韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ- 15話～16話
韓国ドラマ「青春ウォルダム 呪われた王宮」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。青春ウォルダム 呪われた王宮は、全20話です。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – 概要
「青春ウォルダム 呪われた王宮」は、どこからか送られてきた「呪いの書」に苦しむ世子イ・ファンと家族殺害の罪をかぶせられた聡明な名家の娘ミン・ジェイ［チェイ］が、互いを救うために手を組んで陰謀と謎を解き明かしていく、青春ロマンスミステリー。世子のファン役は『花郎（ファラン） 希望の勇者たち』で王様でありながら身分を隠してファランに入ったジディを演じて日本でも大人気のパク・ヒョンシク。男装したヒロイン、チェイ役は韓国版寄生獣で主演を務めたチョン・ソニ。また、主人公だけではなく、主人公を囲む人々が、立場や環境に悩みながらも逆境を乗り越えていく姿が時代を超えて共感を覚える作品になっている。
演出：イ・ジョンジェ
脚本：チョン・ヒョンジョン
放送年：2023年 tvN 全20話（韓国）
最高視聴率：4.9％
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ
世子（セジャ）イ・ファンは、「呪いの書」に苦しめられていた。３年前に世子になった直後、どこからか送られてきた呪いの書には、ファンが世子になるために兄を暗殺したと書かれ、さまざまな災いに見舞われたあげく廃位され死を迎えると書き記されていた。１年前、呪いの言葉の１つが現実となる事件が起き、右手が自由に使えなくなった。以来、「呪いの書」のことが頭から離れなくなっていた。友人ハン・ソンオンの許婚（いいなずけ）で、亡き恩師の娘ミン・ジェイ［チェイ］は、婚姻目前に家族全員を殺害した汚名を着せられ追われる身となった。チェイは無実を訴え、家族の死の真相を調べるためにファンに会いに行き、呪いは人間の陰謀だと言い放った。最初は懐疑的だったファンだが、チェイの類まれな推理力を認め、内官のふりをさせ、そばに置いてかくまうことにした。そして二人で互いを救うために陰謀と謎を解き明かしてゆく事になる。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 15話
チェイは、死んだ吏曹判書(イジョパンソ)の娘が開城(ケソン)で失った翡翠のブレスレットを着けている事に気づき、こっそりブレスレットを盗み、ファンに渡した。その後、蔓硏堂(マニョンダン)へ戻り、ファンは毒殺だろうと話した。
ミョンジンは、チェイが翡翠のブレスレットを盗んでファンに渡したのを目撃し、そのことを責めた。ファンは、袖から翡翠のブレスを取り出して開城(ケソン)で家族を殺したミン・ジェイの物なのだと説明した。ミョンジンは、なぜ翡翠のブレスレットがミン・ジェイの物だと分かったのかとチェイに聞いた。3人は、世子から聞いていたからだとごまかした。
ミョンジンは、世子が変装して蔓硏堂(マニョンダン)に出入りしているらしい。どうやらファンとチェイのどちらかが世子にちがいないと思い、チェイを世子と勘違いして手を握った。しかし、世子が東宮殿に監禁されていた際に、ファンは蔓硏堂に来なかった事から、ファンが世子なのかもしれないとも思っていた。
その帰り、ファンはミョンジンの弟子が女性で、ジェイの下女だったチャン・ガラムであることに気づき、国法に従って開城(ケソン)に返さなければならないと言った。チェイはカラムが居なかったら、ケソンから逃げることはできなかった。命をかけて救ってくれたカラムを送れる場所はない。一日も早く事件を解決して無実を証明したいのでそれまではカラムを守らせてほしいと涙ながらにファンに頼んだ。
その後、チェイは事件の日に、シム・ヨンが チェイが料理をしているときにやってきて翡翠のブレスレットに触ったことを思い出し翡翠のブレスレットを調べた。ブレスレットの中心にある飾りは空洞になっていて、中にはヒ素が入っていた。料理をしたり食事をしたりする時にヒ素が下に落ちる構造で、自然にヒ素を食事中や料理に混入させることができることがわかった。
