韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト -あらすじ-69話～70話
韓国ドラマ「ミス・モンテクリスト」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。ミス・モンテクリストは、韓国では100話で放送されましたが日本では全73話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト -概要
復讐を描いたアレクサンドル・デュマ原作の「モンテ・クリフト伯」を題材に、親友に裏切られた女性の復讐を描いたドロドロの愛憎ドラマ。現代の女性版モンテ・クリフト、 ウンジョを演じたのは、ドラマ界では復讐の女王と呼ばれているほどのイ・ソヨン。今作でも、家族思いの優しい女性から一転して、親友たちに奪われた人生を取り戻すために、自分を陥れた人たちに容赦なく鉄槌をくらわしていく。財閥令嬢ハラには妖女を演じさせたら右に出るものは無いと言われているチェ・ヨジンが、愛と野望に固執する役を見事に演じている。
演出：パク・ギホ
脚本：チョン・ヘウォン
放送年：2021年（韓国）KBS
視聴率：平均17.1％ 最高19.1％
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト -あらすじ
ネットショッピングで人気のデザイナー、ウンジョには、女優で帝王グループの財閥令嬢のハラと、同じデザイナーをしている セリンという親友がいた。 ウンジョは、帝王グループの本部長ソニョクとの結婚を控え、お腹にはソニョクの子供も宿し、幸せの絶頂にいた。しかし、自分が好きだったソニョクが ウンジョと結婚することに嫉妬したハラは、別荘でウンジョに毒入りのジュースを飲ませ、お腹の子を殺し、ウンジョは橋から落ちてしまう。ウンジョは死んだと思われていたが、実は助けられて生きていて、別人となり、自分を陥れた人たちに復讐するために戻って来たのだった！
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト-あらすじ-69話
セリンは目を覚ますと、ウンジョの父を見殺しにした動画や会長がタク会長に賄賂を贈った動画等、すべての情報を東大門の女神の正体も知らずにウンジョに渡してしまった事に気づき、焦った。そして、慌てて家に帰り、トロフィーを抱きしめ号泣した。
チョシムは腹が立って、家に押し掛けて「よくも孫を殺したな。」とハラを引っ叩いた。ウナが慌てて止めに来たので、ウナの髪の毛を鷲掴みにして「あんたはナヨンを殺して娘はウンジョを殺した。」と叫んだ。それを会長が聞いていた。
テシクはブラックマダムが現れたと言うので急いで向かうと、そこはかつての自分の事務所だった。テシクが「俺の金を返せ。警察に訴えてやる。」と怒鳴ると、ドッキュは胸ぐらを掴み、自分はテシクが死なせたジョンピルの息子だと言い、 現れたマダムブラックもサングラスを取ってウンジョだと名乗った。
テシクは、「ウンジョが生きているはずがない。」と言うと胸を抑えて苦しみだした。ウンジョはセリンを呼び出し、苦しむテシクに娘が自分の父を見殺しにした映像を見せた。「早く薬をちょうだい。」と泣きつくセリンに、ドッキュは薬はただのビタミン剤で、命網だと信じ込ませただけだと教えた。しかし、その間にテシクは死んでしまった。
ドッキュは自分がテシクを依存症にしたのだから自首をするとウンジョに伝えた。ウンジョは、ドッキュのせいでは無いと言い聞かせたが、亡くなった父に一人でも多くの人を救う医者になれと言われたのに、人を騙してしまった。これからも胸を張って父さんの息子として生きていけるように罪を償うと言い、涙を流して父親の誕生日に買った指輪をウンジョに渡した。
セリンは、父がホームレスになっても知らない顔をしていたことを後悔し、父の遺体のそばで泣いていた。しかし、急にこの人は父親ではないと言い出し、遺体の引き取りを拒んだ。そして、明日、取材があるからと言って帰ってしまった。その頃、チョシムは テシクの姿が見えないので心配していた。
会長は、ハラのした事を黙っていたウナに激怒した。ハラが殺したウンジョがガフンとして生きていた事はまずいし、証拠を持っているのは誰かと聞いたが、ウナはセリンだけだと嘘を付いた。しかし、ハジュンには知られてしまったと告げると、会長はウクドにガフンを始末させるようにウナに命じた。
