韓国ドラマ – 医師ヨハン -あらすじ-1話～2話
韓国ドラマ「医師ヨハン」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。医師ヨハンは、全16話です。
韓国ドラマ – 医師ヨハン -概要
医師ヨハンの原作は、現役の医師でもある久坂部羊の「神の手」。日本では椎名桔平主演でドラマ化されている。韓国ドラマでは初めて ペインクリニック科を舞台にしたメディカルニューマンドラマ。 主演の確固たる信念で患者の為に尽くす医師ヨハンを演じるのは、人気実力派俳優チソン。ニューハート以来、12年ぶりの医療ドラマ出演となった。ヨハンの指導の下で成長していくレジデントのシヨンをイ・セヨンが演じている。セヨンはヨハンを師として尊敬しているが、次第に惹かれてゆく。イ・ギュヒョンのヨハンを敵視する検事ソッキの熱演も見ものだ。多様な人間模様が描かれ、尊厳死についても考えさせられる。
演出：チョ・スウォン、キム・ヨンファン
脚本：キム・ジウン
放送年：2019年（韓国）SBS
視聴率：平均7.7％ 最高11.7％
韓国ドラマ – 医師ヨハン -あらすじ
レジデントのシヨンは、目の前で事故にあった父をを救う事が出来ず、自信がなくなり医師の道を諦めたが、知人の頼みで刑務所で矯正医官としてアルバイトをすることになった。そこで、急患の対応を迫られ、判断に戸惑っていたところヨハンという受刑者に助けられた。彼は、患者の病状を即座に把握できる天才医師だったが、末期癌患者を安楽死させ、殺人罪で服役していた。患者を救ったシヨンは、再び医師になる事を決意した。その後、父が理事長を務めるハンセ病院でペインクリニック科で最年少で教授となったヨハンと再会した。シヨンはヨハンの指導の元、成長していったが、安楽死事件でヨハンを起訴した検事のソッキが、ヨハンを危険な医師として監視していた。
韓国ドラマ – 医師ヨハン-あらすじ-1話
チョンイル刑務所の医務室に急患（囚人）が運び込まれたが、無能な医師は原因がわからず逃げ出してしまった。そこに一人の囚人が入って来た。職員が医務室に戻ると患者の容態は落ち着いていて「胸部外科へ移送、医官の交代を」と書いたメモが残されていた。「まさか、6238？」患者を助けたのは囚人6238だった。
病院を辞めて２年間引きこもっていたカン・シヨンが、マダガスカルに旅行に行こうとしていた所に父の友人で刑務所の所長をしているオ・ジョンナムから電話が入った。ジョンナムは、刑務所の矯正医師が辞めてしまったからアルバイトに来るように頼まれた。旅行のお金が欲しかったのでシヨンはすぐにやると答えた。するとジョンナムは、仕事の注意事項を話した後、「関わってはいけない男」の事を話したが、シヨンは気にも止めなかった。
シヨンは刑務所で医療スタッフとして働き始めたが、ある日急患が出たが、シヨンはどうすればよいかわからず、救急車を呼ぼうとした。そこに6238の声が聞こえ、指示通りに気管穿刺をし、酸素を送り込むことができ、患者は処置が成功して一命を取り留めた。
シヨンの母親でソウル・ハンセ病院ペインクリニックの科長ミン・テギョンは、娘が刑務所で患者を救ったとジョンナムから報告を受けたが半信半疑だった。
シヨンはジョンナムに6238の事を聞いた。ジョンナムによると6238は、実力のない医者を馬鹿にして追い出すことから「医官キラー」と呼ばれていた。
シオンは病院の玄関先で医大の先輩と出くわした。一緒にいた男がシオンが関わった事故の事を話したので、シヨンは事故を思い出し泣いてしまった。そんなシオンにジョンナムはもう一度医者を目指すように言った。
6238ことヨハンは、戻って来たシヨンに、早速「何もできないならやめてしまえ。」と言った。
受刑者5353が腹痛と嘔吐、下痢の症状がでて医務室にやってきた。手の平に赤い湿疹があり、微熱も出ていたが、シヨンが記録を見ると、レントゲンも撮っていたし、これまでの検査の結果で異常は見られなかったので、薬を渡して帰そうとしたが、5353がふらついたので医務室で休ませる事にした。
