韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-15話～16話
韓国ドラマ「コッソンビ 二花院の秘密」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。コッソンビ 二花院の秘密は、全18話です。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -概要
「コッソンビ 二花院（イファウォン）の秘密」は、都で科挙を受ける人（ソンビ）の為の下宿「二花院」を営む若き女主人ユン・ダノと、それぞれに秘密を抱えるイケメンコッソンビ3人組が巻き起こす爽やかな青春恋愛物語です。その中に、消えた世継ぎの行方をめぐるミステリーも交えてストーリーを面白く興味深いものにしています。コッソンビとは科挙を受けるイケメンの事です。
主人公のユン・ダノはシン・イェウン。３人のコッソンビは、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュというイケメン達が演じています。
監督：キム・ジョンミン
脚本：クォン・ウンミ/キム・ジャヒョン
放送年：2023年（韓国）
視聴率：平均％ 最高5％
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ
両班の娘であるユン・ダノ（通称タノ）は、都で科挙を受けるソンビの為に「二花院（イファウォン）」という宿屋を営んでいた。この宿屋には幽霊がでるという噂があり、なかなか客が来ず、宿泊客はイケメンだがそれぞれになにか秘密を抱えた曲者カン・サン、キム・シヨル、チョン・ユハの３人と十年間も科挙を受け続けているユクホだけだった。そんな時、タノは亡き父の借金のかたにチャン・テファに二花院を引き渡すように告げられた。困ったタノは二花院を守るため、交換条件としてチャン・テファが探している国王の甥イ・ソルを見つける事を申し出た。そして、タノの危険な人探しに下宿人コッソンビ３名も巻き込まれることになる。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-15話
サン（イ・ソル）と王イ･チャンはお互い矢を射た。サンは王の矢をよけたが、サンの矢は王に当たり馬から落ちた。サンはとどめをさそうとしたが、内禁衛が現れたので逃げた。その頃、シヨルはホンジュと共に大勢の刺客に取り囲まれていた。シヨルは腕を斬られたが、驚くホンジュを5歩下がらせ、刺客たちをやっつけた。
サンは逃げたが、崖の所で追いつかれてしまった。内禁衛の中にグナムがいた。サンはグナムを斬る事は出来なかった。そこに矢が飛んできてサンの頭をかすめたので、サンは崖に転落してしまい、頭を打ち付けてしまった。
タノが二花院の前でサンを待っていると雪が降って来た。 王が「雪が解けるようにイ・ソルも消える。」と言ったのを思い出して泣きそうになっているとサンが帰って来たので、走って行って抱きしめた。頭を打って倒れていたサンをキム・チウンが助けてくれたのだった。
サンに胸を射抜かれた王は目を覚まさず、医者も天命を待つしかないと言った。チャン判官が王を心配して訪ねて来たが、ソンギルに追い返された。
ホンジュは誰にも見つからないように離れに医師を呼んでシヨルの手当てをしてもらった。そして、刺客を送ったのはチャン判官だろうと話し、「判官の息子チャン・ヒョンが許嫁だったが結婚の前日に殺されてしまった。」と話した。シヨルはヒョンと同じ宿に宿泊し、思い焦がれた人と結婚する事を話され一緒に酒を飲んで親しくなったのに、次の日殺した事を思い出し、衝撃を受け一人になったとき涙がこぼれた。一方、チャン判官はシヨルが武芸にたけホンジュを殺す事が出来なかったと部下から報告を受け、シヨルが番人かもしれないと感じた。
ホンジュはタノにシヨルと暮らすための家を探してほしいと頼んだ。ユクホはホンジュとシヨルが二花院を出て行くと聞き、サンも王になったら出て行くが タノはどうするのかと聞いた。タノは、まだ何も考えていないと答えた。 ユクホは「サンが王になってタノを妃に迎えるときはついて行きなさい。二花院に残るなら王になったサンと一生会わずに暮らしていけるのか？」と忠告した。
