韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-1話～2話
韓国ドラマ「コッソンビ 二花院の秘密」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。コッソンビ 二花院の秘密は、全18話です。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -概要
「コッソンビ 二花院（イファウォン）の秘密」は、都で科挙を受ける人（ソンビ）の為の下宿「二花院」を営む若き女主人ユン・ダノと、それぞれに秘密を抱えるイケメンコッソンビ3人組が巻き起こす爽やかな青春恋愛物語です。その中に、消えた世継ぎの行方をめぐるミステリーも交えてストーリーを面白く興味深いものにしています。コッソンビとは科挙を受けるイケメンの事です。
主人公のユン・ダノはシン・イェウン。３人のコッソンビは、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュというイケメン達が演じています。
監督：キム・ジョンミン
脚本：クォン・ウンミ/キム・ジャヒョン
放送年：2023年（韓国）
視聴率：平均％ 最高5％
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ
両班の娘であるユン・ダノ（通称タノ）は、都で科挙を受けるソンビの為に「二花院（イファウォン）」という宿屋を営んでいた。この宿屋には幽霊がでるという噂があり、なかなか客が来ず、宿泊客はイケメンだがそれぞれになにか秘密を抱えた曲者カン・サン、キム・シヨル、チョン・ユハの３人と十年間も科挙を受け続けているユクホだけだった。そんな時、タノは亡き父の借金のかたにチャン・テファに二花院を引き渡すように告げられた。困ったタノは二花院を守るため、交換条件としてチャン・テファが探している国王の甥イ・ソルを見つける事を申し出た。そして、タノの危険な人探しに下宿人コッソンビ３名も巻き込まれることになる。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-1話
13年前、内禁衛は逃げた廃世孫（（ペセソン）王位継承の資格を失った世孫）イ・ソルを捕らえ殺そうと探していた。イ・ソルは、喪中の家に逃げ込み、そこの娘幼いタノにかくまわれていた。父を亡くしたというタノに少年もまた両親を亡くしたと言った。タノに名前を聞かれても教えなかったソルは、「今度会った時に僕の名前を教えてやる。」と言って立ち去った。
現在
カン・サンは科挙の武科を受験するために、都・漢陽（ハニャン）へ向かっていた。途中で山賊に襲われたが、サンは簡単に蹴散らした。都では、科挙を受けるソンビ専門の宿、二花院（イファウォン）を営むユン・ダノ（通称タノ）が、看板を持って客引きをするも、幽霊が出るという噂を流されなかなか客が見つからなかった。そこにかねてからタノの事が好きなオン生員（センウォン）がしつこく結婚をせまってきた。力ずくで承諾させようとしている所に、妓房（キバン）で無銭飲食をして追い出されたソンビ、キム・シヨルが助けてくれた。しかし、シヨルは無銭飲食のことで駆け付けた役人に連れて行かれてしまった。
その後タノは食堂でサンを見かけて、二花院に誘ったが、サンは荷物を置いて席を立ってどこかへ行ってしまった。タノはサンの荷物を持って二花院へ帰っていった。二花院では客のチョン・ユハがタノを出迎えた。
サンは荷物を取り戻すために二花院にやって来た。丁度雨漏りを直そうとしていたタノがはしごから落ち、サンが抱きとめた。サンは良く思っていなかったが、成り行きで1泊1両5銭で泊まる事になった。そこにシヨルもやって来て泊まる事になった。タノは二人に、離れにはいかないようにと釘をさした。
サンが部屋に入ると隣に泊まっているというユク・ユクホが勝手に部屋に入って来た。そして二花院の決まり事を説明した。家賃は月に3両との事だったので、サンはタノにぼられた事に気が付いた。また、ユクホは十年間も科挙を受け続けている伝説の人だった。
朝食時、ユクホが両班（ヤンバン）のタノは、父が家だけを残して亡くなったので、生きていくために下宿屋の二花院を営むほかなかったと話した。
宮殿ではパク貴人（クィイン）がなんとしても男児を産もうとしていた。一方、王イ・チャンは占い師を訪ね男児が生まれるかどうかを訪ねた。目の見えない占い師は「男児が授からない運命だ。今捜している人物がお前を葬り去るであろう。」と不吉な予言をしたので、腹が立った王は部下に占い師を殺させた。
王は左議政（サショウ）シン・ウォノにイ・ソルを早く見つける様に命じた。シン・ウォノは、ソルは科挙を受けに来たソンビに紛れて漢陽に潜伏しているようだと報告した。漢城符（ハンソンブ）判官チェン・テファは、幼少期のソルを知る元尚膳（サンソン）だったノ・ソンギルを連れて妓房富営閣を捜索した。
