韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-7話～8話
韓国ドラマ「御史（オサ）とジョイ」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。御史（オサ）とジョイは、全16話です。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -概要
「御史（オサ）とジョイ」は、美食家の暗行御史（アメンオサ）とバツイチのジョイが悪事を暴き成敗する姿をコミカルに描いているラブコメディ。主役のイオンを演じるのは日本でも人気のある２PMのテギョン。テギョンは俳優として演技力にも定評があり、ドラマ『ドリームハイ』『ヴィンチェンツォ』、映画『時間回廊の殺人』など数々の作品に出演し幅広い役をこなしているが、「御史（オサ）とジョイ」ではコメディのセンスが発揮されている。「偶然見つけた春」のキム・ヘユンが古い慣習を打ち破る斬新なヒロインに扮し軽妙な掛け合いを見せている。
演出：ユ・ジョンソン
脚本：イ・ジェユン
放送年：2021年 tvN 全16話（韓国）
最高視聴率：6％
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ
出世欲もなく、食べる事が大好きな美食家のラ・イオンは、科挙に主席で合格し、役職に付き、適当に仕事をこなしていたが、突然、地方の不正を取り締まる王の密使「暗行御史（アメンオサ）」に任命されてしまう。しかたなく従者のユクチルとクパルを連れて派遣先に向かうが、そこで不審な２件の事故死を目の当たりにする。持ち前の正義感から事件を捜査するが、その過程で、マザコン夫と口うるさい義母との生活に疲れ果て、自らの自由と幸せを求め離婚しようとしているキム・ジョイと出会う。不審な事故死の1人がジョイの親友だった事から二人で力を合わせて事件の謎と不正を暴こうとするが、次第にその事件の裏に潜んでいる、とてつもない陰謀の真相に近づいていくことになる。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-7話
イオン達は旅芸人集団と楽しく過ごしていた。途中でバランスを崩してイオンとジョイは唇がぶつかりそうになったが、ユクチルが現れて邪魔をした。
旅芸人が去ると、援軍として駆け付けてくれた翊衛司が亡くなった世子の処方箋をイオンに渡した。イオンは翊衛司に復職はしないのかと聞いた。翊衛司は世子様を死なせた身でそんな事はできないと言い、命ある限り世子様の命に従ってイオンを守ると言った。また、翊衛司は世子の内医院の記録は消えていたが、女官を通じて処方箋を入手した。その処方箋には不自然に烏頭が処方されていた事を話した。
そんな時、捕まっていた海運判官ソッキはビリョンが居眠りをしてる間に縄を解き、一人で小屋を抜け出した。そこにドスが現れ、ソッキを口封じのために刺殺した。見張っていたビリョンは突然のことで驚き小窓から抜け出し逃げ出した。しかし、ドスに捕まってしまった。パク・テソはチャ・マルチョンと共に追われて山にこもり、鉱山の近くに火薬を設置するよう命じ、自分の計画を阻止した暗行御使（アメンオサ）を必ず殺すと意気込んでいた。
江華島にいる頭領（ドクボン）は取り引きを五日後に延期したいと言われ、鳥頭を納入したのにお金を先延ばしにされ、急いで服を着替えると馬を走らせ商団の行首のハンギの所へ行った。そして、持っていた銃を撃ち、「3日待ってやる。」と言って帰って行った。
ジョイは偶然義理の母チャン・パッスンを見かけ心配になり、あとを追った。その姿を見たイオンはジョイが心配になり、ジョイの後を追った。パッスンを捕まえると元夫のチュハンがギャンブルで借金を作り、江華島に送られテソの根城で働かされていると話した。その話を聞いたイオンは鉱山を溶かして銀を作ってると推測したが、パッスンは見張りはいないが、踏むと爆発する物があると言った。ジョイは気を付けて帰ってくれとお金をパッスンに渡したが、母親に会ったら必要になるからと言って返された。
パク・ドスに捕まったビリョンは拷問を受けていた。その時、霊的な力で、パク・ドスとパク・テソの関係に気づいた。そして、すべてはパク・テソの命令でソッキを見張っていたのだと嘘をつき、テソの鉱山に案内すると伝えた。