ヨンがブレスレットを利用してチェイをはじめとする一家を殺害する目的だったことが明らかになった。しかし、チェイだけが料理を食べなかったので、生き残り、ヨンの計画は一部失敗に終わった。亡くなった吏曹判書の娘は、転売されたチェイのブレスレットを購入し、ブレスレットに入っていた毒を口にしてしまい死亡したのだった。
ミョンジンとカラムは、ミン・ジェイの無罪を証明するために義禁府に翡翠のブレスレットを持っていくべきだと言ったが、 チェイとファンは、翡翠のブレスレットがシム・ヨンとジェイの愛の証となっているし、シム・ヨンがチェイの恋人であるという遺書を残して死んだので、持って行っても疑惑が増すだけで無罪は証明できないと反対した。
蔓硏堂(マニョンダン)からの帰り道、ファンは、事件が終わったらカラムを連れて開城に戻るのかチェイに聞いた。チェイは、家族と一緒に住んでいた家ではなく漢陽で一人で生きていくと答えた。少し離れた所で王になったファンを見守ることができるからだ。そして、カラムを良い家に嫁入りさせて、たまに蔓硏堂に行って事件解決の手助けをしたり、子どもたちに文字を教えたりして暮らしたいと話した。
そして、毎日ファンの事を思うから、時々は自分のことを考えてくれるかとファンに尋ねた。ファンは「不器用な若い内官を見る度におまえを思い出すだろう。上官を呪ったり生意気な態度をとる内官を見ても思い出すだろう。」と笑った。
翌日、王はチョ・ウォンボから世子を守るために、王位に就くには、力のある家の支援が必要だと、強い後ろ盾として左議政ハン・ジュンオンの家から世子賓を迎えることを決めた。ファンはチェイへの気持ちを整理するためにチェイにプレゼントしようとしたブレスレットを池に投げ捨てた。
しかし、庭でソンオンから、坡州(パジュ)でコ・スンドルが足を怪我したと聞き、チェイが心配になり急いで東宮殿へ戻り、怪我はしていないと嘘をついたチェイを叱った。たいした怪我ではなかったというチェイに「お前が傍にいると不愉快だ。好きな人の所へ行ってしまえ。」と冷たい言葉を浴びせた。チェイは、忠誠試験に合格した報奨としてもらった特別な料理をファンと一緒に食べようと思っていたが、ファンの言葉に傷つきその場を立ち去った。そして、書庫の掃除をしながら結婚を控えているファンに告白などできないと嘆いたあと、自分と家族を殺そうとしたシム・ヨンを思い浮かべて涙ぐんだ。
テガンはファンに、10年前碧川(ビョクチョン)の乱の討伐隊のパク・ハンス従事官たちがウォンボから賄賂を受け取っていたことを報告した。ファンは、それは壁川(ベクチョン)事件の口止め料に違いないから、証拠を入手するよう指示を出した。
テガンは、ファンが壁川(ベクチョン)事件の真実を知りたがる理由を聞いた。 ファンは「誤りがあれば正すべきであるし、罠にハマった人の濡れ衣を晴らして傷ついた人を慰め、罪を犯した人を罰するつもりだからだ。」と答えた。そして、その後、テガンに、チェイの希望通り、蔓硏堂が近くて東から昇る太陽が見える場所で、庭に桜の木がある家を探すよう指示を出した。
一方、ミョンジンは、シム・ヨンの頭が白髪に変わったことや牡丹の花びらが国巫(クンム)の香炉の中にあったことを聞き、父キム・アンジクに、星宿庁(ソンスチョン)の国巫について尋ねた。そして、国巫も白髪だったことを聞き、開城殺人事件と連続事件が繋がっていることに気づき、パク士(ソンビ)が世子でコ内官がチェイ、自分の弟子のカラムがジェイの下女であることに気づいた。
この日、ファンはテガンが見つけてきたチェイのための家を見に行った。そして心の中で「チェイ、私も毎日毎日君のことを考えるだろう。書庫に行くたびに、君が泊まった部屋に行くたびに君のことを思い出すだろう。小さくて痩せっぽちな内官を着替えの時に見ても、広い庭のどこを歩いても君を思うことだろう。チェイ、君が去ったら、誰とくつろげば良いのか。誰に頼れば良いのか。誰と笑えば良いのか。」とチェイがいなくなったら寂しくなるという思いを巡らせていた。
一方、チョ継妃の息子ミョンアン大君はソン家の呪いを怖がり、食事も食べれず、亡くなった前のウィヒョン世子の姿まで見るようになっていた。そして「白朮(ビャクジュツ)（漢方薬に用いる生薬(しょうやく)）を飲んでいた事は知らなかったし、桃を食べたら死ぬとは知りませんでした。知っていたら兄上にはあげませんでした。」と泣きさけんだ。チョ継妃は、辺りを確認して、慌ててミョンアン大君の口を塞いだ。その時、王がやってきた。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 16