サンが本屋で未来に関する予言を記録した書『讖緯（しんい）書』を探しているとユハが入って来た。ユハは既に『讖緯書』を読んでいた。サンは朝鮮の未来は自分の未来だから知りたいのだと言った。ユハはサンが古い刀を見につけている事に気が付いた。そして「斬らずに勝つ道を探す。」というサンに興味を持った。
ユハは「暴政に苦しむ民が心の支えにしているという『讖緯書』を読んでみたい。」というサンに、本を手に入れる事を約束した。その時、ユハは妓房から追い出されている女を見かけ、助けようとした所、女はかつてユハが免賤（メンセン）（賤民から平民にする事）させたてあげた小間使いだった。女は、夫が富営閣で借金をして赤ん坊を奪われたと話した。
ユハは赤ん坊を取り戻す為にユハと妓房に入って行った。するとそこにはタノとシヨルもいた。タノとシヨルは話を聞き協力する事にした。4人は手分けをして赤ん坊を探すことにした。タノが赤ん坊を見つけ抱えて逃げたが、追手に見つかり、あわやと言うときにサンが助けてくれた。この時サンの木刀は追手の刀で切られ壊れてしまった。4人は、無事に赤ん坊を取り戻し、母親に返した。
タノ達が二花院に戻ってくると、子母銭家（チャボジョンガ）（高利貸し）の男たちがいて、タノの父が生前借りた馬蹄銀100両の代わりに二花院を取り上げると言った。その時、二花院の前にはイ・ソルを探すテファとソンギルが来ていた。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-2話
8年前、元尚膳（サンソン）（内官）だったソンギルは、廃位され5年間行方をくらましていたイ・ソルを殺させるためにおびき出した。ソルが殺されそうになった時、黒い笠をかぶった男が現れ、ソルを助けた。その時にチャン・テファ判官の息子ヒョヌが黒笠の男に殺害され、チャン・テファ判官も切られて頬に傷を負った。
現在
チャン・テファ判官とソンギルがイ・ソルを探して二花院にやって来た。ソンギルは、ユハ、サン、シヨルの顔を見てソルはいないと言ったが、チャン・テファ判官は号牌（ホペ）(身分証）を見せるように言った。ユハは、大司憲（テサホン）だったチョン・ユン大監（テガム）の息子、サンは堤川（チェチョン）の有力者の一族、シヨルはキム・ホンイク大監の14か15番目の庶子だった。
タノは父親の借金返済を催促に来た男たちが富営閣（プヨンガク）から来たと知り、ファリョンに会いに行った。そこで、タノの父は富営閣ではなくチャン・テファ判官から借金をした事。二花院を守るには二花院よりも価値のある物を渡さなければならないと聞かされた。タノはチャン判官を訪ねて父の筆跡の借用書をみせてもらった。父は後学を助ける為に借金をしたのだった。チャン判官の長男とダノの長姉とを結婚させ、親戚になったら借金は帳消しにする約束だったが、姉が病を理由に二花院に閉じこもったため、事実上姻戚関係は成立していないと言われた。
ユハは、タノの為に実家の異母兄に借金を頼んだが、断られた。
そんな中、宮廷ではパク貴人が王子を出産した。王イ・チャンは占い師に男児を授かることはできないと言われた事を思い出した。
オン生員（センウォン）はタノの借金の事を聞きつけ、馬蹄の100両の肩代わりをする条件で結婚を申し込んできた。タノがユハ達と町に出ると、オン生員が結婚を迫って来た。タノはみんなの前で「結婚は人とするもので、犬とは結婚しない。」と言って縁談を断った。
タノは、ファリョンが言っていた「二花院よりも価値のある物」は何かを考え、調べ始めた。チャン判官と一緒に来た男は元内官だという事を突き止めた。
王イ・チャンは、王子を抱きながらシン・ウォノに、ソルが王位を奪うため漢陽（ハニャン）にやって来たに違いないから、早くソルを見つけるよう命じた。
シヨルがタノが昔飼っていた犬の名前と同じボクシルという犬を連れて来た。
オン生員は、タノと無理やり結婚しようと手下を連れて二花院に向かった。しかし、途中でサンと遭遇し、サンに痛めつけられ、二度とタノに付きまとわないという手紙を書かされた。タノは、サンが懲らしめてくれたのだろうと思いサンに確認したがごまかされた。
ユハは、タノの力になろうと自分のお金を渡そうとしたが、タノは受け取らなかった。ユハは実家に行くと嘘を付き、ある集まりに参加していた。
サンの部下試験の日が来た。タノは合格を祈ってゲン担ぎの飴を渡した。サンは全ての実技試験で優秀な結果を残した。
タノはチャン判官に会い、お金を返す代わりに自分が消えた廃世孫（ペセソン）イ･ソルを見つけ出す事を伝えた。その話をタノを心配して尾行してきたサンが聞いていた。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 3話～4話
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 全話一覧
