韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-13話～14話
韓国ドラマ「コッソンビ 二花院の秘密」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。コッソンビ 二花院の秘密は、全18話です。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -概要
「コッソンビ 二花院（イファウォン）の秘密」は、都で科挙を受ける人（ソンビ）の為の下宿「二花院」を営む若き女主人ユン・ダノと、それぞれに秘密を抱えるイケメンコッソンビ3人組が巻き起こす爽やかな青春恋愛物語です。その中に、消えた世継ぎの行方をめぐるミステリーも交えてストーリーを面白く興味深いものにしています。コッソンビとは科挙を受けるイケメンの事です。
主人公のユン・ダノはシン・イェウン。３人のコッソンビは、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュというイケメン達が演じています。
監督：キム・ジョンミン
脚本：クォン・ウンミ/キム・ジャヒョン
放送年：2023年（韓国）
視聴率：平均％ 最高5％
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ
両班の娘であるユン・ダノ（通称タノ）は、都で科挙を受けるソンビの為に「二花院（イファウォン）」という宿屋を営んでいた。この宿屋には幽霊がでるという噂があり、なかなか客が来ず、宿泊客はイケメンだがそれぞれになにか秘密を抱えた曲者カン・サン、キム・シヨル、チョン・ユハの３人と十年間も科挙を受け続けているユクホだけだった。そんな時、タノは亡き父の借金のかたにチャン・テファに二花院を引き渡すように告げられた。困ったタノは二花院を守るため、交換条件としてチャン・テファが探している国王の甥イ・ソルを見つける事を申し出た。そして、タノの危険な人探しに下宿人コッソンビ３名も巻き込まれることになる。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-13話
サンはユハに刀を突きつけ理由を聞いた。ユハは、「イ・ソルの名前を借りてでも王の暴政を早く終わらせたかった。」と答えた。サンは「いくら世が変わっても嘘は真にならない。全てを元に戻せ。長くは待てない。」と言いその場を立ち去った。その様子をファリョンが見ていた。
キム・チウンは理由はなんであれユハは世孫の名を奪い、王座は１つだとサンに言った。再び骨肉の争いを繰り返したくないサンは、ユハを信じて機会を与える事にした。しかしユハは、木人会の「決起文」へ『イ・ソル』と署名した。側近たちが去った後、ファリョンはサンがイ・ソルだと知ったが、「いまさら引き返せない王孫様（ユハ）が王孫イ・ソルです。」と言った。
ホンジュはシヨルに「死んだように生きる幽霊としてでなく、ユン・ホンジュという自分の名前で生きてみたい。」と話した。二人がいいムードになったときにタノが現れた。タノは軽い気持ちで付き合って姉が傷つくのが心配だった。そんなタノにシヨルはホンジュへの真摯な思いを伝えた。
サンはノ・ソンギルを呼び出し、イ・ギョムについて聞いた。 ソンギルはイ・ギョムは勢力を持ち、助言者は大妃（テビ）で大妃は彼が世孫と信じていると教え、「偽者に葬られるかもしれない。大勢が信じれば嘘も真になる。」と告げた。
その後、サンは内宴のために宮廷にいたパニャと会った。パニャが今日が誕生日だというので、サンは富営閣に行って祝いの膳を整えてやった。パニャは「卑しい妓生（キーセン）ではなく、ひとりの女人としてみてほしい」と言った。サンは「君は最初から女人だった。」と答えた。その会話をタノが部屋の外で盗み聞きしていたが他の妓生がやってきたのでタノはその場から逃げた。その後サンは「自分には恋慕っている人がいて、その人はタノだ。」とパニャに話した。
タノはサンに怒ってサンが猫の鳴き声でタノを呼んでも無視した。その後タノはサンに富営閣でのパニャとの会話の事を話した。サンは「君は女人ではなく情人だ。」と言ってタノを喜ばせた。しかしタノはパニャにどこまで見せたか？足首を見せたのか？と聞いてきた。サンは新参式の時に酔って、足袋をパニャに触られたと話した。タノはパニャがサンの足首の斑点を見たのなら、イ・ソルだという事に気が付いたかもしれないと思った。タノは富営閣へ行ったがパニャはチャン判官の家に行っていなかった。
その頃、ファリョンはユハに先手必勝でイ・ソルの首を取るように話していた。ユハもイ・ソルは一人だと言って考え込んだ。
