ワン・ザ・ウーマン
韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ-3話～4話
韓国ドラマ「ワン・ザ・ウーマン」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。ワン・ザ・ウーマンは、全16話です。
韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -概要
「ワン・ザ・ウーマン」は、記憶喪失になった検事が、外見がそっくりな財閥の嫁と誤解されてしまったことから起こるコメディドラマです。イ・ハニが豪快な検事ヨンジュと、財閥家での冷遇に耐え忍ぶ、まったく真逆の嫁ミナの一人二役を演じています。昔ミナの事が好きだったことからヨンジュを支えるスンウクをイ・サンユンが演じ、このワン・ザ・ウーマンが除隊後の復帰作となるイ・ウォングンがヨンジュンの同僚のユジュンを好演しています。ヨンジュが降りかかる陰謀を痛快に打ち負かし、財閥の闇を斬って行く姿が共感を呼び、視聴率は上昇し、最終回は17.1％という高視聴率を獲得しました。
演出：チェ・ヨンフン
脚本：キム・ユン
放送年：2021年 SBS 全16話（韓国）
視聴率：平均12.8％ 最高17.1％
韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ
ソウル中央地検のチョ・ヨンジュは、お金と出世の為なら不正も暴力もお構いなしの豪快検事。ある日、捜査中に自分とそっくりな財閥ハンジュグループ次男の妻カン・ミナを見て驚いた。その後、ヨンジュは事故に会い、記憶喪失になり、ミナは姿を消した。記憶を失ったヨンジュは、ミナと間違われ財閥家に入る事になった。外見はミナでも、中身はヨンジュのままだったので、財閥家の人々はあまりの豹変ぶりに当惑するが、かつてミナに想いをよせていた前会長の孫のハン・スンウクだけは、ミナでは無い事に気づいていた。そんな時、ミナの実家のユミングループ一族全員が事故で亡くなり、ミナが唯一の後継者となった。ハンジュの長女ソンヘは、これを良い事にユミングループを手に入れようと画策し始めた。一方、ヨンジュの上司のスンドクと同僚のユジュンは、突然いなくなったヨンジュを心配して探していた。
韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ-3話
スンウクはミナ（ヨンジュ）の診断記録を見て腕に傷がない事から偽物だと気付き、ヨンジュに「あんたは一体誰なんだ？」と尋ねた。するとヨンジュは戸惑って「私はミナじゃないの？」と聞いてきた。スンウクは「記憶がないなら彼女も被害者だ。」とハテクが言っていた事を思い出し、普段のミナと違うので勘違いしてしまったのだと謝った。ヨンジュは「あなたとは親密だった様ね。」と意味深に言った。
スンウクがヨンジュをタクシーで家まで送ると、ヨンジュは「会社の相続ができたらあの家族を容赦しない。」と怒っていたので、スンウクは「経営は株主に委任されているし、最近のあなたの様子がおかしい事も知られているから、今は敵に回さない方がいい。」と忠告した。そして、消えた本当のミナを探すことにして、本当のミナが見つかるまで、ヨンジュにはこのままミナのフリをしてもらったほうが都合がいいと考えた。
ヨンジュが家に戻ると、義母たちに恥をかかされたと責められたが、スンウクの忠告に従って反論はせずに謝った。
ヨンジュは、履きなれた靴のはずなのにサイズが微妙に合わず、靴擦れが出来たことに首を傾げた。
ヨンジュは、クローゼットの引き出しから車の鍵を見つけ、駐車場に停めてあった高級車に乗ってみた。乗り心地は最高だと興奮してる所に、夫と愛人の乗った車が入って来た。愛人のパク・ソイは妻の自分を前にしても、まったく悪びれる様子がなく、腹が立って、夫といちゃつくのは良いが、家には来るなと言い放った。
義妹ソンミにデパートに靴を取りに行くように言われたヨンジュは、自分がパシリ扱いされていたことを知った。そこで、柄の悪い男に声をかけられた。どうも自分を知っているようなので、私は誰なのかと聞いてみたが、男は人違いだったと言って去っていった。その後、病院に行って催眠療法を受けた。すると、祖母らしき人が倒れてる所が頭に浮かんできた。
