中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-17話
中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。このドラマは中国では62話で放送されましたが日本では全34話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので、内容は変わりません。
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-概要
コウラン伝 始皇帝の母は、タイトル通り、秦（しん）の始皇帝の母、李皓鑭（りこうらん）の物語です。時代は、紀元前の中国、春秋戦国時代後期、秦趙両国の争いをめぐって物語が展開されます。波乱万丈の人生を力強く生きた主人公の李皓鑭（りこうらん）を瓔珞<エイラク>で人気をはせたウー・ジンイエンが演じ、中国では「新4大スター」の一人と言われている端正な顔立ちのニエ・ユエンが、コウランの運命の相手、商人から王を目指す呂不韋（りょふい）を、そしてこの二人が次期王に担ぎ上げる秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）をマオ・ズージュンが演じています。
監督:リー・タッチウ。
原題：皓镧传 英語タイトル：The Legend of Hao Lan
放送年：2019年（中国）
中国ドラマ- コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ
紀元前３世紀半ばの春秋戦国時代。秦と趙、２つの国は激しく争っていた。趙（ちょう）の国の都、邯鄲（かんたん）の御史・李赫の美しい娘、李皓鑭（りこうらん）は、まま母の陰謀によって一族は没落し、実母を殺されたうえ、奴隷として売られてしまう。そのコウランを買ったのが、呂不韋（りょふい）だった。呂不韋は、コウランを趙で人質となっていた秦の国王の孫、嬴異人（えいいじん）に差し出した。嬴異人もコウランの美貌に惹かれ、二人は結婚する。コウランは呂不韋と共謀して、趙王宮をメチャクチャにして秦へ帰ってくる。だが秦に戻るとコウランの息子嬴政の父親は嬴異人ではなく呂不韋であるという噂が流れていた。そんな中、嬴異人が病で亡くなり、幼い嬴政が即位する。
中国ドラマ-コウラン伝 始皇帝の母-あらすじ-17話
逸王子は反乱に巻き込まれ怪我をしてしまい、殷小春は急いで逸王子の傷口を縛った。蛟王子は謀反の失敗が明らかになり、コウランを道連れにしようとしていた。そこに呂不韋が駆け付け、剣で喉を刺し、蛟王子を殺した。
コウランと呂布偉は、宮殿の塔の上に立っていた。呂布偉は異人を秦に返すために、蛟王子の謀反の後押しをして、趙国の大乱を引き起こしたのだと話した。異人が秦に帰ったら、コウランは皇后になることになる。
王妃は、牢にとらわれている雅王女に会いに来た。雅王女は、むりやり蛟王子の謀反に引きずりこまれただけだと訴えた。王妃が雅王女の軽率な行動をしかると、雅王女は怒って毒酒を飲もうとした。王妃は毒酒を奪い取り、雅王女の代わりに無理矢理、夏雪に飲ませた。雅王女が見守る中、夏雪は毒酒を飲んで倒れた。
殷小春はコウランに堕胎薬を渡した。これにより異人は、コウランが子供を妊娠したことを知った。王妃はそっと雅王女を異人から遠ざけた。雅王女は、コウランを殺すように王妃に訴えた。
コウランは妊娠5ヶ月になっていた。呂不韋はコウランの生まれる子供に太鼓をあげたいと思っていたが、コウランと異人が楽しそうにしているのを見ると、呂不韋は怒りが込み上げてきて、太鼓を投げ捨てた。
王妃は、コウランを殺そうとしたが、瓊華が駆けつけてきて、止めた。羽王子は瓊華に余計な事をして、王妃を怒らせてしまった。王妃の矛先は瓊華に向かうだろうと告げた。
庞敏は羽王子と瓊華が抱き合っているのを見て、すぐに手紙で王妃に伝えた。王妃は激怒して、羽王子を呼び出し、瓊華との事を非難した。羽王子は、瓊華との恋を否定し、王妃を母と呼んだ。王妃はよけいな事を告げ口した庞敏に死刑を命じ、対外的には庞敏は病で亡くなったことにした。
瓊華は羊の肉を煮て、コウランを食事に誘い、いろいろな話をした。二人は楽しいひと時を過ごし、仲良くなった。
緑珠が瓊華に酔い覚ましのスープを届けてきた。瓊華はそのスープを飲んだ後、血を吐いて死んだ。緑珠はコウランが瓊華を毒殺したと告げた為、役人がコウランは捕まえに来た。
殷小春は両親を人質に取られてしまい、コウランが瓊華を毒殺したと嘘をつかなければならなかった。異人はコウランは、今や秦の王族で、しかも妊娠していると告げた。呂不韋は殷小春がコウランを裏切ったことを責めたが、殷小春は、家族を守るために何も言えなかった。
趙王は、コウランの処刑を決めた。異人は、趙王に瓊華が韓国のスパイで、長年にわたってとんびを使って情報を伝えてきたことを明かした。呂不韋は、それを証明するために、情報を伝える伝書鳩を放し、次にとんびを放した。すると、とんびは的確に伝書鳩を捕まえた。趙王は非常に驚き、怒って韓国の大使に罪を問うことにした。王妃のコウラン殺害計画 は失敗に終わった。瓊華は殺される前に命の危険を察知し、コウランの前で、とんびを利用して情報を伝えた。異人は瓊華の死を嘆いた。
秦国は趙国に六城を引き渡すように促した。呂不韋は趙王に六城を斉国に渡し、秦国に対抗するするために周りの国と連携して対処することを提案した。魏は、趙国と同盟を結びたいと言ってきているし、燕国と韓国は秦国と仲が悪い。趙国は、そういう国々と共に秦に対抗すれば良いと。
秦の太子柱は趙王が六城を引き渡さない事を知り、直ちに白起に趙国を攻撃するように命令した。白起は仮病を使って家に引きこもっていた。範睃帯の衛兵が、白起の病は仮病だと話すのを聞いた白 霊児は、怒って2人の侍衛を川の中に突き落とした。白起はそれを知って、娘の白 霊児は、将来世界で一番素晴らしい男と结婚するに違いないと思った。
秦の二十万の大軍が趙を攻撃した。趙王は文武百官を緊急招集して対策を練っていた。羽王子は秦との和睦を提案したが、趙王は激怒した。
秦軍は邯鄲に侵攻してきた。コウランは趙に残ることにした。呂不韋は宮中の衛兵を買収して、異人を連れて逃げた。羽王子は、呂不韋を捕まえ、異人を城楼の上で吊り上げ、秦に撤退を迫った。
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