韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ- 3話～4話
韓国ドラマ「青春ウォルダム 呪われた王宮」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。青春ウォルダム 呪われた王宮は、全20話です。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – 概要
「青春ウォルダム 呪われた王宮」は、どこからか送られてきた「呪いの書」に苦しむ世子イ・ファンと家族殺害の罪をかぶせられた聡明な名家の娘ミン・ジェイ［チェイ］が、互いを救うために手を組んで陰謀と謎を解き明かしていく、青春ロマンスミステリー。世子のファン役は『花郎（ファラン） 希望の勇者たち』で王様でありながら身分を隠してファランに入ったジディを演じて日本でも大人気のパク・ヒョンシク。男装したヒロイン、チェイ役は韓国版寄生獣で主演を務めたチョン・ソニ。また、主人公だけではなく、主人公を囲む人々が、立場や環境に悩みながらも逆境を乗り越えていく姿が時代を超えて共感を覚える作品になっている。
演出：イ・ジョンジェ
脚本：チョン・ヒョンジョン
放送年：2023年 tvN 全20話（韓国）
最高視聴率：4.9％
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ
世子（セジャ）イ・ファンは、「呪いの書」に苦しめられていた。３年前に世子になった直後、どこからか送られてきた呪いの書には、ファンが世子になるために兄を暗殺したと書かれ、さまざまな災いに見舞われたあげく廃位され死を迎えると書き記されていた。１年前、呪いの言葉の１つが現実となる事件が起き、右手が自由に使えなくなった。以来、「呪いの書」のことが頭から離れなくなっていた。友人ハン・ソンオンの許婚（いいなずけ）で、亡き恩師の娘ミン・ジェイ［チェイ］は、婚姻目前に家族全員を殺害した汚名を着せられ追われる身となった。チェイは無実を訴え、家族の死の真相を調べるためにファンに会いに行き、呪いは人間の陰謀だと言い放った。最初は懐疑的だったファンだが、チェイの類まれな推理力を認め、内官のふりをさせ、そばに置いてかくまうことにした。そして二人で互いを救うために陰謀と謎を解き明かしてゆく事になる。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 3話
チェイは「世子が呪いの書を受けた。」と扉を叩いて叫んだ。ファンは慌ててチェイの口を塞いで睨みつけた。するとチェイは「助けてください。」とファンに頼んだ。
するとファンは、「開城（ケソン）からここまで来るために命をかけたと言ったか。それなら東宮殿にくるのはさらに簡単だろう。方法は自分で考えるのだ。」と言い、自分で方法を見つけて東宮殿まで来れば無実を証明する機会を与えると約束した。
チェイは、内官になって東宮殿へ入りこむ策を思いつき「東宮殿に新たに配属された内官です。」と自己紹介をして宮廷の人たちをだまし、内官の殿閣（デンカク）へ入り込む事に成功した。内管達は、チェイは気難しいファンに数日で追い出されるだろうと思い、特に気に留めなかった。
チェイが内官の姿で東宮殿を探すがさっぱりわからず困っていると、ファンにお菓子を届けに行くというハヨン王女と出会い、彼女と共に東宮殿に向かった。
ファンは自分が送っていない密書は、「呪いの書」を送ってきた人物が送ったのであろう。その人物がチェイの家族を殺したのだろうか？王宮内で誰と手を結ぶべきか？等を考えていた。その時、内官の姿でチェイが現れた。ファンは思ったよりも早く東宮殿に到着したチェイに感心して、去年洪水で行方不明になった内官「コ・スンドル」という名前を与えた。
ソンオンは逃亡中の講武（カンム）場での祝文事件の容疑者オ・マンシクを捜査中に父ジュンオンの物と思われる亀のコンパスを発見した。
チェイは、自分の父の最後の言葉は世子様をお守りしろだった。世子様が信じてくれるなら呪いの書の秘密を暴いて見せると約束し、家族が殺された理由も解明して、名誉を回復した後、婚約者の元に戻りたいと話した。そして、開城(ケソン)では、自分がカラムの助けを借りて多くの事件を解決してきた。その中には10年間捕まらなかった盗人や連続殺人犯の逮捕もあると明かした。
一方、キム・ミョンジンは、チャン・ガラム（カラム）を蔓硏堂(マンエンダン)へ連れてきた。そして得意な事と苦手な事を聞いた。カラムは、読み書きは苦手だが体力には自信がある。と答え、ミョンジンの後ろにいたネズミを捕まえてみせて無事弟子となることが出来た。
ファンはチェイに「約束したのだから機会をやろう。必ず能力を証明しなければならない。」と言って、最近都城(トソン)で起きた連続殺人事件を任せることにした。チェイは10日間で事件を解決して見せると喜んだ。ファンは、事件の資料を渡して護衛武士テガンに書庫の秘密の部屋へ案内させた。
チェイの婚約者ハン・ソンオンは父ハン・ジュンオンに捜査の過程で分かったことを伝えた。父は、世子の周辺で起きる奇妙な事件はミョンアン大君（テグン）を世子の座にすえるために誰かが計画的に行っている事。さらに、ファンは賢く、傲慢で臣下の者を信じないので最も危険な王になる可能性がある。友であるソンオンのことも信じていないと告げた。
