中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ-35話
中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。上陽賦 運命の王妃は、中国では68話で放送されましたが日本では全43話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -概要
上陽賦 運命の王妃 は、中国を代表する国際派女優チャン・ツィイーが、初めて連続ドラマに主演した事で話題になり、累計販売部数60万部、寐語者の⼈気⼩説「帝王業」を元に製作期間4年、総製作費170億円をかけて作られた超大型スペクタクル時代劇、国と民を救った英雄、王と王妃の伝説の物語です。チャン・ツィイーが演技力を絶賛したジョウ・イーウェイ。さらに主役級の実力派俳優、ユー・ホーウェイ、トニー・ヤン、ユアン・ホンといった豪華な面々が脇を固めています。監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞したホウ・ヨン。撮影監督には、「グランド・マスター」で数々の賞を受賞したフランスの著名監督フィリップ・ル・スール、さらに衣装デザイナーにアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンなど超一流のスタッフ陣が製作に携わっています。
監督:ホウ・ヨン
脚本：ルオ・ソン
原題：上阳赋
放送年：2021年（中国）
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ
古代中国、ある動乱の時代。皇帝の妹の長公主・馬瑾若(ばきんじゃく)と丞相、王藺（おう りん）の間に生まれ「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の名を授かった王儇（おうけん）は、美貌と知性に恵まれ、誰からも愛されて育ち、親しい人からは幼名で阿嫵（あぶ）と呼ばれていた。王儇は、幼いころから第３皇子、馬子澹（ばしたん）に心をよせていたが、政略結婚をさせられる。その相手は、一般の兵から将軍の地位まで上り詰め、戦の神と呼ばれる蕭綦（しょうき）だった。家族と愛、陰謀と裏切り、王朝に渦巻く権力闘争の中で、望まぬ婚姻であったが、二人はしだいにひかれあい強い絆で結ばれていく。そして、命を懸けて、共に国の困難を乗り越えて行く。
中国ドラマ-上陽賦 運命の王妃-あらすじ-35話
賀蘭箴(がらんしん）は忽蘭王（けらんおう）を訪ね、例え父でも王儇を傷つければ容赦しないと釘を刺した。
新帝・馬子澹（ばしたん）は、丞相・温宗慎(おんしゅうしん）や大臣達が、謁見を願い出ても会おうとせず、半日は書斎にこもって詩を書いていた。
粛毅(しゅくき)伯・宋懐恩（そうかいおん）の耳にも蕭綦（しょうき）や王儇（おうけん）寧朔軍の事が入って来た。宋懐恩は、蕭綦と王儇の潔白を証明するためにすぐにでも発とうとしたが、王夙（おう しゅく）に止められた。王夙に皇太后の密命を見せられ、悔し涙を流しながら、国に忠誠を誓った自分たちへの不当な扱いに怒りが収まらなかった。そして、宋懐恩は皇太后が大王を殺すために故意に自分を遠ざけた事に気が付いた。王夙は王氏という名家と豪傑の宋懐恩が手を組めば悪を根こそぎ排除し、この乱世で覇業を成し遂げられると伝えた。
宋懐恩のいる幕舎の周りを兵士たちが取り囲んで、杯が割れる音がしたら首をはねるように言われていた。宋懐恩は良く考えた後、江夏王・王夙は自分の命を救ってくれたので、一緒に豫章王の潔白を証明し、王妃を探してくれるのなら力になると伝えた。王夙は兵士達を下がらせ、杯を交わした。
馬子澹の元に、憔悴しきった蘇錦児(そきんじ）が現れた。蘇錦児は子澹が王儇をあきらめるよう、楝羽(れんう)山から身を投げて亡くなったと嘘をついた。子澹は、阿嫵（あぶ）が自殺をするわけはないと言って怒り狂った。そして、倒れてしまった。
蕭綦(しょうき)は王儇を探して楝羽山にやって来た。ひとまず情報集めに山間の茶屋に入った。するとそこに禁衛軍がやって来た。禁衛軍は、身を投げたという王儇の亡きがらが見つかるまでは信じられない皇帝・子澹の命で王儇を探しに来ていたのだった。
その頃、徐(じょ)女官と阿越(あえつ)が江南に到着し、王夙と再会を果たした。王夙は王儇が馬静(ばせい)を連れて逃げたと聞いて驚いた。
賀蘭箴(がらんしん)は王儇を連れ出し、王儇のために作った花畑を見せ、心を込めた贈り物だといった。だが、王儇は、花畑は気に入ったが、受け取れないと答えた。
王夙は顧(こ)府を訪ね、采薇(さいび)に赤子を預かって欲しいと頼んだ。しかしその赤子が馬静だという事は伏せ、かつて酔った勢いで一夜を共にした舞姫が産んだと嘘をついた。采微は、王夙に好意を持っていたので衝撃を受けたが、引き受けることにした。その様子を密かに皇太后の配下・金全(きんぜん)が見ていた。
忽蘭に嫁いだ王倩(おうせん）は、王儇を訪ねた。王倩は妊娠５か月だった。会えて嬉しいと言って、侍女に王儇の寝台に布団を敷かせて帰って行った。
金全は馬静を見つけ、その夜、刺客と共に顧家に潜入した。寝ている馬静を起こさないようそっと抱き上げたが、采微が目を覚まし、叫んだ。すると突然、王氏の護衛が現れ、金全たちを殺して馬静を救った。
賀蘭箴はアリマから知らせを聞いて王儇の天幕に駆けつけた。眠っている王儇の首元を、サソリが這っていた。賀蘭箴はサソリをつかみ、飛び出して行った。アリマはひざまずき、昔、遊牧民族の祭りに豫章王と王妃が飛び入りした時に豫章王を踊りに誘ったのは自分だと話した。アリマは、豫章王が亡くなったと噂が広まり忽蘭に侵略され、奴隷にされていたのだった。
一方、賀蘭箴は賀蘭拓(がらんたく)の天幕を訪ね、報復として方術士の首を届けた。寝耳に水だった賀蘭拓は無関係だと言った。そして、賀蘭拓は王倩を殴りつけ、王儇に手を出すなと叱った。
中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – 登場人物-相関図-キャスト
