韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-15話～16話(最終回）
韓国ドラマ「御史（オサ）とジョイ」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。御史（オサ）とジョイは、全16話です。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -概要
「御史（オサ）とジョイ」は、美食家の暗行御史（アメンオサ）とバツイチのジョイが悪事を暴き成敗する姿をコミカルに描いているラブコメディ。主役のイオンを演じるのは日本でも人気のある２PMのテギョン。テギョンは俳優として演技力にも定評があり、ドラマ『ドリームハイ』『ヴィンチェンツォ』、映画『時間回廊の殺人』など数々の作品に出演し幅広い役をこなしているが、「御史（オサ）とジョイ」ではコメディのセンスが発揮されている。「偶然見つけた春」のキム・ヘユンが古い慣習を打ち破る斬新なヒロインに扮し軽妙な掛け合いを見せている。
演出：ユ・ジョンソン
脚本：イ・ジェユン
放送年：2021年 tvN 全16話（韓国）
最高視聴率：6％
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ
出世欲もなく、食べる事が大好きな美食家のラ・イオンは、科挙に主席で合格し、役職に付き、適当に仕事をこなしていたが、突然、地方の不正を取り締まる王の密使「暗行御史（アメンオサ）」に任命されてしまう。しかたなく従者のユクチルとクパルを連れて派遣先に向かうが、そこで不審な２件の事故死を目の当たりにする。持ち前の正義感から事件を捜査するが、その過程で、マザコン夫と口うるさい義母との生活に疲れ果て、自らの自由と幸せを求め離婚しようとしているキム・ジョイと出会う。不審な事故死の1人がジョイの親友だった事から二人で力を合わせて事件の謎と不正を暴こうとするが、次第にその事件の裏に潜んでいる、とてつもない陰謀の真相に近づいていくことになる。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-15話
イオンは、罪を償うと決めたテソから、世子の毒殺が書かれている誓約書を受け取った。
依頼を受けた足袋を届けに行ったジョイは、そこがパク・スンの屋敷だと気づいた。そして、トイレを借りたいと言って屋敷の中に入り込んだ。スンとドスは酒と薬で、すっかり出来上がっていた。そこで、スンが足袋の中のポケットに紙を隠しているのを見たジョイは、それが大事な証拠だと感じ、内側に小さなポケットを付けたかわった形の足袋を注文した理由がわかった。ジョイはスンに近づき足袋の中の書類を抜き出そうとしたが、うまくいかなかった。
自宅に戻ったジョイはビリョンとグァンスンにパク・スンの屋敷で見たことを話した。そして、亡くなったグァンスンの父が履いていたわらじの靴紐が不自然に一ヶ所だけ膨らんでいることに気が付いた。中を確かめるとそこにはグァンスンの父が隠しておいたメモが出てきた。そのメモには世子のために煎じた薬の内容が書いてあった。
ドクボンは、今まで自分たちを支援してくれていた人の代理人と会った。そして、自分たちは朝鮮を去るので最後にこれまで誰が支援をしてくれていたのか教えて欲しいと頼んだ。代理人は、亡くなった世子が支援を始め、彼が亡くなった後は、ラ・イオンがそのあとを継いだことを伝えた。
イオンはグァンスンに領議政パク・スンが世子の毒殺を口止めするために書いた念書を見せた。グァンスンは、父が自分を守るためにわざと自分を遠ざけたことを知り涙した。イオンが食事をしているとドクボンがイオンに支援のお礼をするためにやってきた。ジョイはドクボンを見て「お母さん。」と呼んだ。ドクボンはジョイ達に、パク・テスが友人のメンスとハンギを連れてすべてを自供するためにハニャンに向かっているので、世子暗殺事件の真相を明かすことができると伝えた。
テスはハンギとメンスを連れて自首しようと港に向かう途中で、茂みに母親がいるのに気付き追いかけた。そして「あなたは誰が何を言おうと母親です、お体をお大事に。」と言って抱きしめた。そのあと、スンに連れられて江華島（カンファトウ）に来ていたドスに背後から切られて命を落とした。また、ハンギとメンスも殺されてしまった。
ジョイは母ドクボンを無理矢理家に連れて来てイオンがくれた料理をふるまった。その晩は親子水入らずで過ごし、いろいろな話をしたので、ドクボンは、「こんな日が来るなんて。」と感激した。
翌日テスの母親がイオンを訪ねてきて、テソ達がパク・スン親子に殺され、江華島もスンの手に渡った事を伝え泣いた。証言をするはずだったパク・テスが死亡したことで、持っている二つの証拠、念書と処方箋だけではスンの悪事を暴く十分な証拠にならないと悩んでいると、ジョイがスンが足袋に隠している書状を手に入れるため、幻覚作用を起こす麻薬を使用しているスンとドスを、幽霊を使って騙す計画を提案した。
