韓国ドラマ – 悪の花 – あらすじ-19話～20話
韓国ドラマ「悪の花」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。悪の花は、韓国では16話で放送されましたが、日本では全24話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
韓国ドラマ – 悪の花 -概要
正体を隠して生きる夫と、真実を追う妻が繰り広げる、サスペンスロマンス。脚本を担当したユ・ジョンヒはこの悪の花で、初めての連続ドラマの脚本を書いた。サスペンスとしても見ごたえがあるが、見事に主人公の愛という感情を知る過程を描いている。家族への愛が解らないまま、偽りの人生を守るために必死になる主人公ペク・ヒソンをイ・ジュンギが見事に演じ、愛する夫が殺人犯なのではないかと疑う妻チャ・ジウォンを演じるムン・チェウォンとの相性も抜群だ。悪の花は、百想芸術大賞に５部門ノミネートされた。
演出:キム・チョルギュ
脚本：ユ・ジョンヒ
放送年：2020年（韓国）
視聴率：平均3.8％ 最高5.6％
韓国ドラマ – 悪の花 -あらすじ
金属工芸作家のヒソンは、刑事の妻のジウォンと娘のウナと幸せに暮らしていた。18年前に故郷で起きた連続殺人事件の犯人ミンソクと、その息子ヒョンスについて調べていた週刊誌の記者ムジンは、ミンソクが金属工芸作家だった事からヒソンの工房を訪ねた。そこでヒソンを見てムジンは思わず「ヒョンス」と呼んでしまった。ヒョンスは、父が自殺した後、村長を殺した犯人として指名手配され、逃げていたが、あるきっかけで出会った病院長の息子ペク・ヒソンとして14年間生きてきたのだった。そんなある日、ヒョンスになりすました人物が殺人事件を起こした。もちろんヒソンがやったのではない。ムジンは、特ダネ目当てでヒソンに協力することにした。ヒソンの妻の刑事ジウォンは、事件を担当しヒソンへの疑惑が湧いてきていた。
韓国ドラマ – 悪の花-あらすじ-19話
停電になり、マヌはブレーカーを見てくると言ってその場を去り、待機していたヒソンは、停電を利用してガレージに入り、ヒョンスの車のトランクに家政婦のスヨンの髪の毛をばらまいて、ヒョンスの犯行にみせかける偽装工作をした。さらに、ミジャもろうそくを探すふりをしてトレイを落とし、ヒョンスに床に散らばったガムテープやろうそくを拾わせてヒョンスの指紋を確保した。マヌとヒョンスの電話を傍で聞いいたヒソンがサンピルが別荘に来ないようにし、ヒョンスを窮地に追い込むために講じた策だった。
家に帰る途中、ヒョンスは、家政婦のスヨンが知っている事を聞くために会わなければならないとジウォンに言った。
一方、サンピルは、ヒソンから出しゃばるなと言われ、腹が立って医療閉鎖病棟に行き、知り合いに賄賂を渡して記憶喪失になっているチョン・ミスクを退院させ、ガキョンリ村のト・ミンソクの家へ連れて行った。
その夜遅く、ヒョンスは知らない番号からの電話を受けた。男は、奥さんは、カンス署強力3班の刑事チャ・ジウォンで、娘は小鳥幼稚園に通うペク・ウナだと言われたが、誰なのかはわからなかった。ヒョンスは、電話番号をネットで調べてマクムンドンの公衆電話に行ってみた。すると電話ボックスの窓に、「俺はお前が見えるが、お前は俺が見えない｡ 」と書かれていた。
次の日、ヘスは昨夜、ヒョンスがマヌと一緒にいた時、家の中をのぞいてた人がいたから、共犯者はマヌではないかもしれないと言った。ヒョンスは、昨夜の電話の声はマヌではなく、 ムジンが公開した録音の共犯者の声に似ていたことに気が付いた。そこに、あわててムジンが、今朝マクムンドンの丘で親指の爪がない死体が見つかったと知らせに来た。
ムジンは、連続殺人犯が18年も経って再び殺人を犯したのは、犯人が刑務所にいたか、なにか理由があって殺人を犯せない状況にあったからだと推測した。ヒョンスは犯人の次のターゲットはヘスかもしれないから、ムジンに一人にしないで欲しいと頼んだ。
一方、マクムンドンの丘の死体遺棄事件の担当になったジウォンは、犠牲者がペク家の家政婦パク・スヨンであることを知って焦った。なぜなら、ウナが昨夜ヒョンスが出かけるのを見たと言ったこと、ヒョンスが家政婦に会わなければならないと言ったことを思い出したからだった。その後、鑑識の犯人の指紋がヒョンスの指紋と一致していることが解った。
ヒョンスは、サンチョルに電話をかけた。すると、女の人が出て、「チョン・ミスクです。」と名乗った。どこにいるのかを聞こうとしたが、サンピルがすぐに電話を切った。
そこにジウォンが現れ、今朝ペク家の家政婦パク・スヨンの遺体が発見され、被害者を縛っていたガムテープにヒョンスの指紋がついていたことを告げた。
韓国ドラマ – 悪の花-あらすじ-20話
殺された家政婦のメモから、ジェソプはマヌを訪ねて行った。そこで、ミジャは15年前からヒョンスをヒソンとして育てたという事を打ち明けた。
ヒョンスは、手錠をかけようとするジウォンの首にナイフを突きつけ、わざと監視カメラの前に連れて行った。ヒョンスはジウォンが共犯者では無い事を示すためにわざと警察に見せたのだった。
ヒョンスは、チョン・ミスクが生きていてサンピルといることをジウォンに知らせ、自力で共犯者を捕まえるから１日だけ欲しいと頼んだ。ジウォンは、それなら自分も一緒に行くと譲らなかった。
ジェソプがいそいでジウォンの家に行くと、監視カメラに首にナイフを突きつけられて出て行く姿が映っていたので、警察はジウォンはヒョンスに拉致されたと判断した。
警察が捜査を始めたことで、刑事の夫ペク・ヒソンが18年間指名手配されていた、ト・ヒョンスだった事が世間にも知れ渡った。
その頃、サンピルによって地下室の檻へ閉じ込められたチョン・ミスクは、ト・ミンソクとヒソンが檻の中を覗き込んでいたことや、犬の鎖を持っていたことが頭に蘇って、怖くなり出して欲しいと泣き叫んでいた。
サンピルは、ヒソンに電話して、「チョン・ミスクと一緒にいる。今夜深夜に5億ウォンを持ってこい。」と言った。
ムジンは、上司のカンに呼び出され、ヒョンスの事を説明したが、殺されたスヨンの髪がヒョンスの車のトランクで見つかった事を教え、殺人犯を隠してはいけないと怒られた。
ヒョンスはジウォンに事の経緯を説明した後、サンピルに連絡を入れ、「おれをはめたな。」と言った。サンピルは、罠をかけたのは自分ではなく共犯者だと明かした。ヒョンスは、ミスクがいる事を共犯者に伝えたと思うが、引き渡したら殺される。手を組もうと持ち掛けた。その会話をジウォンが録音していた。
