韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト -あらすじ-31～32話
韓国ドラマ「ミス・モンテクリスト」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。ミス・モンテクリストは、韓国では100話で放送されましたが日本では全73話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト -概要
復讐を描いたアレクサンドル・デュマ原作の「モンテ・クリフト伯」を題材に、親友に裏切られた女性の復讐を描いたドロドロの愛憎ドラマ。現代の女性版モンテ・クリフト、 ウンジョを演じたのは、ドラマ界では復讐の女王と呼ばれているほどのイ・ソヨン。今作でも、家族思いの優しい女性から一転して、親友たちに奪われた人生を取り戻すために、自分を陥れた人たちに容赦なく鉄槌をくらわしていく。財閥令嬢ハラには妖女を演じさせたら右に出るものは無いと言われているチェ・ヨジンが、愛と野望に固執する役を見事に演じている。
演出：パク・ギホ
脚本：チョン・ヘウォン
放送年：2021年（韓国）KBS
視聴率：平均17.1％ 最高19.1％
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト -あらすじ
ネットショッピングで人気のデザイナー、ウンジョには、女優で帝王グループの財閥令嬢のハラと、同じデザイナーをしている セリンという親友がいた。 ウンジョは、帝王グループの本部長ソニョクとの結婚を控え、お腹にはソニョクの子供も宿し、幸せの絶頂にいた。しかし、自分が好きだったソニョクが ウンジョと結婚することに嫉妬したハラは、別荘でウンジョに毒入りのジュースを飲ませ、お腹の子を殺し、ウンジョは橋から落ちてしまう。ウンジョは死んだと思われていたが、実は助けられて生きていて、別人となり、自分を陥れた人たちに復讐するために戻って来たのだった！
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト-あらすじ-31話
ブランド競争で負けてしまったセリンは、ウナに何をやっているんだと叱られ、対戦は後2回あるから次は絶対に負けないと誓った。後がないセリンは、東大門の女神に３億で専属契約を結びたいと連絡した。東大門の女神（ウンジョ）は了承した。
ガフンはドッキュに、セリンはウクドに頼んでウナの裏金に手をつけるだろうとメールした。ドッキュは裏金を取りに行ったウクドの後をつけて、裏金の在りかを突き止めた。
家政婦のボンスクは、名誉会長ヨンエのマッサージをしながら、前の奥様に雇われたのに恩返しができなかったと話した。そして、心の中でウナが奥様の命を奪ったとわかったら、名誉会長はショックを受けるに違いないと思っていた。
ウナは火事のあった倉庫の防犯カメラの画像を手に入れ、ガフンの仕業にしようとしていた。ハジュンは自分が手に入れた、倉庫に繋がる廊下を歩くセリンの画像を渡した。焦ったウナは、ハラがセリンにやらせた事を話し、会長が悲しむから黙っていて欲しいと頼んだ。
ハラがガフンに衣装が燃えた事を話すと、ガフンはセリンが新しく衣装を作るそうだと告げた。セリンは笑顔で任せてと言ったが内心、東大門の女神のデザインに驚くに違いないと優越感に浸っていた。ガフンは「東大門の女神は私なんだよ。」と心の中で舌を出していた。
クランクインの日の朝、東大門の女神からセリンにウンジョに飲ませた薬と似たものが届いた。東大門の女神はハラにその薬を飲ませなければ、全て暴露するというメールを送った。
撮影の時、セリンは誰も見ていないのを確認してジュースに薬を入れた。ハラは衣装が届いたので、箱を開けるとあの時のウンジョのドレスが入っていたので思わず悲鳴をあげた。着たくはなかったが、時間がないから早く着替える様にせかされたので、ドレスを着るしかなかった。セリンは、ハラがウンジョのドレスを着ていたので驚いた。
ハラはあの時の事がよみがえって迫真の演技ができた。監督や周りの人達はハラの演技に感心したが、セリンはあの日と同じ脚本で怖くなった。演技を終えたハラは、急にお腹が痛くなり、病院に連れて行って欲しいと泣き叫んだ。周りは当初ハラの真に迫った演技だと思っていたが、そうでは無い事に気づき、ハラは病院に運ばれた。ハラは入院したが、子供を失う恐怖を感じ、お腹を押さえて息子を連れてきてと泣き叫んだ。その様子を見ていたガフンは本当にお腹の子を殺された苦痛はそんなもんじゃないと睨みつけていた。
セリンが入れたのは薬ではなかったが、ハラの罪悪感と恐怖でお腹が痛くなったのだった。そして、フンを抱きしめるハラを見て、ガフン（ウンジョ）は、私の子供は亡くなったけど、あなたの子供は生きてるとむかついていた。
