中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ-29話
中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。上陽賦 運命の王妃は、中国では68話で放送されましたが日本では全43話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -概要
上陽賦 運命の王妃 は、中国を代表する国際派女優チャン・ツィイーが、初めて連続ドラマに主演した事で話題になり、累計販売部数60万部、寐語者の⼈気⼩説「帝王業」を元に製作期間4年、総製作費170億円をかけて作られた超大型スペクタクル時代劇、国と民を救った英雄、王と王妃の伝説の物語です。チャン・ツィイーが演技力を絶賛したジョウ・イーウェイ。さらに主役級の実力派俳優、ユー・ホーウェイ、トニー・ヤン、ユアン・ホンといった豪華な面々が脇を固めています。監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞したホウ・ヨン。撮影監督には、「グランド・マスター」で数々の賞を受賞したフランスの著名監督フィリップ・ル・スール、さらに衣装デザイナーにアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンなど超一流のスタッフ陣が製作に携わっています。
監督:ホウ・ヨン
脚本：ルオ・ソン
原題：上阳赋
放送年：2021年（中国）
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ
古代中国、ある動乱の時代。皇帝の妹の長公主・馬瑾若(ばきんじゃく)と丞相、王藺（おう りん）の間に生まれ「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の名を授かった王儇（おうけん）は、美貌と知性に恵まれ、誰からも愛されて育ち、親しい人からは幼名で阿嫵（あぶ）と呼ばれていた。王儇は、幼いころから第３皇子、馬子澹（ばしたん）に心をよせていたが、政略結婚をさせられる。その相手は、一般の兵から将軍の地位まで上り詰め、戦の神と呼ばれる蕭綦（しょうき）だった。家族と愛、陰謀と裏切り、王朝に渦巻く権力闘争の中で、望まぬ婚姻であったが、二人はしだいにひかれあい強い絆で結ばれていく。そして、命を懸けて、共に国の困難を乗り越えて行く。
中国ドラマ-上陽賦 運命の王妃-あらすじ-29話
宋懐恩(そうかいおん)が玉秀(ぎょくしゅう)と婚礼をあげた次の日、宋懐恩は新妻を残し、江夏王・王夙と共に江南へ旅立った。王夙と宋懐恩は早速、治水工事に取りかかったが、上手くいかなかった。
雷雨の夜、王儇は窓から外を眺めながら、江南ではどれほどの雨なのだろうと兄を心配していた。しばらくして予想通りの結末になったと知ったが、その間、何が起きたのかは予想できなかった。
一方、宮中では、皇后・謝宛如(しゃえんじょ)が産気づき、皇帝・馬子隆(ばしりゅう)は、急な早産に驚いた。皇后は難産で苦しみながらも皇子を出産した。皇太后も、息子そっくりな孫を抱いて喜び、王儇(おうけん)も蕭綦(しょうき)から皇子が生まれたことを聞かされた。
その頃、死を装った王藺(おうりん)は、江南で治水にあたる息子・王夙（おう しゅく）を訪ねる事にした。王夙が避難民を集めたおかげで人手不足は解消された。しかし梅雨はまだ１ヶ月は続く。そんな中、突然、見覚えのある美しい娘・顧采薇(こさいび)が訪ねて来た。彼女は江南陵陽(りょうよう)の出身で、大雨で祖父の墓が損壊したと知らせがあり、修繕に来たのだった。
宮殿で皇子の誕生を祝う盛大な宴会が開かれたが、主役の皇子と皇后の姿がなかった。皇后・謝宛如は、泣き止まない皇子に苛立っていた。そこで、鄭(てい)嬷嬷(もーもー)は、仕方なくある方法を提案した。
皇后が息子・馬静(ばせい)を連れて宴会に現れた。皇帝は、臣下たちに皇子を披露し、王儇は皇子を抱いた。皇子は眠っていたが、なぜか顔が赤く、様子がおかしいことに気が付いた。
祝宴は終わったが、王儇は申太医の治療を受けるため鳳池(ほうち)宮に泊まることになった。王儇は治療が終わると、成人の儀の前に中庭の木の下に埋めた桃花酒を掘り始めた。そこに、皇太后が、急に訪ねて来た。皇太后は、王儇に酒を飲もうと誘ったが、王儇は口をつけなかった。皇太后は王儇と話し、和解は無理だと悟った。
一方、宛如は皇子に酒を飲ませて眠らせて祝宴に出たのだが、昭陽殿に戻ってしばらくすると、皇子は身体中に湿疹が出て泣き出した。皇帝が知らせを聞いて慌てて駆けつけてきた。申太医は皇子に異常なく、発疹の原因はおそらく酒だと言った。皇帝は、赤子が酒を飲むはずないと激怒したが、太医は酔い覚ましを飲ませれば分かるとなだめた。
皇子はしばらくすると落ち着いたので、やはり酒が原因だと明らかになった。皇后・謝宛如は皇子に酒を飲ましたとは言えず、知らぬふりをしていた。そこで、皇帝・子隆は乳母がこっそり酒を飲み、皇子がその乳を飲んだせいだと疑い、乳母は処罰を受ける事になった。
子隆が、申太医に皇子が朝から晩まで泣き通しだと相談すると、皇子に異常はないので、もともと体が弱く先天的な問題だと説明した。そして自分の推測として、怯えから泣くのではないかと言った。皇子がようやく眠りにつくと、今度は不安が募る宛如が泣き出し、子隆は疲れ果てた。
一方、王儇の護衛・龐癸(ほうき)は蕭綦が密かに民家に通っていることを突き止め、後をつけた。
子隆は皇子が怯える理由を探るために太史令・盧子雲(ろしうん)に尋ねてみた。すると太史令は大きな災難を意味する廉貞(れんてい)星がいる。その星は身分の低い生まれだが、出世した星だという。子隆は、すぐに蕭綦が頭に浮かんだ。実は、これは皇后・謝宛如が蕭綦を排除させようと企んだことだった。
中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – 登場人物-相関図-キャスト