逃げたパク・テソが鉱山を通じて富を増やしていることを知ったラ・イアンは、危険だと知りながら一人で鉱山を調べに向かった。ビリョンは霊感で自分とパク・ドスだけではなく、ラ・イアンも鉱山に向かっている事に気づき、二人が会わないようにわざと違う険しい道を選んだ。
テソはイオンを殺すために鉱山の周りに爆弾や、ロープを引いて、振れると毒を塗った弓が飛んでくる罠を仕掛けた。罠の事など知らないイオンは、今まさにその罠の前にいた。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-8話
イオンはパク・テソの鉱山を目指して、マルチョンが仕掛けた罠の前にいた。方向音痴のイオンは、歩き続けても同じ場所を通っているような錯覚に落ち、足を止めて考え込んだが、結局先に進むことなくそのまま探すのを諦めて戻って行った。
ジョイが火薬売買帳簿を調べていると、急に人が入ってきたので驚くと道に迷いなんとか戻ってきたイオンだった。
イオンは自分達だけでは解決できないと考え、官庁から兵を派遣してもらおうとしたが、テソと結託していない官庁は何処か解らなかった。多分、広鉱倉（役人の禄を担当する官庁）を管轄する守令（スリョン/地方長官）ならテソたちと結託していないのではないかと思い、場所を知っているグァンスンに案内を頼みクパルとユクチルを連れて官庁に向かった。
ホン・ソッキの遺体の側に、背が高く、青紫色の両班（ヤンバン）がホン・ソッキを脅しているのを見たというメモが残されていた。そこにそのメモに書かれていた人物と思しきイオンが訪ねて来たので、守令は犯人だと思い込んだ。イオンは馬牌（マベ：暗行御使アメンオサの身分証）を見せ否定したが、守令は、偽物の馬牌だろうと言ってイオンを逮捕した。
パク・ドスは、ビリョンの案内でパク・テソの隠れ家（鉱山）に向かって進んでいたが、途中、チャ・マルチョンが仕掛けた罠にはまりそうになり、テソに殺されそうになったと思い込んだ。
ジョイはイオンが捕まったと聞き、すぐに任命書を持って駆け付け本当の暗行御史だと証明した。本物の暗行御使だと確認した守令（スリョン/地方長官）は、軍を提供する事を約束し、ペッキ峰に詳しいシンマニ（天然の朝鮮人参を探す人）を紹介した。
シンマニは、鈴を持ってる巫女の様な女性（ビリョン）と刀を持つ男たちが山頂に向かったのを見たと話し、イオン達を連れて山頂に向かった。
ドスはテソの居所を突き止め、鉱山をよこせ！と言った。それに怒ったテソはドスに襲い掛かった。そのすきにビリョンは逃げ出し、イオン達と合流できた。しかしビリョンを追ってきたテソが松明を持って脅かし、導火線に火をつけ、爆弾が爆発し、あたりは火の海となった。イオンはすぐにジョイを助け出したが、イオン自身は逃げ遅れてしまった。
ユクチルとクパルは必死にイオンを探したが、見つからなかった。イオンは爆発で死亡したとされ、遺体が発見されないまま葬儀が行われた。イオンの祖母チョ氏は自分のせいで孫が試験に合格し弘文館で働くことになり、結果的に任務中死亡することになったと悲しみにくれた。
父の領議政パク・スンの元に帰って来たドスは、暗行御史が爆発で死に、ソッキの口は封じたと報告した。それを聞いてスンが、よくやったと称え喜んでいると、ドスに父親の命だと言われ殺されそうになったテソが本当に父親が自分を殺せと言ったのか確かめに来て、怒って家系図に剣を突き刺した。スンは激怒し、「その気になればお前などいつでも消せるし一族に何の影響もない、後ろ盾をなくしたお前は生きずらくなるぞ。」と言って テソを殴った。殴られたテソは、「今までどんな命令にも従ってきたがもうやめる。お前などいつでも殺せる。」とドスを脅し、父に「お体を大切に。」と告げて立ち去った。
スンはイオンの葬儀が行なわれ悲しみに包まれていたとドスから聞かされ、夜遅く、王と大臣たちを便殿に呼び集め、弘文館（ホンムングァン）の副修撰（プスチャン）が暗行御使として派遣された先で死亡した事を報告した。そして、イオンを始めとする暗行御史の相次ぐ死をジェハクの不徳だとして辞職させるよう要請した。すると便殿の戸を開けて、死んだはずの御史、イオンが「ラ・イオン、暗行終えて戻りました。」と言ってやって来たのでみんなは驚いた。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ – あらすじ – 9話～10話
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ – あらすじ – 全話一覧