翌日、迫真の演技だったとハラを絶賛している記事を見て、ハラは落ち着きを取り戻し嬉しかった。ボミはセリンにハラは記事を見て元気になった事を話した。そして、衣装を捨てる様に言われたがどうしようかとセリンに聞くと、セリンも気味が悪いから捨てるようにと言った。
セリンはハラのジュースに毒を入れたと思っていたが、東大門の女から「忠誠心を試しただけで毒ではない。これからあなたは私の子分。契約を破棄されたくなかったらハラに子分は辞めると言いなさい。」とメールが届いた。その後ハラから電話が来たが、セリンは無視した。
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト-あらすじ-32話
ガフンにフンから子守唄を歌っている動画が送られてきた。その歌はソニョクにウンジョが教えた歌だった。ソニョクはウンジョを忘れない為に息子に教えたんだと言ってとガフン（ウンジョ）の前で歌い始めた。
セリンはハラから「ウンジョの衣装の事で話があるからすぐに来るように。来なければ盗んだデザインで留学した事をばらしてやる。」というメールを受け取った。セリンはまだ脅すのかと腹が立って病室に押し掛け、「子分は辞める。あんたの指図はもう受けない。だからウンジョのドレスを用意して嫌がらせをしたのよ。」と言った。それを聞いていたボミは何のことなのかさっぱりわからなかった。
ボミは、ハラとセリンが話しているウンジョのドレスを、ウンジョが着ていたの見たことがなかったので、何処で来ていたのかを聞いた。すると、二人は焦って違う事を口にした。さらに追及すると、セリンのスマホを通して会話を聞いていたガフンが来て、撮影で使うドレスだからと持って行った。
セリンはハラにボミを見張るように言われ「もう子分じゃないから、やりたければ自分でやれば。」と言って病室を出た。
ガフンはボミが二人を疑って調べたら危険だと心配したが、ボミはウンジョの法事にも顔を見せない二人が、ウンジョが着ていたドレスの事で口論していた事に違和感を感じ、ウンジョを侮辱していたのが許せずセリンの家に押し掛けた。すると、セリンは焦って思わず、あのドレスは新婦パーティーでウンジョが着たドレスだと言ってしまった。
名誉会長のヨンエは、ハジュンとガフンの交際に喜んで早く結婚させたいと思いジナを訪ねた。だがジナは、結婚は、ハジュンが後継者に決まってからだと言ったので、ヨンエはがっかりした。その時、ジナは、ハラ主演の映画にウナが100億の投資を約束して、30億を支払ってる事をヨンエに教えた。ヨンエが金の出どころが解らず困惑していると、ジナが金は後継者争いのための裏金を使ったのだと思われるから、ハジュンを後継者にしたいのならウナを警戒するべきだと忠告した。
ボミはハラに会い、ウンジョが新婦パーティーで着ていたドレスがなぜ嫌がらせになるのか責め立てると、ハラはウンジョが亡くなった悲しい出来事を思い出してしまうからだと言った。しかし、ボミはウンジョの遺留品を受け取りにウンジョの両親と一緒に行ったが、ウンジョが発見された時に着ていたドレスとは違う事に気が付いた。それを聞いたハラは、遺体はウンジョではなかったのかと思ったが、もうセリンには頼めないので、ウクドに電話し、ウンギョルが運ぶボミの荷物を奪い、警察に行くようだったら止める様に命じた。
ボミはウンギョルからウンジョの遺留品を受け取って、横断歩道を歩いていると突然車が突っ込んできた。ウンジョはドッキュからウクドが電話でボミの名前を出していたと聞かされ、急いで外に出て車に轢かれそうなボミを助けたが、持っていた遺留品の入った箱は何者かに奪われてしまった。
ハラはウクドから遺留品の入った箱を受け取り、恐る恐る箱を開けてみると、ウンジョが来ていたドレスが入っていたので、やはりあの遺体はウンジョだったのだと確信した。だが、実はウンジョが前もってウンギョルに中身をすり替える様に頼んでいたのだった。
ボミはガフンがウンジョだという事に気づき「気付かなくてごめんね。あなたはウンジョね。」と言って泣きながらウンジョに抱き着いた。ジナはボミが気付いたようだとワン秘書から知らされ、ソニョクに知られたら計画が台無しになると不安になった。
ボミは、ソニョクを奪いたかったハラと、デザインを盗作したセリンが手を組んで、ウンジョを橋から突き落としたと聞き、あの日、大量注文が入らなければウンジョを守れたのにと悔しがった。さらに、二人がウンジョの父親の命を奪ったと聞き、すべて暴露してやると激怒した。
ウンジョは「５年間復讐するためだけに生きて来た。生きている事がバレたら復讐ができなくなるから、秘密を守るように。」とボミに念を押した。
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト – あらすじ – 33話～34話
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト – あらすじ – 全話一覧
