韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ- 7話～8話
韓国ドラマ「青春ウォルダム 呪われた王宮」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。青春ウォルダム 呪われた王宮は、全20話です。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – 概要
「青春ウォルダム 呪われた王宮」は、どこからか送られてきた「呪いの書」に苦しむ世子イ・ファンと家族殺害の罪をかぶせられた聡明な名家の娘ミン・ジェイ［チェイ］が、互いを救うために手を組んで陰謀と謎を解き明かしていく、青春ロマンスミステリー。世子のファン役は『花郎（ファラン） 希望の勇者たち』で王様でありながら身分を隠してファランに入ったジディを演じて日本でも大人気のパク・ヒョンシク。男装したヒロイン、チェイ役は韓国版寄生獣で主演を務めたチョン・ソニ。また、主人公だけではなく、主人公を囲む人々が、立場や環境に悩みながらも逆境を乗り越えていく姿が時代を超えて共感を覚える作品になっている。
演出：イ・ジョンジェ
脚本：チョン・ヒョンジョン
放送年：2023年 tvN 全20話（韓国）
最高視聴率：4.9％
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ
世子（セジャ）イ・ファンは、「呪いの書」に苦しめられていた。３年前に世子になった直後、どこからか送られてきた呪いの書には、ファンが世子になるために兄を暗殺したと書かれ、さまざまな災いに見舞われたあげく廃位され死を迎えると書き記されていた。１年前、呪いの言葉の１つが現実となる事件が起き、右手が自由に使えなくなった。以来、「呪いの書」のことが頭から離れなくなっていた。友人ハン・ソンオンの許婚（いいなずけ）で、亡き恩師の娘ミン・ジェイ［チェイ］は、婚姻目前に家族全員を殺害した汚名を着せられ追われる身となった。チェイは無実を訴え、家族の死の真相を調べるためにファンに会いに行き、呪いは人間の陰謀だと言い放った。最初は懐疑的だったファンだが、チェイの類まれな推理力を認め、内官のふりをさせ、そばに置いてかくまうことにした。そして二人で互いを救うために陰謀と謎を解き明かしてゆく事になる。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 7話
ファンはシム・ヨンの遺書を読んでチェイにだまされたと激怒して、テガンにコ・スンドル(チェイ)を連れてくるように命じた。現れたチェイに翡翠のブレスを投げつけて愛の証なのかと尋ねた。チェイは義兄の証だと答えたが、ファンは信じなかった。シム・ヨンの遺書を読んでチェイは真実ではないと主張したが、死ぬ前に恋人に残した遺書が偽りなわけがないとファンは言った。そして、「全部嘘だったのか！」と怒ってチェイを東宮殿から追放した。チェイはヨンが亡くなった事と、ファンに信じてもらえないことが悔しくて泣いた。
チェイは国巫（クンム）が使ったお香からボタンの花を見つけ、家族が殺された日、料理中にシム・ヨンが訪ねてきたことを思い出した。そして、最後に重要な手がかりとなる可能性があると、乾燥させたボタンの花を調べるようテガンにファンに伝えるように頼んだ。
世子の片腕が不自由な事を知っていた王は、そのことが原因で世子を廃位させるための反乱が起きると思い、その秘密を知る侍医を殺した。そして、「誰も信じてはいけない。自分の身は自分自身で守りなさい」と忠告した。しかし、ファンは宮殿の奥で一人孤独に耐えていた自分のもとに現れた救世主チェイを失って涙を流していた。
カラムは推刷令(チョセリョン)（逃亡した奴婢(ぬひ)を捜して主人に戻すこと）が下されて追われる身となり、朝早く従兄の家を出て蔓硏堂(マニョンダン)を訪ねた。遺体安置台に昨日はなかった遺体がおかれていて、不思議に思ってると、いきなり遺体が起き上がり悲鳴を上げたが、それは遺体ではなく東宮殿を追い出されたチェイだった。 カラムは飛びついて再会を喜んだ。そして、一緒に開城(ケソン)へ帰ろうと約束を交わした。
チェイはカラムにシム・ヨンの遺書を見せて、彼が自決したことを伝え、驚くカラムに自分とヨンは特別な関係に見えていたのか正直に教えてほしいと頼んだ。カラムは首を振って強く否定したがチェイは不安だった。その後、チェイは、東宮殿から追い出されて行く所がないので、蔓硏堂で寝泊まりさせてほしいと頼んだ。
一方、チェイを追い出したファンは一睡もできなかった。そして毎朝、服を着せてくれたジェイを思い出していた。さらに、テガンが秘密部屋のある書庫に鍵をかけたと聞き、拒否されたら死ぬしかないと言っていたチェイが心配でたまらなくなった。
その後、ファンは秘密の部屋でチェイが星宿庁(ソンスチョン) の国巫(クンム)の香炉を調べていたことを知ると、シムヨン事件を担当した義禁府(ウィグムブ)（王命により 罪人の取り調べを行う官庁）の従事官から話を聞いたり、開城(ケソン)府家族殺人事件の日誌を取り寄せたりして調べ始めた。
それを知ったソンオンは、ファンに会い、開城(ケソン)府家族殺人事件について調べている理由を尋ね、シムヨンの遺書を見せてほしいと頼んだ。ファンは師匠の死を調べているだけだと答え遺書は見せなかった。ソンオンはファンに許婚書を見せて「私が許婚書を持ち続ける限り、ミン・ジェイ（チェイ）は私が守るべき人です。」と言った。ファンは、チェイが生きていて無実を主張するならソンオンのもとに返すと約束した。