登庁したサンは、狩りの日に休んだことから疑われて拘束された。そこにグナムが呼ばれてきた。内禁衛将（ネグミジャン）は刺客が落としたお守りをサンに見せたがサンは自分の物では無いと言い張った。グナムはそのお守りがサンの者だという事を知っていたので刺客がサンだという事に気が付いた。グナムは「サンは犯人なわけがない。怪しい点があれば報告していたはずです。」と証言した。結局、サンは内禁衛の職を解かれるだけで済んだ。グナムはサンが自分を斬らなかった事を内心感謝していた。そして、「王は死の瀬戸際にいるが、心から泣くものは一人もいない。信望も威厳もなくした王を守るために、友を失うわけにはいかない。」と話した。
大妃（テビ）は大臣たちを集め、元子（ウォンジャ）が王様の子ではないことを話した。その大妃に会いにサンとはユハは向かっていた。サンはユハに今までどんな暮らしをしてきたのか聞いた。ユハは追われはしながったが捨てられたも同然の暮らしをしてきた。だから何も持たぬものでも夢を抱ける世を願ったのだと答えた。そして、ユハは大妃が許してくれるかはわからないが、まずは謝らないとと言った。
サンは大妃に世子の形見の剣を見せた。大妃は、ユハがソルに成りすましたことも、サンの挨拶が遅れたことも生きるための術だった。生きて会いに来てくれたので許すと告げた。そしてサンの手を取って、涙をためて「ソル。会いに来てくれて感謝する。」と言い、立ち去ろうとするユハに「ギョムの事も知りたい。日を改めて話そう。」と告げた。
先に部屋から出たユハは左議政（チャイジョン）シン・ウォノに「本当の主に居場所を返さないと。でも貧しい者も下賤な者も志を果たせる世を作ることを約束してほしい。」と頼んだ。
大妃はソルに、 ソルは間違っていない。王は自ら犯した罪がわが身に返ってきただけだ。くじけずに会いに来てくれて本当に嬉しいと言って二人抱き合って泣いた。
シヨルは番人のアジトにいた。師は「奪った命でなく守った命のことを考えなさい。」と諭したが、シヨルは「主君をお守りしたのでこの仕事からは手を引きます。もう刀を持ちたくありません。」と告げた。
翌日、みんなが集まってもシヨルはふさぎ込んだままだった。シヨルが番人だと知らないタノは番人は怖い人で多くの人を殺したと言い出した。シヨルは「番人はゆうに10人以上の人生を壊した。」と言った。サンは、大妃は新王を立てる教旨を準備しているので、王が目を覚ましても何もできないと今の状況を説明した。
一方、チャン判官は、シヨルの傷の手当てをした医師を呼び、シヨルの傷について聞いた。そして、シヨルが番人で、息子を殺しその許嫁と恋仲になった事で激怒していた。
悩みぬいたシヨルはホンジュに「過去を忘れて前に進めると思っていたが、どうしても消えない過去がある。僕たちは一緒に居られない。僕を許さないで、恨んで憎んくれ。」と別れを告げた。
チャン判官は、六人会に今夜、番人とイ・ソルの首を取るように命じた。
大妃は左議政シン・ウォノに、世孫をしっかり支えるよう頼み、イ･チャンを廃位して新王を推戴する教旨を書き始めた。
その頃、サンは「俺の未来で、たった一つの計画」だと言ってタノに指輪を渡した。二人が指輪をはめて微笑んでいる時、宮廷では病床の王が目をさました。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-16話
タノはサンに聖君になってくださいと言った。一方目を覚ました王イ･チャンは、「イ･ソルと手を組んで私をだましたな。」とソンギルを責め、死にたくなければイ･ソルを裏切るようにと命じた。ソンギルはイ･ソルが二花院にソンビとして紛れているチョン・ユハだと告白した。 王は怒って、イ・ソルを刑場に立たせて王の威厳を見せてやると息まいた。
ユハは富営閣でファリョンと話していた。ユハは、これからは、遺産で受け継いだ地方の家で暮らし、子供たちに学問を教えるつもりだと話した。そして、ナムバウィ（帽子）のお礼に簪（かんざし）を渡した。別れの贈り物ですねというファリョンに、「君も一緒に行くか？」と誘ったのでファリョンは嬉しかった。