話
ミョンアン大君がウィヒョン世子の幻影を見て泣き叫び、チョ継妃が辺りを確認して、慌ててミョンアン大君の口を塞いだ。その時、王が様子を見にやってきた。ハヨン王女は、ミョンアン大君は熱のせいで幻影を見ているようだとごまかした。
その後、しばらくしてチョ継妃と二人になると、ミョンアン大君はチョ・ウォンボからもらった桃をウィヒョン世子と分けて食べたことをチョ継妃に話し、自分のせいで兄上が死んでしまったと泣いた。チョ継妃は、「お前のせいじゃない。おじいさんに言われて世子と食べただけ。だから2度とそんな事を口にしてはならぬ。忘れなさい」と彼を抱きしめて泣いた。そして、クォン尚宮と二人になると、ウォンボが欲のために息子まで利用したことに激怒し、ウォンボへの復讐を誓った。
一方、ハヨン王女はミョンアン大君が前世子に桃を渡したことをチェイに相談した。チェイは、当時7歳だったミョンアン大君に責任はないと慰め、重要なことなので直接ファンに伝えるよう助言した。しかし、ハヨン王女は世子は婚礼が近いので、心配をかけられないから黙っていてほしいと頼んだ。チェイはファンの婚礼が近い事を知りショックを受けた。
テガンは、ファンに頼まれて探したチェイの家にファンを案内した。テガンはチェイは婚約者のもとにはいかないのですか？と不思議がった。するとファンは、チェイが好きな人がいると言ったことを思い出し、テガンにチェイが男と会っているのを見たことがあるかどうか聞いた。テガンはチェイといつも一緒にいる男は陛下ですと答えた。 ファンは「私ではない。その男はバカで、賢いがひどく鈍感な男だそうだ。まあ誰でもいいことだ。」とため息をつき、扉を修繕するよう命じてその場を去った。
その後、ファンは蔓硏堂(マニョンダン)のカラムに会い、カラムの正体を知っている。危ないので常にミョンジンと一緒にいるようにと言って、反物を渡し、服を仕立てるように告げた。
東宮殿ヘ戻ったファンは、チェイに鍵を渡す前に、「君が恋い慕う鈍くて愚かな者とは誰だ？本当に恋い慕っているのか？いったいなぜそのような者を恋い慕うのか話してみなさい。」」と聞いた。チェイは「背が高くてカッコイイ。文武に秀でどんな逆境も乗り越える強い人。慈しみの心を持ち、温かくて優しい人。」と説明した。ファンは自分の事だと気づかず、嫉妬してカギを渡さなかった。
居酒屋のマンドクとボクスンは、碧川(ビョクチョン)から来た姉弟を自分の子供のように面倒をみてあげていた。それは姉弟の親友で途中で命を失ったウォルが自分たちの娘だったからだった。
チェイは、まだテガンを疑っていた。なので、テガンを尾行して行動を監察していたが、あまりにいろいろなところに出没するのでおかしいと感じていた。
その夜、ファンはテガンの案内で10年前の碧川(ビョクチョン)の乱の討伐隊に加わっていたパク・ハンス従事官を訪ねた。しかし、その直前にハンスはウォンボが送った刺客に襲われていた。ファンとテガンが近づくとハンスは、碧川の民は盗賊団の旗ではなく白旗を上げたが、ウォンボが無視して民を殺した事。宋家の妻が生き残り、王宮に住んでいる事を告げて息を引き取った。
ファンは、もしもパク・ハンスの言葉が真実なら、承政院(スンジョンウォン)の記録と碧川の群守(グンス)だったチョ・ウォンウと討伐隊のウォンボの報告が全てうそで、ウォンボは決して許されない虐殺を行ったことになり、必ず真相を究明すると誓った。そのためには王宮にいるとされる宋家の妻を捜す必要があった。
テガンは、ムジン法師にチョ継妃から渡されたハヨン王女を殺せと書いた手紙を渡した。
クォン尚宮は、ミョンアン大君の病気を治す事ができる法師が都城に来ている事をハヨン王女に教えた。
その夜、テガンは、将来のチェイの家に家具を運ばせていたが、テガンと同じ顔の男が、クォン尚宮の案内でムジン法師の元へ向かうミョンアン大君とハヨン王女の輿を追いかけていた。
その頃、蔓硏堂ではミョンジンが、テガンが体が2つあるかのようにあちこちに現れるのはおかしいと話していた。チェイとファンは、テガンは双子なのかもしれないと気づいた。
韓国ドラマ – 青春ウォルダム 呪われた王宮 – あらすじ – 17話～18話
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