韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-3話～4話
韓国ドラマ「コッソンビ 二花院の秘密」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。コッソンビ 二花院の秘密は、全18話です。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -概要
「コッソンビ 二花院（イファウォン）の秘密」は、都で科挙を受ける人（ソンビ）の為の下宿「二花院」を営む若き女主人ユン・ダノと、それぞれに秘密を抱えるイケメンコッソンビ3人組が巻き起こす爽やかな青春恋愛物語です。その中に、消えた世継ぎの行方をめぐるミステリーも交えてストーリーを面白く興味深いものにしています。コッソンビとは科挙を受けるイケメンの事です。
主人公のユン・ダノはシン・イェウン。３人のコッソンビは、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュというイケメン達が演じています。
監督：キム・ジョンミン
脚本：クォン・ウンミ/キム・ジャヒョン
放送年：2023年（韓国）
視聴率：平均％ 最高5％
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ
両班の娘であるユン・ダノ（通称タノ）は、都で科挙を受けるソンビの為に「二花院（イファウォン）」という宿屋を営んでいた。この宿屋には幽霊がでるという噂があり、なかなか客が来ず、宿泊客はイケメンだがそれぞれになにか秘密を抱えた曲者カン・サン、キム・シヨル、チョン・ユハの３人と十年間も科挙を受け続けているユクホだけだった。そんな時、タノは亡き父の借金のかたにチャン・テファに二花院を引き渡すように告げられた。困ったタノは二花院を守るため、交換条件としてチャン・テファが探している国王の甥イ・ソルを見つける事を申し出た。そして、タノの危険な人探しに下宿人コッソンビ３名も巻き込まれることになる。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-3話
タノはチャン・テファ判官に会い、お金を返す代わりに自分が消えた廃世孫（ペセソン）イ･ソルを見つけ出す事を伝えた。チャン判官は1か月以内に探し出すようにと言った。その話をタノを心配して尾行してきたサンが聞いていた。
富営閣（プヨンガク）に向かったタノは、先王の尚膳（サンソン）だったソ・ソンギルに会い、イ・ソルについて尋ねた。ソンギルが「案外近くにいるかもしれないし、遠くにいるかもしれぬ。誰にも分らないのだ。」と言ったので、タノは、「どこに居ようと、必ず見つけ出します。」と言った。
ソンギルから廃嬪（ペビン）の奴婢（ヌヒ）だったモクセという男が果川県（クァチョン）に住んでいると聞いたタノは、翌朝、ソンビ達に果川に行く事を話した。危険な道を通らなければならないタノを心配してユハとシヨルが一緒に行く事になった。途中で山賊が出てきたが、親切に近道を教えてくれた。実はサンが先回りして、かつて痛めつけた山賊たちに命じたのだった。
サンは密かに3人の後をつけていたが、見つかってしまい、結局、4人で果川県に行くことになった。その夜、王はソンギルを捕らえて、イ・ソルについたのではと疑い殺そうとしたが、左議政（サショウ）シン・ウォノが止めた。
タノはモクセから、追ってに追われたソルを守り、母である嬪宮（ピングン）が矢に射られて亡くなった。その後ソルは乳母に育てられたが、13歳の時に身の安全のために養子に出された。その後、10日あまりで乳母は亡くなった。イ･ソルの眉は三日月のように美しく、目は大きく澄んで、鼻は高く花筋が通り、唇は分厚く口角が上っており、かなりの美男子だが、一番の特徴はくるぶしに赤い斑点がある事だと聞かされた。
