中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-3話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-3話
呂不韋（りょふい）の父呂鑫は、宝物の真珠が無くなったと言って、舞姫たちの部屋を探した。すると、コウランの部屋から真珠が見つかった。呂鑫はコウランが盗んだと決めつけた。
呂不韋は司徒 缺に、コウランの無実を証明するために猟犬を連れてこさせた。真珠の箱はモクレンで燻製されていたので、箱を触った人物には香りが残っているはず。呂不韋は、犬に真珠の箱の匂いをかがせ、その後、その場にいる人たちの匂いをかがせた。すると、猟犬は、瑶姫に対して激しく吠えたてたので、瑶姫はびっくりしてしきりに許しを請うた。
呂鑫はコウランに罪を着せようとしたが、コウランは瑶姫を厳重に処罰するように申し出た。呂鑫はやむなく瑶姫を追い出した。しかし、呂鑫はコウランの態度に腹を立て、コウランも追い出した。
呂不韋はコウランに父に頭を下げて欲しいと頼むが、コウランはそれを拒絶した。呂不韋はコウランを町に連れて行き、謝らないのなら、町の通りで踊ってお金を稼げと言った。コウランの父が通りがかり、通りで踊るコウランを見て、恥ずかしくなり、コウランを強制的に家に連れ戻すことにした。しかしコウランは、絶対家には戻らないと言い張り、親子の縁を切られることになった。
呂不韋は嬴異人（えいいじん）に会った後、趙王を見限って秦王の孫である異人に付くことを決めた。呂鑫は呂不韋にコウランを追い出すように言ったが、呂不韋はコウランは異人を王にする為の駒の一つなのだと説明した。
呂不韋は司徒 缺を連れて異人に会いに行く。呂不韋は門を入ると、異人に対して、秦の王子がこんな粗末なところに住んでいるべきではないと言った。異人のために力を貸すが、上手く言ったら自分にも力を貸すように頼んだ。異人は、自分は価値の無い人質で、呂不韋の期待にはこたえられないと言った。
呂不韋はコウランを連れて異人に会いに行った。それ以降、コウランは異人の世話をすることになった。雅王女は、異人の病が良くなったと聞き、お見舞いに来たが、部屋の中に流れる琴の音を聞いて、異人に好きな人ができたのでは？と思った。趙丞相は舞姫を選んで趙王に捧げたが、趙王は雲少妃の踊る姿を思い浮かべていた。その時、雅王女がやって来た。彼女は趙王に呂不韋の舞姫、コウランを勧めた。趙王は趙丞相に早くコウランを宮中に連れて来るように命じた。
趙王は文武百官を招いてコウランに踊りを躍らせた。コウランの踊りは素晴らしく、趙王は趙丞相の趙勝を褒めた。
趙王のもとに、陰陽師の太卜がやってきて、邯鄲（かんたん）の町で子供達が昔の歌を歌うのを聞いたが、それは良くない兆候であると言い、名指しで、コウランは国に災いをもたらす悪女だと言った。コウランは否定し、異人や蛟王子の願いもむなしく、コウランを神に捧げるいけにえにする事を決めてしまった。
異人は慌てて呂不韋を探すが、どこにもいない。呂不韋はコウランを助ける気はないのかと思った。蛟王子は、これにはコウランの義妹岫玉が絡んでいると思い、岫玉を思い切り殴った。
コウランは祭壇に押さえつけられていた。公孫将軍と趙丞相が見に来ていた。異人は、コウランが苦しまないようにと水を公孫将軍に託した。趙丞相は呂不韋がコウランに別れを告げられるようにしていた。呂不韋は着物をコウランの前に置いた。そして、天国で自分を見守って欲しい。そして、天候も良くなるようにと祈った。
呂不韋は趙王に会い、ある洗濯女が吉兆を象徴する白鹿を見たと言った。趙王はその話に興味深々だった。呂不韋が白鹿を運んできたので、趙王はとても喜び、呂不韋に王宮の衣食や食料を管理する役職を与え、その証の剣を授けた。
その夜、コウランは高炉の中に入れられた。太卜が火をつけると、高炉が突然爆発した。コウランは、怪我もなく爆発した火の中から出てきた。呂不韋は急いでコウランの所に行き、走って趙王の前に連れて行った。そして、コウランは神の化身だと言った。コウランは趙王に神を見たと言った。趙王は、それを聞いてコウランを神へのいけにえにすることなど出来ないと判断し、コウランは助かった。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-登場人物-相関図-キャスト
