韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-9話～10話
韓国ドラマ「御史（オサ）とジョイ」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。御史（オサ）とジョイは、全16話です。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -概要
「御史（オサ）とジョイ」は、美食家の暗行御史（アメンオサ）とバツイチのジョイが悪事を暴き成敗する姿をコミカルに描いているラブコメディ。主役のイオンを演じるのは日本でも人気のある２PMのテギョン。テギョンは俳優として演技力にも定評があり、ドラマ『ドリームハイ』『ヴィンチェンツォ』、映画『時間回廊の殺人』など数々の作品に出演し幅広い役をこなしているが、「御史（オサ）とジョイ」ではコメディのセンスが発揮されている。「偶然見つけた春」のキム・ヘユンが古い慣習を打ち破る斬新なヒロインに扮し軽妙な掛け合いを見せている。
演出：ユ・ジョンソン
脚本：イ・ジェユン
放送年：2021年 tvN 全16話（韓国）
最高視聴率：6％
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ
出世欲もなく、食べる事が大好きな美食家のラ・イオンは、科挙に主席で合格し、役職に付き、適当に仕事をこなしていたが、突然、地方の不正を取り締まる王の密使「暗行御史（アメンオサ）」に任命されてしまう。しかたなく従者のユクチルとクパルを連れて派遣先に向かうが、そこで不審な２件の事故死を目の当たりにする。持ち前の正義感から事件を捜査するが、その過程で、マザコン夫と口うるさい義母との生活に疲れ果て、自らの自由と幸せを求め離婚しようとしているキム・ジョイと出会う。不審な事故死の1人がジョイの親友だった事から二人で力を合わせて事件の謎と不正を暴こうとするが、次第にその事件の裏に潜んでいる、とてつもない陰謀の真相に近づいていくことになる。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-9話
爆発で鉱山の中に閉じ込められたイオンは意識を失った。目が覚めると一羽の蝶に導かれ外に出ることが出来た。そこで、パク・テソとパク・ドスが対立している姿を見たが、二人は兵士に追われ逃げ、イオンもテソが犯してきた悪事の証拠を集めるまで、自分は死んだ事にする事にした。
イオンは、ジョイにハニャンにある屋敷の場所を教え、次の七夕の日、チョンゲ川の6番目の橋の先で会おうと約束していた。ジョイはイオンが死んでしまったと思っていたので、その約束を思い出して泣いた。
密貿易を取り仕切るハンギはテソの鉱山が爆発で吹っ飛んだと知らせを受けた。ドクボンに支払う銀貨も吹っ飛んでしまったので焦ったが、烏頭（ウズ・トリカブト）は奪い取るから代金など必要ないと思っていた。そのころ、約束を守らない見せしめのためドクボンは銃を横取りし自分の家に運んでいた。
ジョイは、パク・テソの帳簿の中に母を表わす印を発見し、ドクボンが探し続けていた母ではないかと思い、ビリョンとグァンスンと一緒にカンファ島に向かった。
ジョイ達はカンファ島でたまたま出会ったハンギにドクボンの話をすると、ハンギはジョイがドクボンの娘ではないかと思い、ドクボンの所に案内すると嘘をつき、コクドゥ商団に連れて行き小屋に閉じ込めた。ドクボンは代金を払うとハンギに呼び出された。そして3人の人質を見せられ、銀貨より値打ちがあるだろうと言われた。しかし、ドクボンはジョイが娘だと気が付いたが表情も変えず、「私が興味あるのは銀貨だけ。好きにすればいい。その代わり私も例の物を海に沈める。3人を解放し烏頭の代金を払うまで銃は預かっておく。」と告げ背を向けた。
拘束を解かれたジョイはハンギを平手打ちし去って行く母親の背中を目にし涙を流した。カンファ島からハニャンに戻る船に乗ったジョイは、船着き場にいる母を見つけた。お母さんと叫ぼうとしたが、母は口をきっと結び顔を振った。それは清に連れて行かれた時に、隠れている自分に見せた顔と同じだったので、ジョイは黙っている方が母のためになると思い押し黙った。
