韓国ドラマ – 悪の花 – あらすじ-21話～22話
韓国ドラマ「悪の花」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。悪の花は、韓国では16話で放送されましたが、日本では全24話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
韓国ドラマ – 悪の花 -概要
正体を隠して生きる夫と、真実を追う妻が繰り広げる、サスペンスロマンス。脚本を担当したユ・ジョンヒはこの悪の花で、初めての連続ドラマの脚本を書いた。サスペンスとしても見ごたえがあるが、見事に主人公の愛という感情を知る過程を描いている。家族への愛が解らないまま、偽りの人生を守るために必死になる主人公ペク・ヒソンをイ・ジュンギが見事に演じ、愛する夫が殺人犯なのではないかと疑う妻チャ・ジウォンを演じるムン・チェウォンとの相性も抜群だ。悪の花は、百想芸術大賞に５部門ノミネートされた。
演出:キム・チョルギュ
脚本：ユ・ジョンヒ
放送年：2020年（韓国）
視聴率：平均3.8％ 最高5.6％
韓国ドラマ – 悪の花 -あらすじ
金属工芸作家のヒソンは、刑事の妻のジウォンと娘のウナと幸せに暮らしていた。18年前に故郷で起きた連続殺人事件の犯人ミンソクと、その息子ヒョンスについて調べていた週刊誌の記者ムジンは、ミンソクが金属工芸作家だった事からヒソンの工房を訪ねた。そこでヒソンを見てムジンは思わず「ヒョンス」と呼んでしまった。ヒョンスは、父が自殺した後、村長を殺した犯人として指名手配され、逃げていたが、あるきっかけで出会った病院長の息子ペク・ヒソンとして14年間生きてきたのだった。そんなある日、ヒョンスになりすました人物が殺人事件を起こした。もちろんヒソンがやったのではない。ムジンは、特ダネ目当てでヒソンに協力することにした。ヒソンの妻の刑事ジウォンは、事件を担当しヒソンへの疑惑が湧いてきていた。
韓国ドラマ – 悪の花-あらすじ-21話
ヒョンスは、ジウォンを危険な作戦に巻き込みたくなかったので、ジウォンの手に手錠をかけ、GPSが仕込まれている時計を置いて「すぐに戻ってくる。」と言ってキスをした。
ジウォンは警察に連絡して、手錠を外してもらい、イ・ウチョルチーム長に、パク・スヨンの殺人犯とト・ミンソクの共犯者が同一人物だと話し、再捜査するよう頼んだ。そして署に戻り、ヒョンスがサンピルと交わした会話の録音をカン署長とユン係長に聞かせた。また、共犯者に知られないように、ジウォンが解放されて戻ってきたことは伏せる様に頼んだが、マヌと内通しているカン署長は、ジウォンは署に戻りヒョンスの潔白を主張していると伝えた。マヌは、すぐにそのことをヒソンに伝えた。
ヘスは、家の中へ侵入しようとしていた不審者に遭遇し、捕まえようとした。 不審者は、スクープを狙いのパク記者だった。ジウォンは、パク記者の尋問の様子を控室で観察していが、ウナが婦人警官に連れられてきたので驚いた。ウチョルによると、拉致事件のニュースを知ったジウォンの母ヨンオクが入院してしまったと説明した。ジウォンは、ウナの世話をヘスに頼んだ。
ジウォンの家で、物音を聞いて居間へ出たヘスは、黒服の男がソファに座っているのを見て、ウナの部屋のドアをしめ、ドアを開けないように言った。黒服の男は父ミンソクの葬儀に来ていた男、ヒソンだった。ヒソンは、ヘスをジウォンだと思い、ヘスの腹をナイフで刺し、去っていった。
ジウォンは、ヒョンスから情報を得た車の所有者に会い、監視カメラのメモリーカードを受け取った。
ヘスは、学生時代にヒョンスとムジンと一緒に川で遊んだ幸せな日々を思い浮かべて微笑み、目を閉じた。ムジンはヘスを迎えに行き、血だらけで床に横たわったヘスを見つけ、慌てて救急車を呼んだ。
一方ジウォンは、マクムンドンの公衆電話ボックス前の車の監視カメラの映像に、 帽子をかぶった黒服の男が午前2時30分ごろ電話をかけている姿が映っていた。そこに、ヘスが刺されたという連絡が入り、あわてて家に戻った。家ではヘスの言いつけ通りにドアを開けずに部屋に閉じこもるウナが、ジウォンが来たのでやっとドアを開けて、何が起こったのかを泣きながら話した。
