韓国ドラマ – 悪の花 – あらすじ-3話～4話
韓国ドラマ「悪の花」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。悪の花は、韓国では16話で放送されましたが、日本では全24話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
韓国ドラマ – 悪の花 -概要
正体を隠して生きる夫と、真実を追う妻が繰り広げる、サスペンスロマンス。脚本を担当したユ・ジョンヒはこの悪の花で、初めての連続ドラマの脚本を書いた。サスペンスとしても見ごたえがあるが、見事に主人公の愛という感情を知る過程を描いている。家族への愛が解らないまま、偽りの人生を守るために必死になる主人公ペク・ヒソンをイ・ジュンギが見事に演じ、愛する夫が殺人犯なのではないかと疑う妻チャ・ジウォンを演じるムン・チェウォンとの相性も抜群だ。悪の花は、百想芸術大賞に５部門ノミネートされた。
演出:キム・チョルギュ
脚本：ユ・ジョンヒ
放送年：2020年（韓国）
視聴率：平均3.8％ 最高5.6％
韓国ドラマ – 悪の花 -あらすじ
金属工芸作家のヒソンは、刑事の妻のジウォンと娘のウナと幸せに暮らしていた。18年前に故郷で起きた連続殺人事件の犯人ミンソクと、その息子ヒョンスについて調べていた週刊誌の記者ムジンは、ミンソクが金属工芸作家だった事からヒソンの工房を訪ねた。そこでヒソンを見てムジンは思わず「ヒョンス」と呼んでしまった。ヒョンスは、父が自殺した後、村長を殺した犯人として指名手配され、逃げていたが、あるきっかけで出会った病院長の息子ペク・ヒソンとして14年間生きてきたのだった。そんなある日、ヒョンスになりすました人物が殺人事件を起こした。もちろんヒソンがやったのではない。ムジンは、特ダネ目当てでヒソンに協力することにした。ヒソンの妻の刑事ジウォンは、事件を担当しヒソンへの疑惑が湧いてきていた。
韓国ドラマ – 悪の花-あらすじ-3話
ヒソンは、すぐにスヨンの親に謝罪し、ウナにも謝らせた。ジウォンは、そんなヒソンに激怒したが、ヒソンが謝ると、すんなり許した。
70代独居老人殺人事件では、以前３億７千万ウォンを寄付していた被害者のチョン・ムンオクが、死後カンス老人福祉会館に全財産を寄付するという遺言状を作成していたことが判明した。チェ刑事は、賭博にのめり込んでいる息子・アン・ジョングが犯人で、その遺言状が殺害の動機だと言ったが、ジウォンは、死体の親指に口紅が付着していたので、まず、口紅の持ち主を探すべきだと主張した。
鑑識の結果、遺言状の母音に朱肉ではなく口紅を使っていたことが解り、社会福祉士のパク・ソヨンが被疑者として浮上し、凶器が発見され、ジウォンはソヨンを連行した。動機を聞くと、ソヨンは、毎日階段を上がるのが面倒くさかったからだと答えた。そして、ソヨンはいきなりカミソリでジウォンを斬りつけた。ジウォンはソヨンを地面に叩きつけ、連行途中で犯人が死ぬこともあると脅した。ソヨンは観念して泣き、ジウォンは手錠をかけた。
ヒソンは、ムジンの手帳をチェックして、かっての同僚ナム・スンギルの名前を見つけた。理由を聞くとヒョンスの事でたれ込みがあり、会う事になっているとの事だった。ヒソンは、ムジンのふりをしてスンギルに電話した。スンギルは、１ヶ月前からト・ヒョンスに脅迫されていて、守って欲しいと訴えた。ヒソンは、ト・ヒョンスは死んだと嘘を付いた。すると、スンギルは、ヒョンスは生きている価値のない人間だから死んで良かったと言った。それを聞いてヒソンは激怒した。
その夜スンギルは、雨具を来た怪しい男にナイフでめった刺しにされ、自分のレストランで殺された。
目を覚ましたジウォンは、ヒソンがいないためリビングへ向かうと、丁度ヒソンが黒いレインコートを着て帰宅したところだった。驚いているジウォンに、ヒソンはビールを買いに行っていたと言った。
その後、ヒソンは地下室に降り、ムジンに、死亡解剖した時に怪しまれないように、ムジンの家の近くで買ってきたと言って海苔巻きを食べさせた。助けて欲しいというムジンに、ヒソンは、ムジンが犯罪だと知らずに犯罪を助け、人を死なせた過去がある事を知り、その証拠映像のありかを聞き出した。
韓国ドラマ – 悪の花-あらすじ-4話
中華料理店の店主ナム・スンギルが殺害された。スンギルは、2002年の連続殺人犯ト・ミンソクの手口と同じように首には犬のリードが巻かれ、親指の爪がはがされていた。また、監視カメラには、黒いレインコートを着た犯人が映っていた。その映像を見てジウォンは、昨夜のヒソンの姿が心に浮かんだ。
その後、スンギルが最後に話した相手がキム・ムジン記者だという事が解り、ジウォンは ムジンの上司・カン・ピリョンに連絡をすると出勤していないという事だった、ただ、過去にムジンが家のトイレに閉じ込められて死ぬところだったという話を聞いて、ムジンのアパートに向かった。
その頃、ヒソンはムジンの家でパソコンを開き問題の映像を探していた。探し出した動画を確認すると、まったく関係のない動画だった。騙されたと知った時、誰かがやって来た。ドアの外には、妻・ジウォンが立っていた。ヒソンは急いで窓からベランダへと脱出した。
ジウォンは、鍵を壊して家の中に入り机の上のパソコンを触った。パソコンがまだ温かかったので、誰かがいると感じ家中を探し始めた。ヒソンはべランダを乗り越えて、ジウォンにキム・ムジンが工房へ訪ねて来たと電話で伝えたのでジウォンは帰って行った。
ヒソンが地下室行くと、自力で縄をほどいたムジンに襲われたが、返り討ちにした。そして、ビデオは手に入れたと言ってムジンの弱点を握ったことにして、ムジンを警察に行かせた。
警察でムジンはスンギルが殺された事を知り、スンギルの電話に残されていたト・ヒョンスについて質問された。ムジンは、連続殺人犯のミンソクの息子で、自治会長を殺して逃げた逃亡犯だと話したが、ヒソンになりすましている事は話さなかった。
ムジンは会社に出勤し、ヒソンが地下室で自分に海苔巻きを食べさせていた明け方の３時が犯行時間だと知り、ヒソンは犯人ではない事を確信し、チーム長に事件を追うと告げて工房へ向かった。