パニャはチャン判官にイ・ソルの事は話さず、ファリョンが夜出かける事が多く、若いソンビたちが出入りし、その中に二花院のユハもいたと報告した。タノはチャン判官の家から出てきたパニャから、サンの話はしていないと聞きほっとした。チャン判官は、キム・ムヒョンとヒョンの墓を訪れ、墓に置かれていた ホンジュのノリゲを見つけた。
タノはサンを竹林に呼び出した。そこには、パニャがいた。タノはパニャがサンの正体を知ったので二人で話をする機会をつくってあげたのだった。パニャは父親は世孫を守って死んだのでそれを無駄にはできないから、サンの事は誰にも話さないと告げた。サンは自分がすべてを元に戻し、その時にはパニャの父親の名誉も回復するはずだと言って父親の死に関して謝った。ユハはサンの帰りを待ち、「明日、申の刻に会合場で会おう。」と告げた。
そのころ、ソンギルは左議政シン・ウォノに、イ・ソルとイ・ギョムが会った事、また、イ・ソルは、イ・ギョムが木人会を率いている事を知っていると報告した。そして、彼らも他の王族同様に骨肉の争いをするだろう。どちらが生き残るにせよ、ウォノが選んだものをイ・ソルと呼ぶことにしますと告げた。
翌日、ユハとの約束の場所に来たサンは大勢の刺客に襲われた。サンが戦っていると番人シヨルが現れサンを助けた。だがシヨルは腕に怪我を負ってしまった。そこにユハがやって来た。
王はチャン判官から左議政シン・ウォノが逆心を抱いているかもしれないという報告をうけた。
サンは信じていたのにとユハをなじったが、ユハはじぶんではないと否定した。サンはユハから１時間早く来るようにという手紙をもらい、早く来たのだと言って手紙を見せた。ユハは、自分が身を引くとファリョンに告げた事を思い出しファリョンの仕業だと察した。シヨルもファリョンの仕業だと思いファリョンを始末しに行こうとすると、ユハは「自分が始めた事だ。自分の手で元の戻す。諦められないのは王座ではなく、大業に命を懸けると約束した木人会の面々の決意が折れそうで怖いのだ。」と告げ、父の形見の髷留めを渡し、今後は木人会を率いてほしいとサンに頼んだ。だがサンは「木人会を率いるイ・ソルは自分ではなく、イ・ギョムだ。自分が現れたら混乱するからしばらくはお前が率いろ。」と言って、父の遺品を返した。
王は、左議政シン・ウォノとチャン判官を呼んだ。そこでウォノは木人会の長としてイ・ソルが姿を現したので、次の会合で兵を率いて木人会を制圧し、イ・ソルも捕らえると報告した。
ユハは富営閣に出向き、ファリョンを怒った。その時のファリョンの言動から、ユハはファリョンが自分の母なのではないかと思った。
ホンジュはタノから シヨルが怪我をしたと聞き、慌ててシヨルの部屋に行った。翌日、女人姿のホンジュをシヨルが馬で連れ出した。それを二花院を見張っていたキム・ムヒョンがチャン判官に報告した。ホンジュが生きていると知ったチャン判官は、タノが二花院を守りたかったのはこのためだったのかと激怒した。その頃、ホンジュはシヨルと馬で遠乗りして二人の世界を楽しんでいた。シヨルは「君が知るキム・シヨルは虚像かもしれない。だが僕の正体がどうであれ、君を想う心だけは一片の偽りもない真実だ。君が好きだ。」と伝えキスを交わした。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 -あらすじ-14話
シヨルとホンジュは、キスをして、ホンジュは「過去は忘れましょう。何があっても私を置いていかないでください。」と頼んだ。その夜、チャン判官は、部下のキム・ムヒョンと共に二花院に忍び込み、ホンジュが生きていることを確認した。そして、「墓地を用意しておくように。生きてはいるが一度は死んだ身だ。元の場所に戻してやる。」と言った。
ユハはシヨルが番人だという事を確認した。シヨルは「番人は主君を脅かす者を必ず斬る。」と伝えた。
翌朝、サンは会合場で刺客を送って来たのはファリョンだと聞いた。ユハはきつく言ったので二度とこのようなことはさせないと言ったが、サンは「信じられないが、一人より二人の方が良い。」と志を同じくする者同士として手を組むことにした。その後ユハは自分はタノを諦めてはいないと言って、王座に就いたら宮廷にタノを連れて行くと言うサンに、「それをタノが望むのか？責任感を押し付け閉じ込めるのは勝手すぎないか？」と疑問を投げかけた。
サンはユハと手を組むことをソンギルに伝えるたが、ソンギルは「相変わらず純粋だ。今は志は同じでも王を倒した後、握った権力を手放す人はいない。自らの手を兄弟の血で染めるのを恐れているのではないか？」と言った。サンは「それをしてしまいそうで怖いが、恐れを超えて俺が新たな世を開く姿を見てほしい。」と伝えた。二人が話していたところを内禁衛の従事官が見て、内禁衛将（ナグミジャン）キム・ファンに報告した。内禁衛将は、グナムにサンを調べる様に命じた。