ヒョンスは、サンピルの案内で、ミンソクの地下室の檻の中に監禁されていたチョン・ミスクに会い、ヨンジュ市殺人事件の共犯者が、唯一の生存者で目撃者であるミスクを殺しに来るが、自分が捕まえるからと言って、檻に鍵をかけ、鍵をミスクに渡し、檻の中に居れば安全だと告げた。
韓国ドラマ – 悪の花-あらすじ-22話
ヘスが刺されたのは、ジウォンに間違えられたからだと推測した警察は、ジウォンが刺されて死んだという偽の情報を流した。ジウォンは、ヘスの手術室の前で待機しているムジンの元へ行き、必ず犯人を捕まえると言って励ました。そんな中、手術を終えて出てきた執刀医は、凶器で損傷された臓器が大量に出血していて命の保証はできないと説明した。その後、ムジンは、ヘスが、イルシン病院の海外ボランティアリストを調べていた事をジウォンに伝え、それを取りに行った。
ヒソンは、ジウォンの死を伝えるニュースを聞いてほくそ笑んでいた。その後、サンピルに会い、ミンソクの地下室で檻の中に入れられているミスクを見て喜んだ。サンピルはヒソンが金に殺鼠剤をまき散らしているとはまったく知らず、金を貰って紙幣の匂いを嗅いで、満足して出て行った。
ヒソンは、ミスクの檻を開けようとしたが開かなかった。ヒソンは背後に人の気配を感じ、ナイフで攻撃した。ヒョンスはヒソンの攻撃を交わして首に犬の鎖を巻き付け殴りつけた。そして、その相手が、自分が成り代わっていた本物のペク・ヒソンだったので驚いた。
警察では、捜査の結果、パク・スヨンを殺したのは、15年の昏睡状態から目覚めたヒソンで、母親であるミジャがその犯行を隠したという結論に達していた。その頃、ムジンは、 マヌの家で、ヘスを襲撃した犯人を捕まえるためにボランティアリストがほしいと頼んでいた。そこにジウォンから、ペク・ヒソンが犯人であるという連絡が入った。
ムジンは、それを聞いて怒りを抑えきれずに、勝手にヒソンの部屋に入り、大声でヒソンの名前を呼びながら家の中を探し回った。そして、昏睡状態で寝ているはずのヒソンの姿がないことを確認して、その場をあとにした。マヌは、ムジンを殺そうと追いかけた。
ムジンは、高校生の時にト・ミンソクの地下室で動く大きな袋を見て、袋の中はヘラジカだと自分に言い聞かせて生きてきたことを話した。そして、マヌに息子の本性に気が付いたが、自分たちを守るために、目をそらしてきたが、もう終わりにするべきだと説得した。
ヒソンは、椅子に縛りつけられていたが、逮捕されたら、獄中でト・ミンソクと一緒にした殺人を芸術作品にしたことを書くと言った。ヒョンスは、ヒソンのポケットからサンピルとの連絡用の携帯と血まみれのジウォンのIDカードを見つけ、愕然とした。
ヒョンスはジウォンに電話したが繋がらなかった。そこで、警察に連絡すると、ジウォンは亡くなったと言われ、悲しみと怒りで泣き叫び、手にナイフを握りヒソンに襲い掛かった。しかし、ヒソンに腹を蹴られ、檻の方へ吹き飛ばされた。すると、檻の中のチョン・ミスクが、後ろからヒョンスを抱きしめ、ヒソンに逃げるように叫んだ。そして、ヒソンは地下室から出て森の中に逃げ込んだ。ミスクは、ヒソンを殺してはだめだとヒョンスを説得したが、ジウォンを殺されて理性を失っているヒョンスは、ヒソンを追いかけた。
ジウォンは、先程かかってきた電話がヒョンスからだと気づき、その番号にかけ直した。その電話を取ったミスクは、ヒョンスを助けるようにと頼んだ。
森の中で、ヒソンを追いかけていたヒョンスは、ヒソンに追いついて肩を刺した。そして、次に太ももを刺した。その後、一旦ヒソンを見失しなったが、ト・ミンソクの亡霊が現れヒョンスを導いた。
その頃、ジウォンが現場に到着し、チョン・ミスクから、ヒソンがジウォンを殺したと聞いたヒョンスがヒソンを殺しに追いかけて行ったことを聞いた。ミスクは、ヒョンスがヒソンを殺しても、ヒョンスは悪くないと言ったが、ジウォンは、殺人を正当化はできない。人を殺したら殺人者だと言って森の中に入って行った。
韓国ドラマ – 悪の花 – あらすじ-23話～24話(最終回）
