、白仲の凱旋祝いをすることにした。白仲は上機嫌だった。そんな白仲に殷 小春はキスをした。
子楚王は、政の王位継承権をはく奪して、成蹻に譲ると宣言した。白忠はこの場を借りて、呂布偉が私党を結成して秦の国に不誠実であると非難した。すると呂不韋は白仲が南郡で沢山の無抵抗の民衆を虐殺したと非難した。そこに王将軍が突然現れ、反乱を起こした中尉を始末したと告げた。実は、子楚王は、羋絲蘿と白仲の裏の顔を知っていて、二人の本性を暴き出すように仕向けたのだった。
白仲は、逆上して呂不韋を切りつけたが、そこに白霊児が現れ、呂不韋をかばい重傷を負ってしまった。白霊児は呂不韋の腕の中で、兄の白仲を許してほしいと言って息を引き取った。
子楚は、羋絲蘿を初め、華陽太后一族の大半を排除した。その後、子楚は鮮血を吐いて、倒れた。コウランは驚いて、子楚を休ませることにした。呂不韋は、子楚の病は仮病だと思っていたので、本当に大病を患っていたとは思っていなかった。コウランは、子楚がわざと華陽太后一族に謀反をおこさせようとしていたことに、周りの人達は、皆、気づいていたのに自分だけが気が付かなかった事を知り、自分はおろかだったと反省した。
コウランは、子楚に信頼されていないと感じ、怒って部屋を出て行った。呂不韋は、子楚は既に気が付いているが、コウランに叱られると思い、意識のないふりをしているのだと思っていた。
羋絲蘿は、コウランに裏で糸を引いていたのは華陽太后だと白状した。その華陽太后は、全て羋絲蘿のたくらんだことなのだと言った。コウランは、華陽太后は羋絲蘿の息子を即位させたいのだと思っていたが、華陽太后は羋絲蘿を始末して、自分が秦の統治者になる事を望んでいたのだった。
羋絲蘿は、自分が華陽太后に利用されていたことに気づいたが、時すでに遅く、コウランは心を鬼にして羋絲蘿を処刑することを決めていた。コウランが、羋絲蘿に毒で死ぬか自ら剣で首を切るかを選ばせると、羋絲蘿は、剣を手にし、コウランに襲い掛かってきた。それを嫪毐が取り押さえた。
華陽太后は、無理やり羋絲蘿に毒入りのスープを飲ませた。羋絲蘿の死後、コウランは華陽太后を監禁すると告げた。
子楚は目を覚まし、雅王女に毒を飲ませるとコウランに告げ、コウランは酒のつまみを持って雅王女を訪ね、二人は酒を飲み始めた。コウランが帰った後、雅王女は、自ら屋敷に火をつけて自殺を図った。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-登場人物-相関図-キャスト