宮中では領議政（ヨンイジョン）パク・スンがイオンの死を弘文館（ホンムングァン）の大提学（テジュハク）に責任を負わそうとしていた。そこに死んだと思っていたイオンが現れたのでみんな驚いた。イオンは命を狙われたので敢えて真犯人をあぶり出すために死を偽装し葬儀を行なったことを説明した。そして、王に成果を問われると「権力を笠に地方の役人らと手を組み民を搾取するなどあらゆる不正を働き国の税を横領した邪悪の連中の黒幕が分かりました。」と答えた。
イオンは弘文館の大提学に、領議政が黒幕であることの証拠固めが必要だから時間稼ぎをしてほしいと頼んだ。そして、クチルとクパルに会いに行ったので二人は幽霊が出たと思い倒れてしまった。
漢陽(ハニャン）に戻ったジョイは、イオンが七夕の日に清渓川（チョンゲ川）の6番目の橋で会おうと言った言葉を思い出し、清渓川に向かい悲しみに暮れていたが、橋の向こうにいるイオンを見つけ、駆けより強く抱きしめた。イオンもジョイを抱きしめた。その後手をつないで歩き、ジョイは母に会ったが声もかけられなかったと寂しそうに話した。イオンは「これからは僕が君の側にいる。」と自分の気持ちを伝えた。そこにユクチル達がやって来て、生きているイオンを見て喜んだが、自分達を騙していた事に文句を言った。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-10話
孫のラ・イオンが生きていたことを知った祖母のジョ氏夫人は内心嬉しかったが、葬儀を行うまで姿を隠していたイオンに「絶対していけない事は死を弄ぶ事と食べ物を粗末にする事だ。」と激怒した。
マルチョンと共に逃げたパク・テソはメンスと合流し、父親も王も殺すことを決意した。
ジョイは縫い物で生計を立てようと思い市場に来て布を買おうしたが凄く高くて驚いた。
キム・ジョイ、ビリョンとグァンスンは漢陽（ハニャン）で暮らすための家を探していた。不動産屋に紹介された家に行くと家賃が高いわりに汚くどうしたものかと思っていた時に、不動産屋が逮捕された。その不動産屋は詐欺師だった。ジョイ達はだまされずに済んだ。ジョイの故郷のヨウル谷で共に育った幼馴染みイケメン外知部（朝鮮時代の弁護士）スンユルが助けてくれたのだった。スンユルのおかげでジョイたちは無事に家を見つけることができた。
ジョイは、お礼にスンユルを食事に招いた。イオンがジョイにノリゲ（飾りもの）をプレゼントしようと訪ねていくと、ジョイとスンユルが仲良く食事をしていた。ジョイはイオンを見つけスンユルを幼なじみだと紹介したが、イオンは嫉妬でスンユルをにらみつけた。
イオンは王様に、テソ達はソヤン村を拠点として銀の密造と武器取引を行なった。テソは領議政の庶子で海運判官を殺し、ドスは領議政の息子。背後には領議政がいるので事件に関わった者を逮捕することを申し出て許可を得た。領議政スンがそれを知り王宮に出向くと重臣達が自分を罷免にするように王様に願い出ていた。王様が来ると、領議政スンは職は辞するが、息子達の罪は認めなかった。しかし王様はスンを捕らえて尋問するように命じその場を去っていった。
領議政だったパク・スンは投獄され、ドスがソッキ殺害で捕まった。街にはテソ、マルチョン、ハンギ、メンス四人の似顔絵が貼られ指名手配された。マルチョン、メンスも捕まったが、テソとハンギは逃げてしまった。
ジョイは家を補修し、三人の名前の札をかけイオンの家に餅を届けた。
イオンは承政院（スンジョンウォン）を訪れると、パク・スンが烏頭を使って世子を毒殺したと話し、王宮以外では使用も栽培も禁じられてるのに、秘密に栽培していたのはスンの庶子のテソだ。捕まえたいが裏付ける決定的な証拠がまだ発見されていないと話した。そして、必ず証拠はみつける事を約束した。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ – あらすじ – 11話～12話
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ – あらすじ – 全話一覧