翌日ファンは、チェイが調べていた国巫の部屋で見つけた牡丹の花びら持って蔓硏堂(マニョンダン)を訪れた。そして、そこにチェイがいることを知り安心した。ミョンジンは、花びらの形のまま乾燥して香に使うというのは聞いたことがないと言いながら、それでも調べてみると言った。その後チェイは、ファンに、国巫の家で香炉を発見した時、あの日、家族のスープを準備していた時に台所で乾燥牡丹の花びらが燃えていたのを見た事と、シム・ヨンが台所に訪ねてきたことを思い出した事を伝えた。そして、シム・ヨンは自分の恋人ではないと言って立ち去った。ファンは何も言えなかった。
ファンは、庭で椅子を運ぶチェイを見かけた。そっと近づいてみると、チェイは自分の悪口を言っていた。ファンは黙ってそれを聞いていた。チェイはファンがいることに気づき驚いて池に落ちそうになった。ファンは急いでチェイを抱きかかえた。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 8話
チェイはファンが居ることを知らずファンの悪口を言っていたが、ファンがいることに気づいて驚いて池に落ちそうになった。ファンは急いでチェイを抱きかかえた。そして「私は残酷か？」と尋ねた。チェイは「残酷です。」と答えた。そして、国が存在するためにはご飯と軍隊、そして信頼が必要だという孔子の言葉を引用し、何かを成し遂げた偉人は側近を失うようなことはしなかったとファンに言った。
ファンは、全て正しいと自分の非を認め、夜中に追い出してわるかったと謝った。そして、シム・ヨンの遺書のことでチェイを疑った事を謝罪するために、蔓硏堂を訪ねた事を伝えた。そこで、チェイは東宮殿に戻りたいと伝えたが、ファンはソンオンの言葉が頭をよぎり、チェイとの間に距離を置くために東宮殿と書庫への出入りを禁じた。
月に一度行われる、兵曹(ピョンソ)（軍務を司る官庁）と翊衛司(イグィサ)（東宮の護衛を担当する官庁）の撃球（キョック）競技の日。競技場で働いていたコ・スンドル(チェイ)を見かけたソンオンは、どちらを応援するのかと尋ねた。チェイは「私はもう東宮殿の内官ではないので兵曹に3銭かけた。」と答えた。するとソンオンは「それではその3銭を3倍に増やしてあげよう。」と約束した。そんな二人を目撃して嫉妬したファンは、急遽試合に参加することを決めた。
テガンはファンの腕のことを心配したが、「そんなことより勝つ方法を考えろ。絶対に負けるつもりはない。」と言った。撃球（キョック）競技が始まると、ファンは妹のハヨン王女とチェイがソンオンを熱心に応援するのを見て、がっかりしたが、負けるものかと真剣に試合に臨み、スンドルとの約束があるソンオンもいつもとは異なり本気を出した。 チェイは競技が進むにつれてファンが気になっていた。
接戦の末、ファンが決勝ゴールを決めて勝利した。チェイは掛けたお金は失ってしまったが、楽しかった。試合後、道具を運ぶチェイにファンは、応援していた兵曹が負けて残念だなとからかい、テガンは敵を応援するスンドルに腹を立てていた。その後チェイはソンオンの手伝いをし、口では兵曹を応援していたが、目は世子だけを見ていたと言われた。チェイは試合中のファンの事を思い出し「むだにカッコイイ」とつぶやいた。
国巫の牢獄に届け物があり、国巫は命令を遂行するよう伝えられた。
カラムはムジン法師がキム・ミョンジンの師匠だと知り、開城（ケソン）でシム・ヨンから命令を受けて動いていたのが、ムジン法師だと気がついた。そしてチェイにムジン法師が開城で托鉢していたことを話した。 チェイは、逃亡中の身なので彼について調べないよう釘を差した。キム・ミョンジン、カラムとチェイはボタンの花のことを調べたが、外国で調合したものだということしかわからなかった。
ファンや廷臣（ていしん）たちが見守る親鞫(チングク)（王命により大罪人を尋問する場）で、王は、４人目に刻もうとした文字を言えば命だけは助けようと言われたが国巫は、命乞いなどしないと笑い「李」が４文字目だと言った。これにより文字は「宋家滅李」となり、宋家の滅亡ではなく宋家が李家を滅ぼすという予言であることがわかった。
その後、国巫は「壁川(ビョクチョン)の宋家が李家を滅ぼし王になる。李家の者たちの体は断片に引き裂かれ、魂は行くあてなく浄罪界を漂うことになるだろう。」と呪いの書の最初の文を口にした。王は激怒し、ファンは、髪が白く変わって死亡したシム・ヨンのことを思い浮かべた。国巫は呪いの言葉をすべて言い終えると、衣から這い出した毒蛇に噛まれて死んだ。その際、手首に「李（イ）」の字を書いて、呪文を完成させた。
ファンは、国巫にナイフや蛇を運んだ者がいると推測し、義禁府の牢番を調べるようソンオンに命じた。又、自分が受けた矢の毒と結婚祝を届けた伝令を殺した毒が国巫の毒蛇のもので、全ての事件が同じ一味の仕業であると確信した。
その後、宮殿内の李(スモモ)の木に雷が落ちて燃え、呪いに怯えながら消化活動をする歩兵を見たファンは、真剣な表情でコ・スンド（チェイ）を呼ぶよう命じた。しかしその頃、チェイは、ミョンジンとカラムと共に牡丹の花びらについて調べて帰る途中、「宋家滅李」のちらしを町中にばらまいている男たちを追いかけて捕らえられていた。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 9話～10話
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 全話一覧
