韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ-5話～6話

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ-5話～6話
韓国ドラマ「ワン・ザ・ウーマン」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。ワン・ザ・ウーマンは、全16話です。

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -概要

「ワン・ザ・ウーマン」は、記憶喪失になった検事が、外見がそっくりな財閥の嫁と誤解されてしまったことから起こるコメディドラマです。イ・ハニが豪快な検事ヨンジュと、財閥家での冷遇に耐え忍ぶ、まったく真逆の嫁ミナの一人二役を演じています。昔ミナの事が好きだったことからヨンジュを支えるスンウクをイ・サンユンが演じ、このワン・ザ・ウーマンが除隊後の復帰作となるイ・ウォングンがヨンジュンの同僚のユジュンを好演しています。ヨンジュが降りかかる陰謀を痛快に打ち負かし、財閥の闇を斬って行く姿が共感を呼び、視聴率は上昇し、最終回は17.1％という高視聴率を獲得しました。

演出：チェ・ヨンフン
脚本：キム・ユン
放送年：2021年 SBS 全16話（韓国）
視聴率：平均12.8％　最高17.1％

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ

ソウル中央地検のチョ・ヨンジュは、お金と出世の為なら不正も暴力もお構いなしの豪快検事。ある日、捜査中に自分とそっくりな財閥ハンジュグループ次男の妻カン・ミナを見て驚いた。その後、ヨンジュは事故に会い、記憶喪失になり、ミナは姿を消した。記憶を失ったヨンジュは、ミナと間違われ財閥家に入る事になった。外見はミナでも、中身はヨンジュのままだったので、財閥家の人々はあまりの豹変ぶりに当惑するが、かつてミナに想いをよせていた前会長の孫のハン・スンウクだけは、ミナでは無い事に気づいていた。そんな時、ミナの実家のユミングループ一族全員が事故で亡くなり、ミナが唯一の後継者となった。ハンジュの長女ソンヘは、これを良い事にユミングループを手に入れようと画策し始めた。一方、ヨンジュの上司のスンドクと同僚のユジュンは、突然いなくなったヨンジュを心配して探していた。

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ-5話

スンウクは、事故の真相を突き止める為に、車を運転していた男が入院する病室を訪ね、男の妻から話を聞いた。妻は夫はてんかんの発作で意識を失い、事故を起こしたのだが、持病のてんかんが悪化したのは、14年前のハン・ガンシクが死亡した工場の火災事故に巻き込まれたのが原因だと話した。

ユミン会長に選任されたヨンジュは、自分は暴力団員で検事のふりをして悪事を働く詐欺師だったのではないかと思っていた。そんなヨンジュの父カン・ミョングクは、終身刑で刑務所に収容されていた。面会に行った子分たちはヨンジュが行方不明な事は言い出せなかった。

ボンシクは、自分が密航の手配をすすめたカン・ミナが未だに韓国にいると知り、不信感を抱き、法務チーム長ハクテの運転で会長として本社に出社したヨンジュを遠くから見ていた。

会社に出勤したヨンジュは忙しく仕事をこなしていった。丁度お昼の時間になったところに、ハンジュグループの会長で義父のヨンシクが現れ一緒に昼食を取る事になったが、気まずくてヨンジュは食欲がわかなかった。

ソンヘは父親と食事をする予定だったのに、ヨンジュとの食事を優先させるために断られ、腹が立ってしょうがなかった。一方次長検事と食事するユジュン検事はハンジュの買収事件の担当に命じられもみ消すよう指示された。しかし、ユジュンは法に従うと告げた。

ヨンシクがヨンジュとの食事を優先した理由は、上手くいっていない済州島のホテルを合併してハンジュホテルにするように促す為だったが、ヨンジュはそんな虫のいい提案はお断りだときっぱりと断った。

検察庁では音信不通のはずのヨンジュを庁内で見たという人が多数いたが、事務所には顔を出していないので、同僚達は一体どういうことかさっぱりわからなかった。

ヨンジュはミナには友人もいなく、外出はボランティアと画廊だけだったと聞き、最後に立ち寄った画廊へ行こうとしたが、車に乗ろうとした時にまた頭痛が襲ってきた。

会社のロビーで、ヨンジュはスンウクと未だに見つからないミナについて話していた。スンウクは、もしかするとミナは自ら姿を消したのかもしれないと言った。その会話をヨンシクが聞いていて、「どういうことだ？」と話しかけられた。ヨンジュはとりあえず上手くごまかした。

ヨンシクがミナを訪ねたのは、裏金作りのための絵画取引を担当していたミナに検察から召喚状が届いた為だった。ヨンシクは、むしろ何も記憶がないのだから好都合だ。出頭して記憶にない。と答えるだけでいいと命じた。

