中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ-28話
中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」のあらすじ、キャスト、相関図など、
最終回までネタバレありで、全話お届けします。上陽賦 運命の王妃は、中国では68話で放送されましたが日本では全43話で放送されます。どちらも１話あたりの放送時間の都合によるものなので内容は変わりません。
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -概要
上陽賦 運命の王妃 は、中国を代表する国際派女優チャン・ツィイーが、初めて連続ドラマに主演した事で話題になり、累計販売部数60万部、寐語者の⼈気⼩説「帝王業」を元に製作期間4年、総製作費170億円をかけて作られた超大型スペクタクル時代劇、国と民を救った英雄、王と王妃の伝説の物語です。チャン・ツィイーが演技力を絶賛したジョウ・イーウェイ。さらに主役級の実力派俳優、ユー・ホーウェイ、トニー・ヤン、ユアン・ホンといった豪華な面々が脇を固めています。監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞したホウ・ヨン。撮影監督には、「グランド・マスター」で数々の賞を受賞したフランスの著名監督フィリップ・ル・スール、さらに衣装デザイナーにアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンなど超一流のスタッフ陣が製作に携わっています。
監督:ホウ・ヨン
脚本：ルオ・ソン
原題：上阳赋
放送年：2021年（中国）
中国ドラマ- 上陽賦 運命の王妃 -あらすじ
古代中国、ある動乱の時代。皇帝の妹の長公主・馬瑾若(ばきんじゃく)と丞相、王藺（おう りん）の間に生まれ「上陽郡主（じょうようぐんしゅ）」の名を授かった王儇（おうけん）は、美貌と知性に恵まれ、誰からも愛されて育ち、親しい人からは幼名で阿嫵（あぶ）と呼ばれていた。王儇は、幼いころから第３皇子、馬子澹（ばしたん）に心をよせていたが、政略結婚をさせられる。その相手は、一般の兵から将軍の地位まで上り詰め、戦の神と呼ばれる蕭綦（しょうき）だった。家族と愛、陰謀と裏切り、王朝に渦巻く権力闘争の中で、望まぬ婚姻であったが、二人はしだいにひかれあい強い絆で結ばれていく。そして、命を懸けて、共に国の困難を乗り越えて行く。
中国ドラマ-上陽賦 運命の王妃-あらすじ-28話
徐(じょ)女官は、王夙に事情を説明しそれに加えて、王儇（おうけん）が蕭綦（しょうき）から避妊薬を飲まされていた事を話した。それを聞いて王夙（おう しゅく）は怒って、蕭綦の書斎に行き殴りかかった。
徐女官が慌てて、王夙が大王につかみかかっていると報告しに来たので、王儇はすぐに蕭綦の書斎へ駆け付けた。するとまさに兄が短剣を振り上げ、蕭綦を刺そうとしていた。それを、劉執事が必死で止めようとしていた。そんな中、王儇は、手から血を流し朦朧とする蕭綦の姿に気が付いた。
王儇は手首を切った蕭綦を介抱しながら、なぜ自分が避妊薬を飲まされていたのかを知った。蕭綦は必ず治療法を見つけると励ましたが、王儇は蕭綦が子供を持てないかもしれないと言った。蕭綦が子を持てなくても良い。私が年老いてこの世を去る時、そなたさえいれば十分だ。」と言ったので、王儇は蕭綦の深い愛情に涙し、これからは２度と蕭綦を疑わないと誓った。
王夙は申太医から王儇の病状を聞き、誤解していた事が解った。申太医が蕭綦を診察すると、蕭綦は強い媚薬を大量に飲まされていた事が分かった。蕭綦がすぐに自分で血を出したので、身体に害が残らずに済んだのだった。
王儇は、薛夫人と王倩に激怒した。そこに、王夙が現れ、王儇が２人のために賀蘭箴(がらんしん)に頭を下げ、王倩との婚約話を破棄するという文が届いたのに、なんて奴らだと怒って文を投げつけた。薛夫人と王倩は喜んで、王儇に許しを請うた。しかし王儇は罪を認めた以上は忽蘭(くらん)へ嫁げと言い、賀蘭箴からの文を燃やした。
王倩の輿入れは宋懐恩(そうかいおん)と玉秀(ぎょくしゅう)の婚礼と同じ日に決まった。そこで王夙は王倩が忽蘭に到着したら薛夫人を琅琊（ろうや）に帰し、２度と皇都に来させないと決めた。
王儇は静かな朝を迎え、蕭綦と朝食の席に着いた。そこで蕭綦は、王儇の父が亡くなったことを伝えた。
平安王・馬子澹(ばしたん)は皇帝陵に戻る前、密かに蘇錦児(そきんじ)と会った。蘇錦児は、子澹を皇都へ戻すため、従姉の皇后・謝宛如(しゃえんじょ)の間者になった事を話した。
父の死を知った王儇は衝撃のあまり倒れ、体は衰弱し命の危険もあるような状態だった。しかし、申太医は、賀蘭箴から贈られた氷綃(ひょうしょう)花には傷を癒やし、寿命を延ばす効果があると告げた。
忽蘭(くらん)の使者として皇都に来ていた賀蘭箴たちは帰国の途についた。一行の中には賀蘭拓(がらんたく)に嫁ぐ王倩の馬車もあったが、見送りは一人もいなかった。
同じ日に、豫章王府の前には宋懐恩(そうかいおん)が花嫁を迎えに来ていた。王儇は、玉秀との別れに涙をこらえるだけで精一杯だった。粛毅(しゅくき)伯府で宋懐恩と玉秀の盛大な祝宴が行なわれた。
中国ドラマ – 上陽賦 運命の王妃 – 登場人物-相関図-キャスト
