韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-11話～12話
韓国ドラマ「御史（オサ）とジョイ」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。御史（オサ）とジョイは、全16話です。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -概要
「御史（オサ）とジョイ」は、美食家の暗行御史（アメンオサ）とバツイチのジョイが悪事を暴き成敗する姿をコミカルに描いているラブコメディ。主役のイオンを演じるのは日本でも人気のある２PMのテギョン。テギョンは俳優として演技力にも定評があり、ドラマ『ドリームハイ』『ヴィンチェンツォ』、映画『時間回廊の殺人』など数々の作品に出演し幅広い役をこなしているが、「御史（オサ）とジョイ」ではコメディのセンスが発揮されている。「偶然見つけた春」のキム・ヘユンが古い慣習を打ち破る斬新なヒロインに扮し軽妙な掛け合いを見せている。
演出：ユ・ジョンソン
脚本：イ・ジェユン
放送年：2021年 tvN 全16話（韓国）
最高視聴率：6％
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ
出世欲もなく、食べる事が大好きな美食家のラ・イオンは、科挙に主席で合格し、役職に付き、適当に仕事をこなしていたが、突然、地方の不正を取り締まる王の密使「暗行御史（アメンオサ）」に任命されてしまう。しかたなく従者のユクチルとクパルを連れて派遣先に向かうが、そこで不審な２件の事故死を目の当たりにする。持ち前の正義感から事件を捜査するが、その過程で、マザコン夫と口うるさい義母との生活に疲れ果て、自らの自由と幸せを求め離婚しようとしているキム・ジョイと出会う。不審な事故死の1人がジョイの親友だった事から二人で力を合わせて事件の謎と不正を暴こうとするが、次第にその事件の裏に潜んでいる、とてつもない陰謀の真相に近づいていくことになる。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-11話
ジョイはグァンスンとビリョンとハニャンで一緒に暮らし始めた。ビリョンは占い師として、グァンスンは自分ができる仕事を見つけ、キム・ジョイは針仕事が得意なので服の仕立ての仕事をすることにした。
ジョイの服は、生地選びや色の組み合わせのセンスが良く、仕立てもきれいだと評判になり、ジョイが作った服を着ると結婚運が上がるとまで言われ、行列ができるほど繁盛するようになった。一方、ビリョンも占い師として成功していた。主な客は両班（ヤンバン）の奥様たちだった。彼女たちは領議政（ヨンイジョン）パク・スンに関する噂話しを始めた。パク・テソとパク・ドスは同じ日に生まれた兄弟だが、母親は異なり、パク・テソの母は低い身分（奴隷）だったため、二人は身分の違いから兄弟として育てられることはなかった。ジョイはその話をイオンに伝えたくで、連絡を取った。
イオンはジョイに呼び出されたので、ロマンチックな展開を期待して待っていたが、ジョイは仕事が忙しいので、領議政パク・スンに関する情報を簡単に伝えてすぐに帰ってしまった。
イオンは領議政パク・スンの庶子であるパク・テソが鳥頭（ウズ・トリカブト）を栽培し、世子に飲ませて殺害したようだと報告したが、証拠を見つけることが出来なかった。
イオンは、亡くなった世子を治療した主治医が偽物だったこと、偽物の正体を明かすためには本物の主治医を見つけ出さなければと思っていたが、本物の主治医がお寺に身を隠し生きていることを知り会いに行った。
その頃、王様は投獄する領議政スンが妙なことを言っていると報告を受け会いに行くと、スンは医官が生きていることを伝え「世子様が父親によって毒殺された噂が広まらないか心配です。釈放してくれれば王座を守って差し上げます。」と言って王を脅した。
ジョイはマルチョンが持っていた火薬売買帳簿を手に入れた。そこには母親の名前があった。幼馴染のスンユルはジョイが帳簿を持っていることを知ると、イオンに渡すべきだと言った。しかしジョイは母を守るために帳簿に関することをイオンに話すことができずにいた。
