韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-11話～12話
韓国ドラマ「コッソンビ 二花院の秘密」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。コッソンビ 二花院の秘密は、全18話です。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -概要
「コッソンビ 二花院（イファウォン）の秘密」は、都で科挙を受ける人（ソンビ）の為の下宿「二花院」を営む若き女主人ユン・ダノと、それぞれに秘密を抱えるイケメンコッソンビ3人組が巻き起こす爽やかな青春恋愛物語です。その中に、消えた世継ぎの行方をめぐるミステリーも交えてストーリーを面白く興味深いものにしています。コッソンビとは科挙を受けるイケメンの事です。
主人公のユン・ダノはシン・イェウン。３人のコッソンビは、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュというイケメン達が演じています。
監督：キム・ジョンミン
脚本：クォン・ウンミ/キム・ジャヒョン
放送年：2023年（韓国）
視聴率：平均％ 最高5％
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ
両班の娘であるユン・ダノ（通称タノ）は、都で科挙を受けるソンビの為に「二花院（イファウォン）」という宿屋を営んでいた。この宿屋には幽霊がでるという噂があり、なかなか客が来ず、宿泊客はイケメンだがそれぞれになにか秘密を抱えた曲者カン・サン、キム・シヨル、チョン・ユハの３人と十年間も科挙を受け続けているユクホだけだった。そんな時、タノは亡き父の借金のかたにチャン・テファに二花院を引き渡すように告げられた。困ったタノは二花院を守るため、交換条件としてチャン・テファが探している国王の甥イ・ソルを見つける事を申し出た。そして、タノの危険な人探しに下宿人コッソンビ３名も巻き込まれることになる。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-11話
サンの番人はシヨルだった。サンは「すぐそばにいたのに気づかなかったとは。」と驚いた。サンは8年間、シヨルに守られてきた。番人は、主君が即位すれば自由になれるが、主君が無事でこそ自由を得られる。サンが倒れたらシヨルも道連れになるのだ。
その頃、ユハは顔を隠して集まった木人会のメンバーの前で、世孫イ・ソルとして登場した。なぜ今まで正体を隠していたのか？大勢が死にゆく中何をしていたのかという声が上がった。ユハは「私は世孫（セソン）としてこの場に立ったのではない。身分ではなく遺志が世の中を変える。王の暴政を止めようとする皆の決意が折れぬよう、先頭に立って雨風を受けるのがこの場に立った理由だ。」と話した。木人会のメンバーと左議政（チャイジョン）シン・ウォノはユハの前に跪いた。
シヨルはタノがサンがイ・ソルだという事を知っている事を知っていた。タノを絶対に傷つけてはいけないというサンに、シヨルは君主の情人を脅かすほど愚かではないと答えた。シヨルはいつもサンを見ているので、タノがキスしたのも見ていたのだった。サンがタノに酔ってへまをする事もあるから、かなった事にしてやると言うとタノはソルの手を取って、「なかった事にはできません。」と言った。
大妃（テビ）は「イ・ソルが捕らわれた。」と聞き、慌てて内禁衛（ネグミ）に駆け付けた。王はソンギルに本物かどうか確かめさせたが、ソンギルは「イ・ソルではない。」と証言した。左議政はイ・ソルが西江（ソガン）に現れたと報告した。王は、イ・ソルが現れたときにすぐに気づくよう、ソンギルを内官に復職させた。
弓場にやって来たチャン判官に、王は怒りをぶつけ弓を放った。チャン判官は息子や大勢の部下を殺したイ・ソルを八つ裂きにするまで死んでも死にきれない、雪辱の機会をお与えくださいとを願い出た。王は、怒って茶碗をチャン判官に投げつけた。
サンはソンギルに会い、チャン判官と二花院に来た時に見逃してくれたように今回も見逃して欲しいと頼んだ。その後、富営閣で商人キム・チウンと会った。キム・チウンはパニャの父親の事を知っていた。サンは自分のために犠牲者が出ていたことで罪が一つ増えた気がすると言った。サンは木人会の長が自ら「イ・ソル」だと言ってみんなの前に姿を表した事を聞いて驚いた。