男3人は二花院に戻ったが、タノはくるぶしに赤い斑点がある人物を捜しに富営閣に行った。ファリョンはイ・ソルを探すのは危険な事なのだとタノに教えた。
シン・ウォノは、パク貴人が出産した日にすれ違った尚宮（サングン）の輿から赤ん坊の泣き声がしたことが気になり、尚宮を探すよう部下に命じた。そしてチャン・テファ判官を呼び出し、8年前に六人会の武士を無残に殺したのは「番人」なのかと尋ねた。チャン判官は「番人」は代々王族を守ってきた陰の刺客で、イ・ソルには特別に腕の立つ番人がついていると答えた。ウォノは、番人に息子を殺されたチャン判官に、ソルを探しているのか、それとも番人を探しているのかを聞いた。チャン判官は番人は必ずソルの傍にいるので、番人を探せばソルも見つかると答えた。ウォノは番人は好きにしていいが、ソルは決して殺すなと言った。
タノがやっと帰って来たので羅州（ナジュ）宅が問い詰めた。タノは、チャン判官に借金の返済を一か月待ってもらう見返りに仕事を頼まれたのだと説明した。そして「二花院を手放せば隠してきたことが明らかになる。」と言った。
チャン判官は、息子ヒョンが殺されたので、嫁のダノの姉ホンジュにヒョンの後を追って死んで欲しかった。（この時代はそうする事が美徳であった。）そこでホンジュを天然痘にかかった事にして離れにかくまいチャン判官に会わせないようにしていたのだった。羅州宅は解っているが、お嬢様が怪我をしそうで怖いと言って涙ぐんだ。
サンはタノを見かけて縁側で居眠りするふりをした。タノはモクセから聞いたソルの顔立ちがサンに似ていると思い、くるぶしの紅い斑点をたしかめようとしたが、サンに阻止された。その時、タノがサンの口をふさぎ、顔が近づいたのでサンはドキドキした。ユハが来たので、秋の服を作るように勧めた。採寸の時にくるぶしを確かめようとしたが、ユハは頑なに測らせなかった。タノが服屋にくるぶしに赤い斑点の有る人がいなかったか聞いたが、いなかったと言われた。
タノの様子がおかしい事が気になった3人は、富営閣のファリョンを訪ね問いただした。ファリョンはタノが父の借金の代わりにチャン判事と廃世孫（ペセソン）イ･ソル見つけ出すという取り引きをした事を話した。
シヨルはタノに宿賃を支払った。その時に嫁に来ないかと聞いたが、はっきりと断られた。その後サンが来て、「今捜している人物を捜すな。二花院が自分の命より大切なのか？」と言ったがタノは答えなかった。
翌日、タノが富営閣に卵を届けに行くと、小間使いの少年がソンビから渡すように頼まれたと言って手紙を渡された。その手紙には『玉塵（廃世孫イ・ソル）をみつけたいなら南山（ナムサン）コルの廃墟へ来るように』と書いてあった。
その夜、シン・ウォノはチャン判官が同席する場に内禁衛（ネグミ）キム・ファンを呼び、番人について聞いたが、解らないと言われた。番人たちを育てる場所も特定できず、資金源は王室の内帑（ないど）金のようだが、大妃（テビ）が管理しているという。その大妃も内情はしらずに、資金だけ渡しているようだ。キム・ファンは闇に生きる者たちを捜さない方がいい。光を当てたらただではすまないと忠告した。
その夜、タノが南山コルの廃墟へ行くと、何者かに首に刀を突き付けられた。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-4話
タノに南山コルの廃墟で刀を突き付けたのはサンだった。実は３人のソンビが廃世孫イ・ソル捜しを辞めさせるために仕組んだのだった。３人はタノを説得したが、きかないので、ユハがそれなら皆で一緒にイ･ソルを捜そうと提案したが、タノは断った。
パク貴人（クィイン）が王子を連れて大妃殿を訪れたが、大妃は会おうとしなかった。そのことを王イ･チャンに伝えると、王は王子が偽物だという事に気づいていた。そして、偽物でも世継ぎが必要なのだと言った。
次の日、タノを心配する羅州（ナジュ）宅にシヨルがイ・ソル捜しの事を言いつけようとしたので、タノは３人に協力してもらうことにした。
