韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-7話～8話
韓国ドラマ「コッソンビ 二花院の秘密」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。コッソンビ 二花院の秘密は、全18話です。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -概要
「コッソンビ 二花院（イファウォン）の秘密」は、都で科挙を受ける人（ソンビ）の為の下宿「二花院」を営む若き女主人ユン・ダノと、それぞれに秘密を抱えるイケメンコッソンビ3人組が巻き起こす爽やかな青春恋愛物語です。その中に、消えた世継ぎの行方をめぐるミステリーも交えてストーリーを面白く興味深いものにしています。コッソンビとは科挙を受けるイケメンの事です。
主人公のユン・ダノはシン・イェウン。３人のコッソンビは、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュというイケメン達が演じています。
監督：キム・ジョンミン
脚本：クォン・ウンミ/キム・ジャヒョン
放送年：2023年（韓国）
視聴率：平均％ 最高5％
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ
両班の娘であるユン・ダノ（通称タノ）は、都で科挙を受けるソンビの為に「二花院（イファウォン）」という宿屋を営んでいた。この宿屋には幽霊がでるという噂があり、なかなか客が来ず、宿泊客はイケメンだがそれぞれになにか秘密を抱えた曲者カン・サン、キム・シヨル、チョン・ユハの３人と十年間も科挙を受け続けているユクホだけだった。そんな時、タノは亡き父の借金のかたにチャン・テファに二花院を引き渡すように告げられた。困ったタノは二花院を守るため、交換条件としてチャン・テファが探している国王の甥イ・ソルを見つける事を申し出た。そして、タノの危険な人探しに下宿人コッソンビ３名も巻き込まれることになる。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-7話
チャン判官はタノに「イ・ソルの正体を言え。」と刀を突き付けた。その時、黒装束の番人が現れタノを助けた。タノ達が逃げた後、番人はチャン判官に追い詰められてしまった。そこに、もう一人の黒装束の番人と思われる人物が現れ軍官たちを倒して逃げた。
タノ達はとりあえず果川（クァチョン）に行くことにし、ユクホとユハと別れた。ユクホは、チャン判官の息子が無くなり、その後を追って嫁も亡くなった。その亡くなった事になっている嫁がタノの姉ホンジュなのだとユハに教えた。
その夜、チャン判官の屋敷に漢城府のチェ・ジョンスとキム・ムヒョンが来ていた。２人現れた番人の1人は廃世孫かもしれないと思ったが、チャン判官は廃世孫を守るためには殺人鬼となる番人が、軍官たちを殺さなかったことを怪しみ、引き続きタノを捜すよう指示した。
サンは捨てられていた『二花院』の看板を拾って自分の部屋に持って行った。その夜、ユハはサンにタノが果川に行った事を話し、昨日の剣客はサンだろうと尋ねたが、サンはとぼけた。 ユハが「信念も命も捨てて守ろうとするほど（タノへの）気持ちが大きいようだな。」と言うと。サンは「そうだ。だからお前も自分なりにタノを守れ。俺もそうする。」と答えた。
半月が過ぎてもタノの行方はつかめず、チャン判官はチェ・ジョンスにサンの素性を調べるよう指示した。その頃、タノは果川の酒幕（チュマク）で働いていた。ホンジュは、羅州（ナジュ）宅にタノの嫁ぎ先を捜すよう頼み、自分は観音寺という尼寺に出家するつもりだとタノに話した。
左議政シン・ウォノは、パク貴人（クィイン）の親戚で女の赤子を養子にした家があり、その後暮らし向きが良くなったという報告を受けた。そんな中、朝廷では後宮の赤子を跡継ぎにした例は無いという申し出があった。王イ・チャンは王妃が懐妊できない体なのだと激怒した。そして、王子を元子（ウォンジャ）に冊封した後、パク貴人を正一品の嬪（ピン）にし、反対する者は反逆者と見なすと宣言した。