パク恵嬪は、ソンギルが大妃（テビ）と密通していることを王に報告に来たが、ソンギルが元子はパク恵嬪の子では無い事を持ち出して脅かし、パク恵嬪を追い帰した。左議政シン・ウォノは大妃に王座を奪う名目として元子の正当性の話をした。
シヨルがホンジュと手をつないで出かける所にユクホと羅州宅が来て、二人の事がバレてしまった。ユクホはシヨルが科挙に受かったら二人の事を認めてやると約束した。
王が内禁衛将だけをお供にお忍びで行く祈祷にサンも一緒に来るように命じられついて行った。祈祷の後、王は厄払いにと二花院を訪ねた。突然の事でタノは緊張して酒を注ぐ手が震えた。でもイ・ソルに関する質問に、王はイ・ソルを恐れているのではないか？と返した。王が帰った後、タノはサンに「大義を成すと信じているので、どうぞ王座に就いてください。そして王様になったら何をするおつもりですか？」と聞いたがサンは答えられなかった。そして逆に「俺が王になったらどうする？何をしたいかよく考えてみて欲しい。」と問い返した。
3日後に打圍（タウィ）（王が主催する狩り）が行われることになり、サンはこの日に王を殺すことにした。
ユハはサンに自分の母親は誰なのか知っているかを尋ねた。サンはユハにキム・チウンを会わせ、チウンはユハの母親は ファリョンだと教えた。
ユハは左議政（チャイジョン）シン・ウォノの屋敷を訪ね計画から降りることを告げ、大妃に許しを請いたいので会わせて欲しいと頼んだが、ウォノは断り、まず自分がイ・ソルに会ってから決断を下すと告げた。部屋を出たユハをファリョンが待っていた。ファリョンが生母だと知ったユハは、「自分に関わると危険だからもう自分には関わらないで欲しい。私は、行首（ファリョン）まで失いたくない。」と言った。
サンはユハから木人会の後ろ盾が左議政シン・ウォノと聞き、ウォノと会うために次の会合に参加することにした。主君が王になれば自由になれるシヨルも同行した。会合でユハが王になったら官僚を変えると話した事から、砂の城を壊した後の事を考えていた事に感心し、自分は王を倒すことだけしか考えてこなかったと、改めてタノに言われた言葉を思い出した。
サンはイ・ソルとして左議政シン・ウォノに会った。ウォノは「私の主は朝鮮です。世孫様の名を借りたのは国を救う忠義の為だ。」と言い訳した。そして世孫様の志を知りたかったと言い、「王の首を斬るおつもりですか？」と聞いた。サンは答えず、「左議政は引き続き木人会を支えてくれ。私は私の志を叶える。」と言った。
帰り道、シヨルは2人より4歳年上だと解り、サンとユハのどちらが兄かともめているところにタノが現れたので、サンとユハは兄弟でユハは木人会の長でイ・ソルの名前をかたって王座に就こうとしていた事を話した。
左議政シン・ウォノは王に今月中にイ・ソルは死ぬと話し、もし今月中にイ・ソルが死ななかった時は王に自分の首を差し出す事を約束した。
チャン判官の部下キム・ムヨンが左議政にパニャが ファリョンが左議政の屋敷を訪ねた事をチャン判官に話した事を報告した。チャン判官はムヨンの裏切りに気づき、ムヨンを拷問にかけ、木人会の後ろ盾が左議政でイ・ソルを王座に就かせようとしている事、それにソンギルとファリョンも手を貸していることを吐かせた。
サンはタノを万が一の時のための隠れ家に案内した。タノは、「明日なのですね。暗くなるまでには戻って来て欲しい。」と頼んだ。そしてタノは以前サンから何をしたいか聞かれた答えとして「遠くに行きたい。」と答えた。タノにとって二花院や家族は重荷だった。そして、自分の老婆心が姉ホンジュを病ませていたことにも気づき「息を殺して生きるのは生きていることではなかった。」と悔やんだ。その後、「サンが傍にいるならここでもいい。」と言って、抱き合い、二人は結ばれた。
翌朝、サンは眠るタノに「行ってくる。無事に戻るよ。」と囁いて枕元に手紙を置いて部屋を出ていった。タノは涙を流していた。サンは王の狩りに随行した。チャン判官が王にイ・ソルに関して直接の報告があるとやって来た。そして、「左議政シン・ウォノが木人会の後ろ盾で、イ・ソルを王にしようとしている。 ソンギルと大妃も志は同じだ。」と報告した。王はウォノに、今月中に廃世孫を殺せなければ首を差し出す約束を確認した。
一方、手をつなぎ門まで歩くシヨルとホンジュの前に大勢の刺客が現れた。
怒って一人で馬を走らせる王の前に黒ずくめのサン現れ、王とサンはお互い矢を放った。
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 15話～16話
韓国ドラマ – コッソンビ 二花院の秘密 – あらすじ – 全話一覧
