中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-25話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-25話
子楚は王になると、まず呂不韋を宰相に任命し、実の母を夏太后とし、華陽夫人と同列にした。このことに華陽夫人は不満を抱き、子楚に不信感をつのらせた。夏太后は実の息子の子楚に誰にも気兼ねなく会えるようになり嬉しかった。
子楚はコウランの承諾を得て、宮殿の女性たちを退去させた。絲蘿（しら）は息子と一緒に暮らしたいと子楚と夏太后に必死で頼んだ。子楚は絲蘿が華陽夫人の姪であることを恐れ、宮殿を修理することを口実に、彼女をかなり遠くの宮殿に移した。夏太后は、コウランの事を考えて子楚がしたことだと思い、コウランが第二の華陽夫人になるのではないかと恐れていた。
コウランは毎日決まった時間に夏太后に挨拶に行ったが、夏太后はコウランに会おうとしなかった。子楚はコウランに会いたかったがコウランは子楚を避けていた。毎日決まった時間に夏太后に挨拶に行き、竹簡の文書を確認して、読書をし、それ以外の時間は、殷小春と過ごし、夜はすぐに寝た。子楚は、コウランが自分を避けている事に気が付いていたが、どうすることもできなかった。
雅王女は、コウランが王妃になったことに不満で、子傒に王位を奪う様にけしかけたが、子傒は今はまだ何もせず、時期を待とうと言った。その時、華陽夫人の使いの物が子傒を呼びに来た。
白仲は、体の調子が良くならず、殷小春に治療を頼んだが断られた。しかたがなく白仲は夜、こっそり宮殿に忍び込み殷小春を無理やり連れて行ってしまった。子楚は殷小春をコウランから引き離したかったので、殷小春が軍医として軍についていくように手配した。白仲は自らコウランに小春が別れを告げずに出て行った理由を説明しにきたと告げ、コウランに目隠しをして宮殿の外に連れ出し、子楚の元に連れて行った。
子楚が、コウランの目隠しを取ると、空には無数のランタンが掲げられ、それぞれのランタンには子楚が書いた絵が描かれていた。それらの絵には子楚のコウランに対する想いが詰まっていた。コウランは涙を流して感動していた。そして今日が自分の誕生日だという事を思い出した。
呂不韋はコウランの誕生日のプレゼントにかんざしをかった。しかし、白 霊児が勝手にそのかんざしを付けたので、呂不韋は激怒し、白 霊児と結婚する気は無いと言った。白 霊児は、呂不韋の心に中にはコウランしかいない事を知り悲しくなった。
雅王女は、絲蘿を脅して仲間に引き入れようとしたが、絲蘿の望みは自分の息子を立派に育てることで、問題に巻き込まれたくは無いと言って断った。子傒は、宮中で画策をする雅王女をしかった。雅王女はそれに腹を立て、子傒の宝物を壊してしまったが、子傒は気にも止めなかった。
呂布偉はコウランの誕生日の贈り物をするために永和宮に来た。そこで、空に浮かんでいるランタンを見た。それは、子楚がコウランの誕生日を祝ってあげたものだという事を知って、自分が恥ずかしくなった。呂不韋が帰ろうとすると、突然、衛兵が火を消そうと土蔵に集まって来た。何事だと尋ねると趙との戦の為の兵糧を貯めていた貯蔵庫で火事があったと兵は言った。火事の原因は、子楚がコウランの為に上げたランタンだった。悪い事に倉庫に中にあったお金も盗まれていた。呂不韋はただちに城門を封鎖するように命じた。
子楚は対策会議を開いた。そして、みんなの前で、倉庫の火災とお金が盗まれたのは呂不韋に非があると決めつけた。呂不韋は、7日の間に必ず盗まれたお金を取り戻してみせる。取り戻せなかったら宰相の位は返上し、死をもって罪を償うと言った。
華陽夫人は、全てはコウランが災いを呼んでいると言い、コウランを逮捕するように命じたが、コウランは王妃なので逮捕することは出来なかった。コウランは、ランタンが何者かによって撃ち落され、それによって火災が発生したのだと主張した。そしてそれに関わったと思われる華陽夫人の部下達に法に従って罰を与えた。
絲蘿はこのことをすぐに夏太后に報告した。華陽夫人は宮殿に帰ると怒りがこみ上げてきて怒り狂った。そこに子傒が訪ねて来た。どうやら華陽夫人と子傒は子楚に対抗するために同盟を結んだようだ。
夏太后はコウランを呼んだ。そこには息子の政も来ていた。夏太后はコウランがランタンで火事を起こしたことを叱ったが、政は、そのランタンは自分と父とで一緒に作ったもので、コウランは知らなかったと説明した。さらに夏太后がコウランを非難すると、政がコウランをかばった。夏太后は生意気な政に怒ってムチ打ちの罰を与えることにした。コウランは必死で政をかばい、政に謝るように言った。
子楚が来て、わざとよろめくコウランを支えた。そして夏太后に後宮の廃止と、ランタンが原因の火事の件はコウランには関係が無いといってコウランを抱いて出て行った。コウランは政に夏太后に逆らってはいけないと注意した。子楚は夏太后の元を訪れ、ランタンの火事は自分に非があるといって謝り、これまで何度もコウランに助けられたという話をして、コウランに優しくしてほしいと頼んだ。
呂不韋は司徒 缺と共に、城の周辺をくまなく調べたがまったく糸口が見つからず、約束の時は迫って来ていた。その時、宣侯夫人が荷物を運ぶ車とともに城から出てきた。呂不韋はその荷物を検査させたが、問題はなかった。ただ、呂不韋はなにかおかしいと感じていた。
白霊児が呂不韋を探しに来たので、呂不韋は白霊児と一緒に食事をしようと店に入った。白霊児は自分が作った衣を呂不韋に贈り、自分の非を謝った。そして、これからは、絶対に問題を起こさないと誓った。その時、呂不韋の耳に店の客の噂話が聞こえてきた。それは、政はコウランと子楚王の子ではなく、コウランと呂不韋の子だと言うものだった。白霊児にも聞こえていたので、文句を言いに行こうとする白霊児を呂不韋が止めた。食事の後、白霊児は呂不韋を城まで送り、呂不韋にキスをして去っていった。呂不韋と司徒 缺は政に関する噂の出どころを調べることにした。
絲蘿は夏太后と庭を散歩していた。成蹻は側で弓で遊んでいた。すると突然、政が現れ、自分の弓で遊ぶなと言って弓を取り上げた。夏太后が政に成蹻に弓を返すように言うと、政は怒って弓を投げつけた。
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