ジョイの母ドクボンは、ジョイが離婚後ハニャンに住んでいると聞き、娘を訪ねた。ジョイは庭に立ってる母を見つけ駆け寄って抱き締めた。ドクボンは清から戻って来た時には嫁に行った後だったと言ったが、ジョイはそれでも会いに来てほしかったと言って泣いた。母は、離縁した事は正しかった。とりあえずお互い生きていて良かったと告げた。ジョイは火薬売買帳簿を見せ犯罪に加担したのかを聞いた。母は、「生きるためだ。私のために罪を犯すか自分のために正義を守るか選びなさい。」と言って帰って行った。
以前ドクボンは嫁いだジョイを訪ねていったが、自分の事で姑に責められて泣いていたジョイを見かけて声をかけられずに立ち去った事を思い出していた。
イオンはいなくなった本当の主治医に会いに寺に行ったが、イオンよりも先にテソが寺に着いた。テソはスンが世子殺害に加担していたという重要な証拠になる念書を手に入れた後、主治医を殺した。その念書は主治医がスンに頼まれて、東宮殿に煎じ薬を入れるよう協力する対価として娘の安全を約束するという内容の物だった。
イオンが到着した時には主治医はすでに殺された後だった。部屋から飛び出してきたテソをイオンは追いかけ刀を向けた。イオンはテソの手首にある傷を見て、主治医に成り済まして世子に毒を飲ませたのがテソだという事に気が付いた。イオンは怒りで震えたが世子様の死因を突き止めるために殺さずに捕えた。
その頃、ジョイは母の犯罪を隠すため、イオンには渡さずに帳簿を燃やそうとしていた。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-12話
イオンは捕えたテソが偽物の主治医だったと確信し大提学（テジュハク）テソンに教えたが、本物の主治医は殺されてしまい、証明する事ができなかった。テソンはスンの後ろ盾が王様ならに事を慎重に進めなければならず、尋問ではひとまず世子様の件には触れず、領議政（ヨンイジョン）の権力を奪うことだけを考えるようにと忠告した。
ドクボンは名前を明かさない支援者から小切手を受け取り、朝鮮を出る準備をしていた。ここでは戸籍台帳もなく病気になっても医師にも診てもらえないありさまだったからだ。そこにコクドゥ商団に官軍が来て、横領した献上品などが押収されたいう報告が届いた。すぐに駆け付けると商人は連行されていたが煙硝と武器だけは無事だった。自分達の名前が乗った帳簿がない事に気づき、ジョイが持っていた事を思い出した。その後倉庫に隠れているハンギを発見し脱出のために手を組むことにした。
イオンは証拠品の中に商団の火薬取引帳簿がない事に気づきジョイ達の住む家を訪ねた。ジョイは少し角が燃えた帳簿をイオンに渡し、真実を必ず暴くように頼んだ。イオンは証拠品となる帳簿を処分しようとした理由は聞かず、ジョイを抱きしめた。
翌日、王宮でパク・テソ、パク・ドス、チャ・マルチョンとジ・メンスの尋問が始まった。マルチョンは軽犯罪は認めても鉱山で銀を作っていた事や殺人などは認めず、テソの命令に従っただけだと話した。そして、ドスがソッキ（海運判官）を殺した事を告げた。ドスは泣きながら否定したが、ビリョンが証人として現れ、ドスがソッキを殺した後、テソ達がいる所に連れて行かれたことを証言した。父親の命令だったのかと問われ、ドスがすべてを自白しようとした時、牢獄にいるはずのパク・スンが裁判官として現れた。大提学テソンは、黒幕の疑いがあるのに放免して裁判官を任せるなどなりませんと訴えたが、王様はパク・スンを降格することで手打ちにするように命じた。
すると突然、マルチョンが自分は何回もスンに賄賂を渡していて、その帳簿は隠してあると言い出した。イオンは帳簿を確保してから尋問を再会するべきと進言し、王様はしかたなく「そうせよ」と言った。
イオンはテソンの部下二人にマルチョンを連れて帳簿を確保しに行くように命じたが、2人が牢に行くとスンの手下の役人が既にマルチョンを連れだしていた。そしてマルチョンが隠していた帳簿を見つけるとマルチョンを殺した。スンは罪人の死亡で捜査は不可能だとして尋問を打ち切り、パク･ドスは島流し、テソとメンスは斬首を命じた。
スンは、賄賂を使って島流しが決まったドスを家に連れ帰った。イオンは納得が出来ず、スンを訪ねた。 スン全てが自分の計画で、テソを排除するためにラ・イオンを利用したことを話した。イオンは自分が騙され利用されたことを知り愕然とした。
スンの計画通り、テソとメンスの死刑が執行される時、何者かが屋根の上から矢を放ちテソとメンスを逃がした。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ – あらすじ – 13話～14話
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