中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-11話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも1話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦(しん)の始皇帝の母、李皓鑭(りこうらん)の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭(りこうらん)を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋(りょふい)を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人(えいいじん)をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題:皓镧传 英語タイトル:The Legend of Hao Lan
放送年:2019年(中国)
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前3世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、2つの国は激しく争っていた。趙(ちょう)の国の都、邯鄲(かんたん)の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭(りこうらん)は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋(りょふい)だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人(えいいじん)に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-11話
殷小春は魚のスープに藤黄が含まれていることを見抜いた。藤黄(とうおう)は適量を食べれば、体を害することはないが、過剰に食べると人を殺す毒となる植物なのだ。コウランは、自分に非があると申し出たが、王妃はコウランを弁護するために、食事を担当する女を召喚したが、女は既に失踪していた。
全員がスープを飲んだのに、蛟王子のスープだけには毒が入っていなかったことから、雲少妃は雅王女と趙王を殺そうとしていたのは蛟王子だと断言した。コウランは呂不韋と羽王子が、蛟王子を毒殺しようとしていたのを知っていたので、わざと蛟王子のお椀をひっくり返したのだった。けれどもそれが、蛟王子にみんなが疑いの目を向ける事になってしまった。コウランは呂不韋にもう軽挙な行動はしないようにと警告した。
趙王の息子逸王子は半年ぶりに邯鄲に帰り、最初に敬愛する殷小春を訪ねた。高昊は殷小春に宮宴の毒について調べ、殷小春にコウランと距離を置くように注意した。逸王子は殷小春と一緒に楽しそうに碁を打っていた。
羽王子は瓊華の放す凧を拾いたがっている人を見かけたので、手伝ってあげた。調べてみると、その人物は韓国人であることが解り、住んでいるあばら家には4つの凧が置いてあった。瓊華はその男は自分の愛人で凧を利用して連絡を取っていたと言った。
瓊華は、小春(しょうしゅん)に美容の薬を注文したが、その処方を見た小春(しょうしゅん)は子供を身ごもらないようにする薬だったため、依頼を断った。すると、瓊華は、自分に逆らった小春を殺すつもりで捕らえてしまった。
羽王子は呂不韋に凧を見せた。コウランは凧の中になにか文字があるのを見つけた。逸王子は文字を解読したが、最後に書かれていた数字は解らなかった。羽王子は数字の意味を理解して、すぐに趙王に伝えようとしたが、止められた。
逸王子がコウランに殷小春を助けてくれと言ってきた。
コウランは毎晩、瓊華に小春を助けて欲しいと頼み続けた。コウランは小春を逃がすために、瓊華が凧に韓国の文字で、城で働く工作員の名簿を書いて、みんなの力を結集して趙を倒そうと伝えていた事を暴いた。仕方なく瓊華は殷小春を解放した。
殷小春が家に帰ると逸王子が眠っていたが、悪夢を見て目をさました。小春は昔のことは忘れる様に逸に言ったが、逸王子は妹の惨殺死と母親の難産死の様子を忘れられなかった。
羽王子は凧の名簿に基づいて韓国の工作員6人を捕らえ、趙王に報告した。しかし、羽王子が捕らえた韓国人工作員は、実は燕国の商人だった。趙王は困ってしまい、退朝を表明した。羽王子は朝廷を退いた後、自分はまんまと瓊華の罠にはまってしまった。これで、燕と趙が対立している限り、韓国は山の上に座って虎の戦いを見守ることができるのだなと思った。
捕らえられた蛟王子は、拷問を受け、日増しに体が衰えて行った。趙王も蛟王子を可哀想に思い始めた矢先、雅王女が、自分であの宴会での毒について調べたので蛟王子を釈放して欲しいと言って来た。雅王女が調べた所、私学の弟子たちがスープに入っていた魚が取れる湖に行き、誤ってインクや絵の具を湖にこぼしてしまい、魚が汚染されて毒になってしまったとの事だった。自分の言ったことが嘘ではないことを証明するため、雅王女は湖の水を取りにいかせ、太医に鑑定させた。これで蛟王子に対する疑いが晴れて、蛟王子は釈放された。
瓊華はコウランに淫らな舞をまって趙王を喜ばせるように強制したが、コウランは、そんな命令にしたがうなら、死んだ方がましだと言って断ったため、瓊華はコウランを処罰することにした。
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