ヨンジュは出頭する前にソンへに呼び止められ「オークションで落札した3億と50億の絵を持って行ったのはあなたなのよ。」と言われ、慌ててスンウクに伝えた。事故があった日、ミナと最後に顔を合わせたギャラリーの館長を訪ねたソンへは、しばらくの間姿を消すようにと命令していた。事故を起こした男の携帯履歴を手に入れたスンウクは、その中から身元が明らかになっていない番号を見つけ、すぐに電話を掛けてみた。すると、電話を受けたのはソンへの秘書だった。スンウクはヨンジュに「君の事故はハンジュ側が仕組んだのかもしれない！ソンへがミナを狙った可能性がある。」と告げた。

帰宅したヨンジュに、家政婦のキム理事が食事を出してくれた。その食事を食べた後、ミナがナッツアレルギーだと気付いたヨンジュは、慌てて体調が悪いフリをした。実はソンヘがナッツ入りの料理を出すように命じたのだった。翌朝、キム理事はソンへに昨夜の料理にナッツは入れなかったのに、ミナはアレルギーで体調が優れない様子だったと報告した。

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ-6話

ヨンジュは車のダッシュボードにあったミナのタブレットを見ようと、いろいろな暗証番号を入力してみたが、ロックは解除されなかった。

父親の納骨堂を訪ねたスンウクは、葬式の時に、火事で亡くなった父親が不正をした帳簿を隠そうとして燃やしたのが、火事の原因だったのだと叔父に告げられた事を思い出した。父親はそんな人ではないはずだからと会社に再調査をするようお願いしたが受け入れてもらえなかった。スンウクは、必ず濡れ衣をはらしてすべてを元に戻す事を誓った。

ミナが未だに韓国へいると知ったイ・ボンシクは、わざとヨンジュの前に現れ、昔の運転手だと言って声を掛けた。ヨンジュが話を合わせてきたので、偽物だという事に気が付いた。ソンヘはミナは別人だと疑って、出国記録を調べてみたが特におかしなところはなかった。しかしオークション会場の映像にボンシクが映っている事に気が付いた。

自宅へ戻ったスンウクは、ヨンジュとハクテがスンウクの誕生日パーティーの準備をしていたので驚いた。スンウクが自分の誕生日を今まで祝ってこなかったのは、その日が父親の命日だったからだった。もし自分が父親に帳簿が改ざんされている事を話さなければ、父はあの日工場に確認しに行くことはなく、死ぬことはなかったのではと、スンウクはずっと悔やんでいたのだった。そんなスンウクにヨンジュは「きっとお父様も、その件で息子が一生辛い想いをすることを望んでなんかいないと思うし、今日誕生会をしているのを見てお父様も喜んでいる。」と話した。その後、冷蔵庫に入ったシュガースティックを見て「魔法の粉」と言って食べた。スンウクが初めてミナと出会った時、ミナもシュガースティックを「魔法の粉」だと言ったのを思い出した。

ミナがスンウクと不倫しているというニュースが流れ、義母から文句を言われたので、ヨンジュは負けずに言い返した。

帰宅したヨンジュに急にソンヘがタブレットを開いて見せるように言った。ミナが偽物ではないかと疑う家族の視線を一度に浴びる中、ヨンジュは指紋検証でロックを解除しソンヘに差し出した。

実は帰宅する少し前、ヨンジュはスンウクの家でタブレットのロックを解除しようと思いつく暗証番号をいろいろ試してみた。ミナの誕生日をいれてもダメで、最後にスンウクの誕生日を入力すると、ロックが解除された。ヨンジュはすぐに、指紋認証をヨンジュの指紋に変えた。肝心のタブレットの中には、ソンウンの不倫の証拠、詐欺に遭ったジェヒの記録、ソンミの薬物使用、ミョンウォンから暴行を受けた診断書などがあった。さらに会長のヨンシクとソンへの欄には、例の火災事故に関する記述もあった。スンウクは「こんな証拠を持ってるから命を狙われたのかもしれない！」と言った。

ソンウンは、事故の後すっかり人が変わったようなミナに次第に興味を持つようになり、愛人のパク・ソイに別れを告げた。

朝、ヨンジュは家政婦のキム理事と話し豆乳麺を作らせたのがソンヘで、ソンヘは自分がミナの偽物ではないかと疑っている事に気づいた。そんなヨンジュのもとへ担当検事のユジュンから出頭要請の電話が掛かってきた。出頭したくないヨンジュは、仮病を使い急性胃痙攣で病院に入院することになった。するとその事がすぐにニュースになったので、ユミングループの代表となった自分の影響力の大きさに驚いた。

胃痙攣で入院したため、病院で食事を出してもらえず、ヨンジュはお腹が減ってしかたがなかった。そこでハクテに食べ物を持ってきて欲しいと連絡を入れたが、仕事で忙しいハクテは、それを断った。仕方ないのでスンウクへ連絡してみた。すると花束を持ったスンウクが病室へやってきた。花束の中には、差し入れのお寿司が隠されていた。

ヨンジュは、「知ってる？病院の中で救急室が一番暖かいって。救急室には24時間人がやってくるから。」と話した。スンウクはいつかミナが入院していた時も同じ事を言っていたのを思い出した。

ヨンジュが大口を開けてお寿司を食べていると、張っていたマスコミに写真を撮られてしまった。

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン – あらすじ – 7話～8話

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