中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-24話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-24話
嬴 柱王は、呂不韋と白 霊児の結婚に賛成だった。呂不韋は、コウランを探して、思わず抱きしめた。コウランは呂不韋を押しのけ、白 霊児と結婚するようにと言った。コウランは今や、皇太子妃になっているので、いまさら呂不韋とよりを戻すことは出来なかった。呂布偉は白 霊児と結婚し、花や植物を栽培して気を紛らしていた。白 霊児は呂不韋が喜ぶと思って、呂不韋が育てた花を、切って花束にして呂不韋に渡したが、呂不韋は丹精込めて育てた花を白 霊児が切ってしまった事に腹を立て、白 霊児を追い出した。
呂不韋は、珍しい宝物を集めていたが、偶然にもすごいお宝「和氏の璧」を手に入れる事ができた。呂不韋は、嬴 柱王が「和氏の璧」を夢に見るまで欲しがっていた事をしり、嬴 柱王に献上した。嬴 柱王は大いに喜んだ。そして華陽（かよう）夫人と一緒に「和氏の璧」を眺めようと思い、華陽夫人の元に行った。その時、華陽夫人は、浮気相手の檀奴と裸でお風呂に入っていた。そこに嬴 柱王が入ってきたので激怒して、二人は大喧嘩になった。二人の喧嘩がすさまじく、呂不韋が兵を連れて行ってみると嬴 柱王は死んでいて、華陽夫人が檀奴が嬴 柱王を殺してしまったと言った。
檀奴は尋問されることになった。白仲は密報を受けて秦の柱王が崩御したことを知り、すぐに殷小春を連れて王宮に戻った。子傒は、柱王が亡くなったことを知り、檀奴を押さえつけ、華陽夫人を探した。
子傒は、華陽夫人が子楚と共謀して柱王を殺したと思い、檀奴に、本当の事を言うように促した。白仲が宮中で子傒が子楚を陥れようとしている所に出くわし、子楚を自分が守ると決めた。
檀奴は華陽夫人を脅し、王宮から逃げるために馬と食べ物を要求した。子傒は檀奴を捕らえて嬴 柱王の本当の死因を突き止めたかったが子楚は華陽夫人の命が大切だった。二人がもめている間に、華陽夫人は、隙を見て逃げ、向きを変えてナイフで檀奴の胸を刺した。その時、衛兵たちが入ってきて刀を振り降ろし檀奴を殺した。檀奴は死ぬ間際に、自分が嬴 柱王を殺したことを認めて、華陽夫人は薄情な女だと罵った。子楚は檀奴の死体を10日間さらすことを決めた。
コウランは、殷小春に嬴 柱王の棺を開けて、徹底的に死因を調べさせた。子楚は檀奴には王様を殺害するような度胸は無かったと思い、犯人は華陽夫人だとにらんでいた。だが、華陽夫人はあくまでも檀奴が王を殺したと主張した。そして、華陽夫人は服を脱いで背中を見せた。そこには、嬴 柱王から乱暴された傷跡があった。
そこへコウランが来て、殷小春が出した嬴 柱王の検死結果を告げた。嬴 柱王の死因は頭の外傷ではなく、痰を喉に詰まらせたことが原因だった。華陽夫人ははれて疑惑が晴れ、肩の荷がおり、思わず大声て笑った。コウランは華陽夫人の身支度を手伝いながら、嬴 柱王が死んだのは、頭をたたいた花瓶のせいではなく、華陽夫人の不忠のせいだと戒めた。
華陽夫人は、愛人がいる事を認めた。コウランは、華陽夫人は国の危機と民衆の苦痛を顧みず、男の事ばかり考えていて前の王妃とは比べ物にならないと非難した。華陽夫人は、言い訳をしようとしたが、コウランに城から追い出してやると脅され、言葉が浮かんでこなかった。コウランは檀奴は本当に華陽夫人のことを愛していたと言った。華陽夫人は、檀奴を単なる遊び相手としか思っていなかった事を心の中で悔いていた。
コウランが華陽夫人の宮殿を出ると、呂不韋がコウランを入口で待っていた。呂不韋は華陽夫人が落ち着いた事を知って安心した。コウランは、呂不韋が嬴 柱王の死に関係ない事は解っていたが、呂不韋は、たまたま居合わせたのだと弁解した。
呂不韋は、白仲に秦の王様2人が相次いで亡くなった事に乗じて、近隣の6か国が秦を狙ってる時が、白仲が脚光を浴びるときになると言った。案の定、6か国は秦に戦争を仕掛けるようすだ。呂不韋は子楚に、この機会にすぐに王位に就く様に言ったが、子楚は、まだ喪が明けていないと言って王位に就くのを先延ばしにしていた。そこで呂不韋は、文武百官を巻き込んで子楚が早く王位に就く様に説得した。そして、子楚は正式に秦の王となった。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-登場人物-相関図-キャスト