翌朝、チェイは寝坊してソ内官に怒られた。チェイは内管としてファンの身支度を手伝った。その時、ファンはチェイに与えた内官「コ・スンドル」について説明した。それを聞いたチェイは、「父が世子様は一度見たものは全て覚えている驚くべき人だと言っていた。」と言った。ファンはチェイの顔をじっと見て、「こうして近くで見ると幼い頃の面影が残ってる。」とほほ笑んだ。チェイも「はい、子供の頃お会いしました。」と言って笑った。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 4話
ファンは子供の頃の開城(ケソン)でのチェイとの出逢いを思い出していた。幼いチェイは借金のカタに売られそうになったシム・ヨンを救うために、渓谷の主人だと主張して勝手に通行料を取っていた。そして、その後、チェイはハン・ソンオンに一目惚れしたことをファンに打ち明けた。ファンは許嫁を迎えに行くと嬉しそうに話していたソンオンを思い浮かべて「お似合いのカップルだ」と微笑んだ。
ソンオンは部下から、チェイが洞窟で傷の治療をしたという報告を受け、チェイが生きていると考え、彼女の行方を探し続けるよう命じた。ソンオンはチェイの事が好きだったので、なぜ彼女が殺人犯になったのかわからなかったし、生きているのか死んでしまったのもわからず苦しんでいた。
チェイが荷物を背負って東宮殿へ向かう途中、遊んでいるハヨン王女とミョンアン大君の傍を通った。その時、誤って飛んできた木の棒に当たりそうになり思わず目を閉じた。その瞬間、ソンオンがそれを手で止めてくれた。チェイは驚いてソンオンを見つめ、「東宮殿に新しく入った内官のスンドルです。」と自己紹介した。チェイは、ソンオンが自分に全く気付かずハヨン王女達の遊びに加わったのを寂しそうに見つめてその場を去った。
その後、チェイは、ファンの命を受けてテガンと共に、結婚祝いを届けるために派遣した翊衛(イグィサ)（東宮の護衛を担当する官庁司）の死体を蔓硏堂(マンエンダン)へ運び、ミョンジンの弟子になったカラムと再会した。チェイはカラムと手を取り合って再会を喜んだ。
ミョンジンが遺体を調べると、矢じりに塗られていた毒により死んだ事がわかり、その毒は1年前ファンの肩に当たった矢に使われていた毒と同じ蛇の毒だった。
チェイはファンにミョンジンの検屍報告を伝え、本物の翊衛は来る道中で殺され、偽者が自宅に密書を届けに来たに違いないと推理した。結婚祝いが届いた時、チェイは偽の翊衛の顔を見ていたが、家族が亡くなったショックで何も覚えていなかった。それでも必死に思い出そうとする姿に、ファンは自分も兄が亡くなった年の記憶が曖昧だからチェイの気持ちはわかると言って慰めた。チェイはファンが兄を殺害していないと信じていたと伝えた。
チェイは一年前にファンに矢を打った者と結婚祝いを届けた偽の翊衛(イグィサ)と自分の家族を殺した者は同じ組織に属していると推定し、密書を送った目的を見つけて組織の実体を暴いてみせると約束した。そんなチェイに、ファンは、公開書筵(ソヨン・講話)を開いて都城(トソン)での連続殺人事件について議論するので参加するよう命じた。チェイは公開書筵の書筵官(ソヨングァン・講師)がソンオンだとわかり、男装して許嫁のソンオンに会うことに悩んだが、参加することにした。
ソンオンは逃亡中の講武（カンム）場での祝文事件の容疑者オ・マンシクを捜査中に父ジュンオンの物と思われる亀のコンパスを発見した。ソンオンは、悩んだ末にファンに報告せずジュンオンを訪ねた。すると、ジュンオンは、亀のコンパスは2年前3議政(サムウィジョン)（議政府(ウィジョンブ・内閣)の領議政・右議政・左議政の3人と六曹判書(ユクジョパンソ)（朝鮮王朝の六官庁(行政事務)の大臣）と正ニ品の9人がいただいた物で、自分の物はここにあるとソンオンに見せた。そして、私情を挟んでファンに事実を隠したソンオンを叱った。
公開書筵(ソヨン・講話)の場で、ソンオンは都城で起きた3件の事件は、第一、第三の被害者の体に刻まれた文字と高齢者という共通点があるので連続殺人事件だと断言した。そして、迷信を信じる犯人が都城の南・北・西門で事件を起こしたので、次は東門付近で犯行に及ぶだろうと推理し、必ず犯人を捕まえてみせると言った。ファンは祝文事件の謎を明かした内官だとチェイを紹介し、意見を求めた。チェイは、連続殺人事件だということは間違いないが、第四の犯行が東門付近という意見に同意せず、第二の遺体を調べて遺体に刻まれた文字の意味を解明すれば次の殺害場所がわかるだろうと主張した。
すると、ソンオンは、追加調査に時間をかけるより、第四の殺人を未然に防ぐことの方が重要で優先すべきであると反論した。ファンは、ソンオンに、漢陽東部一帯の警備の強化を命じ、チェイには追加調査を命じた。ジュンオンはソンオンを呼び出し「内官ごときと比べられて笑い者にされるな、何としても犯人を捕まえるのだ。」とはっぱをかけた。
ファンはチェイが意見を整理してしっかり発言したことに満足し、称賛する手紙とりんごをプレゼントした。チェイは、能力を認められた事がうれしくて、しばらくリンゴを口にすることなく眺めていた。
一方、チョ・ウォンボは、東宮殿の内官の存在が気になり、チェイの事を調べさせていた。
翌日、ファンは「リンゴは美味しかったか？」とチェイに聞いた。するとチェイは笑顔で「とても美味しかったです。」と答えた。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 5話～6話
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 全話一覧