パク貴人は恵嬪（ヘビン）となった。チャン判官が恵嬪を訪ね、大妃（テビ）が番人に資金提供をしているので、番人とイ・ソルを見つける為に女官を送り込んで動向を探らせて欲しいと頼んだ。その頃大妃は、女官に番人に渡す資金を預けていた。
シン・ウォノはノ・ソンギルを呼び出し、パク恵嬪が産んだ子は王女だと教えた。そして廃世孫を見つけてもチャン判官に教えるなと命じ、ソンギルに大金を渡し、誰についたら得かよく計算するように告げた。
サンは、二花院でファリャンに連れられてやってきたパンヤに会った。パンヤは元々は妓生（キーセン）ではなかったと言い、父は世子が廃位された後、官職を捨てて田舎に移った。王座を得た王様は世子だけではなく廃世孫まで殺そうとした。父はそれを阻止しようと上疏（じょうそ）し、反逆者の烙印を押されてしまったと話した。サンは父親の名前を聞くと、弘文館（ホンムングァン）の修撰（しゅうせん）を務めていたイム・ジグクだと答えた。パンヤの兄は父と共に斬首され、母は病気で亡くなった。それで一人になり妓生になったと話した。
シヨルとユハはお米を持ってタノを訪ねて行った。シヨルが鼻歌を歌うと、ホンジュが顔を出した。その歌について聞くと、シヨルは人生最悪な時に、好きな女ともうすぐ結婚すると言った旅人が歌っていた歌だと答えた。シヨルが気に入たのならまた歌おうか？と言うとホンジュは二度と歌わないでくださいと言って扉を閉めた。
その頃サンはチャン判官から呼び出された。チャン判官は「若く優秀は武人たちが集まる六人会に欠員が出たので入らないか？」と誘ったが、サンは断った。サンが帰るとき、幼馴染と出くわした。チャン判官がサンの素性を確かめる為に呼んだのだった。
翌日、シヨルは漢陽に戻る前にホンジュに花を持って行ったが、自分は出家するからもうやめて欲しいと告げた。
シヨルと漢陽に戻る途中、ユハは人々が連行されるのを見た。中には幼い子供もいた。役人に何事か聞くと、『三韓秘記』を読んだ者は王命で処刑されるのだと言われた。ユハは急いで木人会のアジトに行こうとしたが、途中でファリョンに止められた。ユハは資金援助の使いとして寺に来たのがファリョンだったと気づいた。ファリョンは遺産は時期が来たら、しかるべき時に使う様にと話した。そしてユハの実の父親と縁があると明かし、驚くユハに実父から預かった遺志が書かれた文を渡した。ユハはそれを読んで涙を浮かべた。
ある日、誰かがダノの家に何かの蓋を置いていった。タノが父の葬儀の日に匿った少年に貰った輪図（ユンド）と合わせるとぴったりと合った。その蓋には、竜が描かれていたので世子から世孫に渡した遺品かもしれないと思った。父の葬儀の日の事を羅州（ナジュ）宅に聞くと、その日は現王が謀反を起こし、廃世孫が逃げた日だった。
その後サンが訪ねて来た。タノは危険を冒して寺に助けに来たサンを責めた。するとサンは「番人としてではなく、ユン・ダノのために行ったのだ。」と言った。
ファリョンはユハをシン・ウォノに引き合わせた。ユハが王の忠臣がなぜ木人会を助けるのかと聞くと、「私が仕えるのはこの国、朝鮮だけです。」と答えて、ユハの前にひざまずいて礼をした。そして「なぜ木人会の一員になられたのですか？王座をお望みなのですか？」と聞いた。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-8話
シン・ウォノはユハに「なぜ木人会の一員になられたのですか？王座をお望みなのですか？」と聞いた。ユハは「王座に就くことなど望んだことは無い。」と答えた。ウォノは貧しい者も下賤な者も志を果たせる世を、ユハが王座に就けば実現できると言った。
タノが漢城府（ハンソンブ）の軍官たちに連行された。シヨルが知って、急いでそのことを 二花院に戻り教えた。
チャン判官は竜の絵が描かれた輪図（ユンド）は廃世子の遺品だが、なぜタノが持っているのかと問い詰めた。信じてはくれないだろうからと話さないでいたが、首を絞められて子供のころ父の葬儀の日に廃世孫イ･ソルをかくまい、その時に輪図を貰った事を話した。だが寺にやってきた剣客については知らないと言った。そこへユハが現れ、借金を返す代わりにタノを解放するよう頼み、馬蹄銀100両を渡した。チャン判官はタノをおとりにしてイ･ソルをおびき出そうと考え、タノを解放し二花院も返した。