タノが王の側室になるという噂が広まった。ユハはタノに確認したが、タノはキッパリ否定した。ユハが今の王は長くはもたない、引きずり降ろされると言ったので、ピンときたタノはユハが木人会と志を同じくしているのかと聞いた。ユハは木人会に入ったと答え、タノに王と親しくならないでほしいと頼んだ。そこにサンとシヨルが木人会という言葉を聞きつけてやって来た。
ユハの部屋でサンが木人会の長がイ・ソルを名乗ったという噂話を口にし、ユハが無謀な真似をすればタノが危険な目に合うと抗議したが、ユハは大丈夫だと言った。その後、タノはサンを自分の部屋に連れて行って二人だけで話したいと言い、世孫としての大義を応援するので、命を捨てないという約束だけは守ってほしいと頼んだ。そして一人にはしない。私が一緒にいるとサンを励ました。
パク恵嬪とチャン判官は、大妃の元へ送り込んだ女官から、大妃がソンギルと会いお金の入った箱を渡したと聞き、殺されたキム尚宮に代わって番人への資金を運ぶ役目をソンギルに頼んだ事に気が付いた。
チャン判官とファリョンの座敷に同席したパニャは、世孫が足に赤い斑点があると聞き、サンの足の赤い斑点を思い出し、動揺し酒をこぼしてしまった。
サンはシヨルに、自分はタノを守れるだろうか？と不安を口にしたが、シヨルは戦場でも商売をしそうな強い子だから大丈夫だと言った。サンはホンジュと親しくしているシヨルに、彼女が閉じこもって暮らす理由を聞いたのかと聞いたが、シヨルはまだ待っている所で、信頼を得れば話してくれるだろうと答えた。その後みんなで焼き栗を食べていると、王の使いが来て「明日王宮に来るように。」とタノに告げた。
翌朝、ユクホは本を借りようとユハの部屋に入リ、犬小屋と子供たちの絵が描かれた『三韓秘記』を見つけた。ユハを問い詰め、サンが描いた絵だと知り、サンがイ・ソルならタノを危険な目に会わせられないから二花院から出ていってほしいと跪いて頼んだ。サンは、シヨルを事前に用意しておいた隠れ家に連れて行き、もし自分の身に何かあれば、タノとみんなをここに連れて来くようにと頼んだ。シヨルは自分は世孫様を守る番人だからそんな頼みは聞けないと断ったが、サンは「これは命令だ。命を捨ててまで俺を守ろうとするな。二花院の皆を守ってほしい。その中にお前も入っている。」と告げ、タノに尾行が付いた時の作戦を伝えた。
ファリョンは左議政シン・ウォノに、「もし本物のイ・ソルが現れたら？」と聞いた。ウォノは、ユハより優れていない限り気持ちは変わらないと答えた。それを聞いてファリョンは、結局は二人を比べるのかと心の中で思った。そこにユハがやって来たので、ウォノは王様は二花院に目をつけているから、タノとは距離を置く様にと助言した。
タノは王にイ･ソルは誰なのか聞かれたが、知らないと答えた。王はお前は知らなくても良いが、ソルはお前を知っていると言った。王宮からの帰り道、王からタノを殺そうとすれば イ・ソルが現れる。現れなければタノを殺すようにと命じられた変装した内禁衛がタノの後を付けていた。そこに番人が現れタノを襲った。タノを守ると見せかけてサンがタノを連れて逃げた。サンは「心配するな。王の手中から君を逃がす俺の計画だ。」と説明し、タノを抱きしめ、「もう二度と大切な人を失いたくない。それが王座に就こうとする唯一の理由だ。君がいなければ何の意味もない。」と言ってタノにキスをした。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-12話
タノとサンはキスをし、サンは「全てうまくいくから信じて待っていてくれ。」と言ってタノを抱きしめた。その後、サンは王に番人に襲われたと言って王の味方になるようにとタノに言ったのでどういうことなのか解らなかった。
一方、ユハは世孫イ・ソルとして大妃（テビ）に会っていた。大妃は涙を流してユハを抱きしめた。富営閣ではファリョンがギョム＝ユハの産着を触りながら、母として陰で支えると誓っていた。そこにパニャがやって来て、次の内宴に参加したいと申し出た。そして好奇心から廃世孫イ・ソルが捕まったら流刑になるのかと聞いてみたが、ファリョンは極刑に処されると答えた。