シヨルが離れに落とした靴を取りに行くと、髪の長い白い服を着た女がいて、離れに入って行った。中を確かめようとしたが、怖くなり、靴を持って逃げ戻った。ユクホは離れは亡くなったタノの姉と父を祀る家廟で、ときどき女の幽霊がでるから近づかないようにと言った。シヨルは一人で寝るのが怖くなり、サンの部屋に行った。サンはシヨルが部屋にいるので、富営閣に酒を飲みに行った。そこで酔っ払いに絡まれた妓生（キーセン）を助けた。
シン・ウォノはパク貴人付きのユン尚宮（サングン）が自殺したと報告を受け、やはり王子は王の子ではないのではないかと思い、パク貴人の家門で養女を受け入れた所はないか探すように命じた。
タノと3人のソンビは南山コルの廃墟に集まることにしていたが、ユハは母親が重篤で来られなかった。ユハが母の手を取ると、母は実子ではないユハの手を払いのけ、実子のギルジュンを呼んだ。タノとシヨル、サンはユハは待たずに作戦会議を始めた。ダノは廃世子と仲が良かった亡き錦零大君（クムリョンテグン）の奴婢（ヌヒ）に会って話を聞いてみたいと提案した。だが家門は滅びたために奴婢たちはどこかの官奴婢（カンノビ）となっているはず。そこで3人は掌隷院（チャンイエウォン）で奴婢台帳を調べることにした。シヨルは賭博場で賄賂を渡し、手はずを整えた。
ユハは富営閣で酒・賭博に興じる腹違いの兄ギルジュンの所に行き、家に帰るように言ったが、ギルジュンは、ユハを馬鹿にして頭から酒をかけた。ファリョンは騒動の最中に、ユハが大司憲だったチョン・ユン大監の息子だと知り驚いた。
その夜、タノ達は掌隷院に忍び込み、奴婢台帳を見つけ、奴婢は漢城府（ハンソンブ）で働いていることがわかった。
翌日、タノは漢城府で錦零大君の奴婢オクブンに会った。オクブンは自分は何も知らないが、富営閣のファリョンが大君に仕えていたので聞いてみると良いと言われた。その頃ユハは『三韓秘記』を仲間たちと貧しい者たちでも読めるように、ハングルに書き替える作業をしていた。サンはソンギルに仁王山（イナサン）の庵に来るようにと言う手紙をこっそり渡した。
その夜ソンギルが家を出ると、王の禁衛兵が尾行したが、途中で何者かに倒された。サンはソンギルに金を渡して漢陽を去るように言った後、誰の味方に付くか決める様に言った。ソンギルは、タノは別の人についたようだと言った。
タノはファリョンに会いに行った。そしてイ・ソルを捜すなと言ったわけを聞くと、ファリョンは「番人が来たのか？」と聞いた。番人は世孫を守る者でイ・ソルを捜そうとする者は番人に殺されるので、３人のソンビにタノにソルを探すのを辞めさせるように話したのだと言った。その事を聞いてもタノは探すのを止めないと言う。そこまでしてなぜ二花院を守るとのか聞くと、タノは「人の命がかかっているからだ。」と答えた。そんなタノにファリョンは、世子から世孫への遺品、それは王位を継承する嫡流に受け継がれてきた龍の模様が付いた貴宝の事を話した。
チャン判官がソンギルがサンに呼び出された現場に駆け付けると、王が送った禁衛軍の兵士たちは殺害されていた。部屋の中では、ソンギルがタノはサンが誰なのか気づいていないのか？殺すべきだと言ったので、二度とタノの名前を口にするなと言ってサンはソンギルの首に刀を押し付けた。外の物音に気付き、サンは逃げたが、チャン判官が矢を放ちサンの右腕に刺さった。
サンは何とか追手を巻いて町に出た所でタノに会った。タノは自分が知りえた事を全て話した。その頃シヨルの前に男が現れシヨルを殿下と呼び、頼まれていた物をシヨルに渡した。タノはサンと歩いていたが、サンが突然倒れてしまった。そこに籠が通りかかり、乗せてもらったが「番人」を探していたチャン判官に止められた。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 5話～6話
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 全話一覧