そこに掃除当番のヨハンがやってきた。ヨハンは、5353を見てシヨンに腎臓内科の来院要望書を書く様に支持した。そして、シヨンがレジデント２年目で、今夜逃げようとしていた事を言い当てられた。
所長室にシヨンの母テギョンが訪ねて来た。テギョンとジョンナムは「あれは事故だからお前のせいじゃない。」と言ってシヨンを医師に戻したいと説得したが、シヨンはスーツケースを持ってタクシーに乗り込もうとした。そこに、救急車がやって来た。5353が倒れたのだ。ヨハンはシヨンに自分が指示を出すから、救急車に同乗して5353を助けるように言った。
韓国ドラマ – 医師ヨハン-あらすじ-2話
シヨンは病院に着くと担当のペインクリニック科のユジュンに腎臓を調べる様に頼んだ。するとユジュンは「受刑者に言われたのなら信用してはだめだ。」と言ったが、血液検査の結果を見て腎臓に問題があることがわかった。ユジュンから病名を聞かれたが、シヨンは解らなかった。そこにヨハンから電話が入り、5353の病名は0.00001％の確率の「ファブリー病」だと言った。ユジュンは、ファブリー病は韓国に100人しかいない遺伝性の病気なので、すぐに家族歴を調べる様にシヨンに指示した。
ヨハンは、5353ことパク・ジョンボが刑務所の職業訓練でバリスタの資格を取り、出所したらカフェをやりたいと言ってヨハンにこっそりコーヒーを入れてくれた事を思い出していた。調子が悪かったのに、いつも仮病だと言われて辛かったと話していた。ヨハンはジョンボを助けてやりたいと思った。そこで、ヨハンは ファブリー病の薬ERT 治療薬は発注してもなかなか入荷しない薬ないので、シヨンに早めに確保するように指示した。
シヨンは生き生きと仕事をしていたが、事故後初めての患者が、もし死んでしまったら立ち直れないだろうと母テギョンは家に帰らせるようにジョンナムに頼んだ。でもシヨンは、この患者を救えたら、もう一度医者に戻れるかもしれないと言って、病院に残った。
翌朝、ユジョンは検査の結果ファブリー病ではないと診断し、「だからあいつの言う事は信じるなと言ったんだ。」とシヨンに言って、ヨハンの犯した罪をシヨンに話した。
シヨンはチョンイル刑務所に戻り、ヨハンに人を殺したのか問いただした。ヨハンは「普通は、安楽死をさせたのかと聞くだろう。でも患者の苦しみを止める事が悪い事なのか？」と言った。シヨンは父を助けられないと知り、父親の苦しみを和らげる為に手を離した事を思い出し、泣いた。するとヨハンは「君も経験があるのか？その患者を助けられたのに助けなかったのか？」と尋ねた。
シヨンに病院からジョンボが病室からいなくなったと連絡が入った。ヨハンは自分の見立てに間違いはないから、酵素検査をするようにとシヨンに言った。
ユジョンは屋上から身を乗り出していたジョンボを発見し助けた。ジョンボが姉さんの声が聞こえるとつぶやいていたので、シヨンはファブリー病の症状の幻聴ではないかと伝えた。また、ジョンボの父は、４０年前に亡くなったジョンボの母親も最近亡くなった姉も腎臓疾患だったと話した。
シヨンは母親も姉もファブリー病で、それが解っていたら母親も姉も助かったはずだから、最後に酵素検査をしてほしいと頼んだだが、ユジュンからジョンボは父親の要望で転院させると言われた。シヨンが転院先で必要になるかもしれないからERTの薬を準備するよう訴えている所に、出所したヨハンが現れた。
ヨハンがユジュンを説得するも、ユジュンは聞かなかった。しびれを切らしたシヨンが、勝手に点滴に薬を入れた。結局、酵素検査の結果、ジョンボはファブリー病だという事が解り、治療薬も効いて回復に向かった。ヨハンは既にどこかに行ってしまっていた。
シヨンの復帰には賛否両論あったが、ソウル・ハンセ病院ペインクリニック科に復帰することになった。シヨンの妹カン・ミレはそんな姉に不満をぶつけた。シヨンがペインクリニック科の教授に挨拶に行くと、ヨハンだったので驚いた。