ウンジョは、復讐を一つ終えたのに気分は何かスッキリしなかった。ワン秘書は、「それはジナがいないからでしょう。」と言った。
ウンジョの父親の事務所だった場所でテシクが心臓麻痺で亡くなったと聞いたソニョクは、ウンジョにドッキュを巻き込んでテシクを薬物依存症にしたのかと聞いた。するとウンジョは、ドッキョは少し手伝ってくれただけで、テシクが勝手にビタミン剤を勘違いして依存症になっただけで、自業自得だと言った。ソニョクは、「そんな事をお父さんが望んでいると思うのか？ドッキュの人生も台無しにしたんだぞ。」と言ったが、ウンジョはまだ復讐したい人は残っていると聞かなかった。
セリンは新ブランドDDMの取材の為に 東大門の女神の扮装をしてやって来た。セリンは、天才デザイナーとして最期を迎えたい。天才は短命なので今日で引退すると告げ服毒自殺を試みた。ウナが止めに入った所で、セリンが死んだ父親の遺体を引き取らずに見捨てたというニュースが入って来た。セリンは救急車で運ばれて行き、監禁場所から抜け出したウクドは、その様子を見ていて必ず迎えに行くと叫んだ。
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト-あらすじ-70話
会長は、帝王のイメージが悪くなるからDDＭを中止してセリンを切るようにウナに命じた。
ハラがウンジョにテシクの命を奪ったのか聞くと、ウンジョはそうだと認め、ハラの家族は悪党が多過ぎて次の犠牲者をなかなか決められないと言った。
その頃、ボンスク（家政婦）はハラの恐ろしい過去を知り、ヨンエに話した。驚いたヨンエは思わず大声を出した。
ガフン（ウンジョ）はウクドがジナの殺害を命じたのは会長だと証言した録音を会長に送りつけた。そして、会長職を辞任し、ウマングループをはじめ倒産させた企業へ謝罪をする事。拒むのなら録音は検察へ送ると脅かした。会長は激怒して、ウクドとガフンの二人を始末するようにウナに命じた。
そのころ、ウクドはウンジョが自分の父親にされた方法と同じやり方でテシクを死亡させ、セリンを追い込んだ事を知り、セリンに手を出さないという約束で証言したのに約束を破ったウンジョに激しい怒りを感じていた。
ヨンエは息子が妻の命を奪ったのがウナだと知っていたにも関わらず、ウナと夫婦関係を続けていたのは帝王グループの為だったと聞き、自分が息子を怪物にしてしまったと後悔した。
ウナはウクドの事務所を訪ね大金を差し出し、ウクドの部下にガフンとウクドを始末するように依頼した。
ハラは閉鎖病棟にいるセリンの面会に行った。セリンは壁にデザイン画を描いていたが、見るとウンジョのデザインだった。ハラが思わず「頭がおかしくなっても盗作するのね。」と口にするとセリンは怒ってハラの首を絞めた。ハラはセリンを振り切って逃げだした。
チョシムは姿を見せないテシクを心配していたが、セリンが父親の遺体を引き取らず精神病院に入ったと客が話してるのを聞いて驚いた。ボミがウンジョにテシクが死んだ事に関係しているのかと聞くと、ウンジョはセリンが父にした事と同じことをしたまでだと答えた。 ボミはウンジョを責め、「おばさん達には知られないようにして。」と怒った。
ハジュンは会長からウクドとガフン（ウンジョ）を始末すると聞き、ソニョクに相談した。
ウクドはウンジョの車の中に隠れウンジョを待ち、車にウンジョが乗るとセリンの病院へ案内するように脅かした。 ソニョクもウンジョの車を尾行していたが、もう一台ウンジョ達を尾行している車があった。その車が急に割り込んできたので、ウンジョは急ブレーキをかけて車を止めた。ウクドが降りると、車に乗っていたウクドの部下たちはウクドを木刀で殴りつけた。ウンジョは驚いて逃げ出し、駆け付けたソニョクとハジュンに助けられた。頭を殴られたウクドは「セリンさんを助けなければ。」とふらふらと車道に出てトラックにひかれ亡くなった。ソニョクは「これで満足か？」とウンジョを責めた。ハジュンはこれは事故だとソニョクを止めた。
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト – あらすじ – 71話～72話
韓国ドラマ – ミス・モンテクリスト – あらすじ – 全話一覧