ユハは大妃と会った後ファリョンを訪ね、泣いて喜んでくれた大妃をだましている事が心苦しいと打ち明けた。ファリョンは、ユハ自身も王孫なのだから、本名で会っても大妃は喜んだだろうと言って慰めた。そして本物のイ・ソルが西江（ソガン）沿いに現れ、追っていた軍官たちが番人に殺された事を伝えた。
タノは王に会い、番人に襲われたが内禁衛（ネグミ）に助けられた事を話した。そして、タノが廃世子を捜していることを知った護衛武士がやって来て、「世孫様の恩人故、１度は目をつぶるがこれ以上廃世孫を捜せば家族もろとも命はない。」と脅された事を話した。そしてその者は身分を偽る為に開城（ケソン）商人になり、漢陽（ハニャン）を去りたければ松房（ソンバン）に来るように言われたと伝えた。すぐに内禁衛将が松房へと駆け付けたが、キム・チウンは逃げてしまった。
サンはタノによくやったと褒め抱きしめた後、ユクホに正体を知られたことを話した。 ユクホはサンに大業を成すつもりなのかを確認した後、タノと2人にしてもらい、「大業を失敗すればサンは逆賊になる。」と言ったが、タノは解っているが自分の想いを止めることができないと言った。
翌朝、ユクホは朝食を食べずに出て行った。ユハは『三韓秘記』の絵のせいに違い無いと、絵にどんな意味があるのかとサンに聞いたが、サンははぐらかした。 サンはユクホに「タノは自分を生かしてくれた人で、感謝も伝えられぬまま逃げたことをいつも後悔していた。自分にとって大義よりタノの方が大切だ。」と伝え、「タノに危険が及んだ時は自分の正体を密告してほしい。そうすれば二花院の家族を守れる。」と告げた。
サンとタノは二花院で二人で会いたいときは、猫の鳴き声を合図にする事にしていたので、サンが猫の鳴き声でタノを呼び出した。そして二人はキスを交わした。
王はソンギルから世子の護衛武士は開城のキム家のキム・チウンだと聞き、すぐに開城に人を送るよう命令した。チャン判官はソンギルが番人に資金を届ける時、部下たちに尾行させたが、シヨルが気づきうまくまいた。
そんな中、ユン・グナムがタノを守るようにという内禁衛将（ネグミジャン）の命令で二花院に下宿することになった。休みの日、タノはサンに誘われた。グナムは二人の仲は気づいていたと送り出した。タノはおしゃれをして出かけたが、サンは自分の身を守れるようにと弓を教えるために連れ出したのだった。タノはがっかりしたが、思い直して毎日自分の側で弓を教えて欲しいと言った。
ホンジュはシヨルに過去に結婚を約束した人がいたが、その人が花の咲き乱れるころに亡くなったので、花が嫌いになったと話し、チャン・ヒョンの墓に連れていった。墓前に立ったホンジュは「8年間、世間の門を閉ざして生きてきたが、その門を開けて外に連れ出してくれた人がいる。今後はもう一度ユン・ホンジュとして生きていきます。」と報告し、ヒョンからもらったノリゲを墓に置いた。
サンとタノは帰り道、ホンジュとシヨルと出会い、お互いが付き合っている事は二花院では内緒にしようと約束した。
キム・チウンは木人会で世孫を名乗るユハと会い、世子の遺品である髷止めを確認した。その後、手紙を竹筒にいれて二花院の池に投げ込んだ。丁度そこにはユハがいて、中身を呼んで驚いた。そして竹筒を元の所に置いてみているとサンが取りに来た。手紙には『木人会の長が、世孫様を称して王座に就くつもりです。その者はイ・ギョムと言って世孫様とは兄弟の間柄です。』と書いてあった。ユハは、タノにサンの正体を知っていた事を尋ねた。タノは話すことは出来ないと言って「木人会は廃世孫の味方だろうから、黙っていてほしい。」と頼んだが、ユハは「大切なのはタノの安全だ。」と告げた。
サンがユハの後をつけると木人会の集会場にたどり着いた。そこにキム・チウンが現れたので自分の兄弟イ・ギョムについて確認した。サンは、隠れて様子を見ていたが、世孫として現れた人物がユハだという事に気が付いた。
ユハは左議政（チャイジョン）シン・ウォノにイ・ソルが見つかったらどうするつもりかと聞くと、ウォノは二つの太陽は必要ないと答えた。その後、一人になったユハの元にサンがきて「イ・ソルを名乗っているのはお前か？」と言って刀を突きつけた。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 13話～14話
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 全話一覧