サンが駆け付けた時、タノがユハに支えられてチャン判官の家から出てきたところだった。タノが戻ると、ホンジュは喜んだが、出家するために観音寺へ行ってしまった。
チャン判官は富営閣に行き、パンヤにタノと友達になるよう頼んだ。
タノは羅州（ナジュ）宅と二花院に戻ったが、門の二花院の看板が取り払われていた。タノはユハにお金は少しづつでも返していく事を約束した。その後サンに、会いに行き、番人はイ・ソルを守る剣客だが、イ・ソルではなく自分自身を守ってほしいと言った。サンは科挙に受かって御賜花（オサファ）をかぶったときに全て話すことを約束した。
タノは二花院の看板ガ掛かっていることに気が付いた。サンが褒められると思ったが、タノはユハがしてくれたと思いユハに感謝したので、サンは腹が立った。シヨルが羅州（ナジュ）宅とユクホがタノとユハを結婚させる気だと言うので、サンは完全に気分を害した。
その時、禁書を持っていたという事で町の中で打ち首の刑が執行されていた。ユハは処刑される人の中に木人会の仲間を見つけ、動揺を隠せないでいた。シヨルがそれに気づきユハを連れ出した。サンが禁書を持っている事を知るシヨルはサンに気を付ける様に言った。ユハは処刑された仲間の家族に弔意を伝えに行ったが、仲間たちは王が怖くてたまらないと話していた。それを聞きユハは、シン・ウォノとの会話を思い返した。
左議政シン・ウォノは、元子（ウォンジャ）がパク恵嬪（ヘビン）の子ではないと話した。そして、王家の血が途絶え、これが朝廷に知らたら王室も国も混乱してしまうだろう。ユハは尊い方で木人会という勢力を持っているので、王座に就く大義を抱くべきだと話したのだった。
タノはサンが番人だと思っているので、子供のころイ・ソルが二花院に来て、助けたことを話した。そしてその時に貰った大切な世子の遺品である輪図をチャン判官に奪われたこと話した。
ファリョンはユハに、民の中で苦労して育ったユハこそが王座に就くべきと話し、次に来るときは世子の遺品を持ってくるように言った。
シヨルは男子禁制の観音寺に、足を怪我したと言って入り込んだ。そして、ホンジュにみんな待っているからいつでも二花院に戻って来るようにと伝えた。
タノが富営閣へ行くと、妓生たちがサンがパンヤの水揚げをした事を話していた。パニャはサンに、水揚げしてくれた印が欲しいと頼み、サンはお金を渡し服を作るように言った。パニャは一日も早く免賤（めんせん）して本名のイム・ソヨンに戻りたいと話した。その時、ユハの義兄ギルジュンがタノに絡んできたので、 サンが助けに入った。サンは酒瓶で殴られ怪我をしてしまった。町医者の治療を受けた帰り、タノはサンがパニャを水揚げした事を怒っていたので、サンは困っているところを助けてやっただけだと誤解を解いた。
大妃（テビ）は、元内官のノ・ソンギルを呼び寄せ、 チャンの時代は長くない。暴君の後に真っ当な君主を座らせる事が大妃の役目だと話した。一方、パク恵嬪から大妃付きのキム尚宮が怪しいと聞いていた王イ・チャンは、番人について聞き出そうとキム尚宮を拷問したが、口を割らないので怒って部下に切り殺させた。
科挙の日。サンは武科の試験で紅白に分かれ撃毬（キョック）の試合に臨んだ。左腕を怪我していたが、見事勝利を収め合格し、王に御賜花（オサファ）を被せてもらった。王が楽しませてもらったので望みを聞こうと言うとサンは王を守る内禁衛（ネグミ）に入りたいと言った。
タノはサンの部屋を掃除している時に禁書の『三韓秘記』を見つけた。中を見ると、サンが描いたタノの絵があった。だがその絵の中に十数年前の犬小屋での絵があった。そこにサンが御賜花をかぶって帰って来た。タノは約束通り教えて欲しいと言い、サンは「十数年前に犬小屋に隠れていた子供は俺だ。俺がイ・ソルだ」と告げた。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 9話～10話
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 全話一覧
