中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-27話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-27
子楚は、朝、目が覚めると、コウランと政がいない事に気が付いた。すぐに馬で追いかけ、二人を連れ戻した。子楚はコウランの尻を竹の板でたたき、なぜ自分を信用できないのだと非難した。コウランも自分が間違っていたことに気が付いた。
子楚は、夏太后を訪ね、呂不韋が教えた石遊びから人を使う術を学んだ政を見せた。そして秦には政のような君主が必要で、成蹻は弱すぎて、王の重荷には耐えられないと話した。それを聞いて、夏太后は、もうコウラン母子を困らせないと約束した。
子楚は、突然体調がすぐれなくなった。こっそり医者を呼んできてもらったが、このことは混乱を避けるため伏せる事にした。
お庭を散歩中にコウランは雅王女と出くわした。雅王女は会うや否やコウランに悪口を浴びせた。コウランは雅王女の挑発に乗らずににこやかに微笑み、自分は秦の王妃で、息子の政は将来この国の王になるのだと言った。雅王女は歯ぎしりして悔しがった。
白霊児は毎日泣いていた。阿満は彼女の為になんとかコウランと呂不韋が恋愛関係にあったという証拠をつかむために、下人に助けを求めた。
呂不韋の約束した7日は既に過ぎた。子傒は司徒 缺を連れて、呂不韋の家を家宅捜索するために訪れた。子傒はすぐに多くの黄金と一つの壷とそれらを金に換える方法を書いた紙を見つけ出した。司徒缺は呂不韋が倉庫の金を盗んだ後、お金を金に変えたと証言した。白霊児はなんとか呂不韋を助けたいと思っていた。
倉庫にあった軍の給金が盗まれた事件に関わったとして子傒は呂不韋を逮捕するように命じた。呂不韋は、妻の白 霊児をとりあえず実家に帰した。呂不韋が逮捕されたのを見て、子傒は司徒 缺にほうびを与えた。白 霊児は、裏切り者の司徒 缺を恨んでいた。
白 霊児は、兄の白仲に呂不韋を助けて欲しいと頼んだが、逆に呂不韋がお金を盗んだと証言するように言われた。白 霊児は呂不韋と一緒に死んでもいいと思っているくらい呂不韋を慕っているので、そんなことができるわけがなかった。殷小春も白仲に呂不韋を助けて欲しいと頼んだが、やはり断られ、自分でなんとかするしかないと考えていた。子傒は子楚王に３つの条件を突き付けた。１つ目は、呂不韋に変わって子傒を東周に出征させる事。２つ目は呂不韋を厳罰に処す事。そして3つ目はコウランと政を廃位させる事だった。コウランはこのことを知るとすぐに殷小春と対策を練った。
子傒は雅王女の下女が、なにか薬を渡しているのを見た。その薬をひったくって確認すると、中絶の薬だった。子傒が問い詰めると、雅は、子傒の子供は欲しくない、ただ、王妃の座が欲しいだけだと言ったので、思わず子傒は雅の首を絞めた。雅は負けずにかんざしで子傒ののどを突こうとしたので、子傒は手を離した。雅は趙の王は東周に対処するために趙軍を派遣することを約束してくれたので、子傒はその軍事力で子楚から王の座を奪い事ができると言った。雅は、子楚に振られたはらいせに復讐するつもりで綿密に計画を立てていた。子傒はとにかく王になりたいので、雅を王妃にすると約束した。
雅は子楚に復讐する事で頭がいっぱいだった。子傒は、雅が酷い女だという事は重々わかっていたが、心から愛していた。司徒 缺は子傒を王位に就かせるためにどんなことでもすると言い、子傒はその見返りに司徒 缺の望みをどんなことでもかなえると約束した。
華陽太后は政と趙高を正一殿に呼んだ。コウランも一緒に行った。政は正一殿で朝議に出席させられた。朝議が始った。議題は、呂不韋が金を盗み、コウランと共謀して自分たちの子を王の子だと言って王位を狙ったという事だった。
そこに、殷小春が来て、コウランの潔白の為に、血液検査で親子関係を調べましょうと言ったが、子楚王は背を向けた。彼はこんな屈辱的なことには耐えられなかった。
陽泉君（ようせんくん）は、子楚は、呂不韋と共謀して、先王2人を殺し、王になった。だから呂不韋をかばうのだ。これは死罪にも当たる行為だと子楚に退位を迫った。子楚は、落ち着いて、陽泉君がコウランを陥れるために証拠を捏造した証拠を突き付けた。陽泉君は立場が悪くなったので、阿満に罪を着せようとしたところ、阿満は陽泉君に脅かされて偽証をしたと認めた。子楚はすぐに陽泉君を処刑するように命じた。
呂不韋は陽泉君はただの駒で、これを仕組んだ張本人は子傒だとみんなの前で告げた。子傒は自分が王になるつもりで、軍を引き連れて堂々と遠征から帰るところだったが、途中で待っていた白仲に捕まり殺されそうになった。司徒 缺はすぐに子傒を助けに行くと見せかけて、短刀を突き刺した。それで、子傒は自分が呂不韋の罠にはまったことに気が付いた。
子傒は、自分は死んでもなんとか呂不韋に王族を殺したと言う罪を着せるために、自分を刺す司徒 缺の剣を取り、自分にさらに深く突き刺した。、
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