ユクチルとクパルは幽霊に化けドスの前に現れた。これまで沢山の人を殺してきたドスは恐怖で震え上がった。ジョイは仕立て物を届けに来て、使用人に「さっき会った僧侶がこの家には恨みを持って死んだ息子の霊が取り憑いてると言っていた。だけど、近所の人はビリョンという巫女のお祓いで治った。」と話した。それを聞いたスンは、使用人にその巫女を呼んで来るように命じた。
スンはお祓いにやってきたビリョン達を「もしも治らなければ罰してやる。」と脅した。ビリョンは「人を簡単に殺すから沢山の霊がついている。」と言ってスンの周りを指差した。ジョイ達はテソの幽霊が乗り移ったふりをして「父さん。」と叫び、「世子の霊が成仏出来ずにお前の心臓を掴んでる。」と脅した。そしてスンは言われるがままに服や足袋を脱いで何度も礼拝をした。その隙にジョイはスンの足袋から誓約書を取りだしイオンに渡した。
イオンがその誓約書を確認すると世子を始末する代わりに、チュンチョン（忠清左道）をパク・スンに渡すと約束する王の念書だった。
イオンが作ったきなこ餅を食べ感激した王様は、もう一度きなこ餅を用意するように言われた。王はおいしそうにお餅を食べたが、イオンはその餅には鳥頭が入っていますと言って脅かした。そして、王が世子の命と引き換えにスンに渡した誓約書を見せ、「世子様の死を悲しんでいるのなら罪人パク・スンを断罪する権利を私に与え江華島の領地権をパクから取り上げてください。」と頼んだ。王はイオンの頼みを許可した。
その頃、スンとドスはビリョンに「罪を全て白状しなければ除霊は出来ない。」と言われ、ドスは泣きながら今までの罪を白状した。そこにイオンが「王命だ。」と現れ二人を捕らえた。
韓国ドラマ – 御史（オサ）とジョイ -あらすじ-16話（最終回）
イオンはスンを捕らえ、義禁府に連れて行く前に、崖の上に連れて行った。そこに来たボクスンやジョイ、グァンスン達を指さし、「この者たちはあなたの悪行により家族や仲間を失い暮らしの基盤を奪われたのだ。」と謝罪を要求した。しかし、スンは謝罪する気はなく、「さっさと義禁府へ連れて行け。」と言った。怒ったイオンはスンの髪を刀で切り、「言葉に気を付けろ、次は首が飛ぶぞ。」と脅した。結局、スンは謝罪もしないまま義禁府に移送され烹刑（ペンヒョン）の刑となり、息子のパク・ドスは圍籬安置（ウィリアンチ）(罪人を流刑地で監禁すること)の刑をうけることになった。
烹刑（ペンヒョン）の刑となったパク・スンは窯に入れられ茹でる真似をしたあと死人として扱われ、額に死人と烙印を押され流刑になった。ドスを生んだ母親が スンを訪ね、パク・ドスとパク・テスをすり替えたことを伝え「お前が育てたのは庶子の方だ。」と言った。スンは実の子だったテソを冷たくあしらい命まで奪ったことを思い泣き叫んだ。
ジョイとグァンスンとビリョンの三人は一緒に江華島へ行くことを決めた。イオンは辞職し、イオンは朝鮮一の料理人になる夢を持っているので江華島で饅頭（マンドゥ）（餃子）の店を開きたいとクパルとユクチルに話した。すると二人は「両班（ヤンバン）が商人になるには身分を捨てる事になる。出世も婚姻もせず身分まで捨てたら大奥様が黙っていない。」と反対した。
ドクボンはハンギの銃を銀に換え清に渡り、朝鮮の女性達を連れ帰るのだとジョイに話した。ジョイは、母の人生を尊重し、母がこれまでやってきたことを引き継ぐことにした。
グァンスンとユクチルは好きあっていたが、身分のこともありグァンスンは求婚出来ずにいた。そこで、ソンファン堂で初めて出会った初めての男と結婚する習慣を使って、祠の前で2人を会わせた。グァンスンはユクチルに求婚し、それを見守っていたジョイ達は拍手をして祝福した。イオンはユクチルとクパルを奴隷の身分から解放し、二人は平民となった。
ジョイは相手がいなくて寂しそうなクパルを連れてビリョンに占ってもらうことにした。クパルはマルチョンが憑いていると言われ逃げ出した。するとビリョンに突然、ボリが降りてきた。ボリはあっちでは母親と子供と幸せに暮らしてると言った。ジョイはうれしくて涙を流した。
ジョイはイオンとの結婚に踏み出せず悩んでいた。それはイオンも同じだった。そんなある日、友人と共に江華島の饅頭店に来た祖母は、二人を結婚させようとイオンの家に数日泊まる事にしてイオンを部屋から追い出した。仕方なくイオンはジョイの部屋に行った。するとジョイが「星が見たい。」と言ったので二人で外に出た。
手をつなぎ、一緒に星を眺めジョイは今が一番幸せだと告げた。するとイオンは「私と生涯を共にする伴侶になってくれないか。」とプロポーズした。ジョイはキスでイオンのプロポーズに答えた。
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