シヨルは王に即位するサンに「主君が王位に就いたら番人は消えるべきです。」と別れを告げた。主君ではなく友としてシヨルが苦しんいる事を知りたいというサンに、サンを守るために殺したチャン判官の息子がホンジュの許嫁だった事を話した。
その頃、王はチャン判官に密旨を送り、二花院にいるチョン・ユハがイ･ソルなので捕らえるように命じた。チャン判官は六人会にニ花院に行き、番人の首を斬り、イ・ソルを捕らえるように言った。
サンは二花院を去っていくシヨルを追いかけた。シヨルは、清に行く船に乗ると言い、チャン判官がホンジュが生きている事を知ったのでホンジュを守って欲しいと頼んだ。そして最後に「サンよ。お前は俺のようになるな。化け物にならず、人間らしく生きろ。」と言って去っていった。
チャン判官は六人会と二花院を探したが、ソンビたちは居なかった。しかし離れにいたタノとホンジュを見つけ捕らえた。サンが帰宅するとユクホと羅州（ナジュ）宅が、チャン判官達がタノとホンジュを連れ去り、南山コルの廃墟にサンとユハとシヨルが来なければタノたちを殺す言っていたと話した。丁度ユハが戻って来たので2人で廃墟に駆けつけた。シヨルは二花院を出たので来ないと言うと、約束を守れなかった代償は払ってもらうと言うので、サンが六人会と戦ったがかなわなかった。ユハは刀を持っていなかったので二人は捕らえられてしまった。
チャン判官はシヨルが来るのを待っていた。シヨルは清に行く船に乗ろうとしていたが、キム・チウンが事態を告げに来た。しかし、シヨルは僕はもう番人の宿命を手放しましたと言って船に向かって行ってしまった。
その頃、朝廷では、左議政シン・ウォノが大臣たちの前で「廃世孫イ・ソルを復位させ」と大妃の教旨を読み上げていたが、突然王イ・チャンが兵を連れて現れ、教旨を投げ捨て全員を反逆者として逮捕させた。そして大妃に、「母上も私の死をねがっていたのですか？」と言ってにらみつけた。「お前を産んで後悔している」という大妃の言葉を聞いて憤怒した王は大妃を軟禁した。いっそのこと殺して欲しいという大妃に「生きて可愛がっていた孫が殺されるのを見てもらわないと。」と王は言った。
サンは尖った石で縄を斬り、六人会の一人を人質に取ってチャン判官の元に行った。サンはみんなを助ける為に自分がイ・ソルだと明かしたが、チャン判官はユハの首に刀を突き付け「お前がイ・ソルだな？」と言った。誤解を解こうとするサンを制して、ユハは自分がイ・ソルで木人会の長も自分だと主張した。チャン判官は、イ・ソルを殺せば番人が現れるはずとユハを斬ろうとした。
その時、二花院の置手紙で事情を知ったファリョンが駆けつけ、ユハをかばってチャン判官に斬られてしまった。チャン判官は再びユハに斬りかかった。その時番人が現れた。番人が戦っている時、覆面が取れ、シヨルの顔があらわになった。その顔を見てホンジュとタノは驚いた。サンも刀を持って共に戦い、六人会を倒した。残ったチャン判官は「とんでもない縁だな。お前が殺した者の中にはホンジュの婚約者の私の息子もいた。自分の許嫁を殺した男と恋仲になるとは・・」と言って切りかかった。シヨルは強くそんなチャン判官を追い詰めた。
瀕死のファリョンを抱いたユハは「オモニ（母上）」と呼び、「やっと会えたのに」にと涙した。ファリョンは「最後の瞬間まで息子を困らせる不甲斐ない母です。こうしてまた会えて毎日が幸せでした。どうかお元気で。ギョム、私の息子よ、幸せになりなさい。」と我が息子の腕の中で息絶えた。ユハはファリョンを抱いて「母上、母上。」と泣き叫んだ。
チャン判官に刀を突き付けるシヨルにホンジュは「違いますよね？」と泣きながら聞いたが、シヨルは「すまない。ホンジュ。」としか言えなかった。
そこにキム・チウンが駆けつけてきて、内禁衛と義禁府が来るから早く逃げる様にと伝えに来た。サンはタノとホンジュを先に逃がした。ユハに逃げようと言ったが、自分がイ・ソルとして捕まると言って、刀を奪いシヨルの代わりにチャン判官に刀を突き付けた。仕方なくサンたちはユハを置いてその場を立ち去った。するとすぐに内禁衛と義禁府が来てユハを取り囲んだ。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 17話～18話（最終回）
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