ハンジュグループの長女ハン・ソンへは、車でヨンジュに突進してきた男性の見舞いに行った。事故の時、男は持病のてんかんの発作で意識を失った状態だったと主張した。それにもかかわらず、ハンジュグループが多額の損害賠償を請求したことでグループのイメージが悪くなり、なんとか挽回しようと自ら男性のもとへ見舞ったのだった。男性の看病に追われる妻に、封筒を渡し、損害賠償の件は、こちらで対処すると伝えた。すると、男の妻は涙を流して喜んだ。
スンウクは事故現場のホテルの駐車場に行き、車の動線を見て、てんかんで意識を失った人の運転にしては不審な点が多く、万が一標的がミナだった場合、ミナを守るためにはヨンジュに相続人になってもらわなければならないと思った。
事故現場に来たヨンジュは、暴力団のナムムン派の者たちにどこへ行っていたんだと声をかけられた。そこに、サムゴリ派の者達がやって来て、ヨンジュを取り囲んだ。身の危険を感じたが、体が勝手に動き、男たちを次々に投げ飛ばした。そのことから、ヨンジュは自分はミナではないと確信した。そして、なぜ自分が喧嘩が強いのかと聞くと、ナムムン派の跡目だから当たり前だと言われ、もしかしたら自分は反社会勢力なのか？と当惑した。
長女ソンへが裏で手を回しミナの叔母ウナがユミングループ承継のための臨時株主総会を開き、次期代表について議論が交わされた。ウナは、通常であれば唯一の血縁であるミナがグループを継ぐのが当然だが、ミナは交通事故で頭を打ち、異常行動を起こすようになったので、今は経営よりも治療に専念させるべきだと主張した。そこに、大株主のスンウクが、もう一人の大株主である母の再婚相手（義理の父）からの委任状を持って現れ、ミナに相続権がある事を主張した。
韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ-4話
ヨンジュはスンウクが株主総会で自分を代表に推薦してくれ、大株主で夫の従兄だと知り、今までの態度を謝罪した。スンウクはミナに関する資料とユミン電子の理事たちの個人情報を渡し、代表になっても、周りは敵だらけ。まずは自分自身がどんな人物なのかしっかり覚えて、記憶喪失はただの噂だと信じ込ませなければいけないのだと言った。
スンウクは父が亡くなった後、母親と2人で逃げるようにアメリカへ発った。創業者である祖父の病気も亡くなった事も新聞で知った。そんなスンウクのもとへミナから話したい事があるという手紙が届いた。しかし、ミナがソンウンと結婚した事を知っていたので無視することにした。母親の葬儀の時、棺に入れる箱の中から携帯を見つけた。携帯にはハクテ法務チーム長に送った、社長のヨンシクは息子の命を狙って主人と同じ目にあわせるはずだから、韓国には帰らないというメールあった。母親は父親が濡れ衣を着せられたと知りながら自分のために韓国を離れたのだと察し、ミナが何か知っているのではないかと思い帰国したのだった。
一方、ヨンジュの同僚達は、休暇が終わったはずなのに出勤せず、連絡のつかないヨンジュを心配していた。ユジョンがヨンジュの家に行ってみると、IDも携帯も家の中にあり、車も駐車場にあったので、一人でボンシクを追っているのではないかと上司のスンドクに報告した。
ヨンジュはスンウクから貰った資料を完璧に頭にいれた。スンウクは驚いたが、乱暴な言葉遣いについては注意した。ユミンの会長を選ぶ会議に来たヨンジュは、理事たちを前に堂々とした態度で臨み、難癖を付けては自分を排除しようとするミナの身内の能力が足りない事を指摘した。こうして、ヨンジュ（カン・ミナ）はユミングループの代表に選任された。
ミナがユミングループの代表に就任したというニュースを目にした詐欺師イ・ボンシクは、海外に行くと言っていたはずのミナが未だに韓国にいるという事実に驚いた。実は事故があった日、ギャラリーでミナが連絡を取り合っていたのはボンシクだったのだ。
会長になったミナ（ヨンジュ）に違法薬物使用の情報があると突然代表室に検察が乗り込んできた。心配してやって来たスンウクにヨンジュは自分はミナじゃないから大丈夫だと言ってしまった。それを聞いてスンウクは ヨンジュがミナではないことを知っていたことに驚いた。ヨンジュは検察へ連れて行かれたが、検査結果は当然だが陰性だった。ヨンジュは取り調べでは、担当検事よりも詳しく説教まで始める始末。その様子を見ていた検察官はヨンジュをどこかで見たような気がすると思い、出前を持ってきたおばさんは、「最近全然出前の注文がないわね。」とヨンジュに声をかけた。
ミナが違法薬物を使用していると検察に通報したのは、ソンへだった。ソンヘは、いつも鎮痛剤に麻薬成分を入れてミナに与えていた。そして、いざという時にスキャンダルを起こし、ミナを奈落に突き落とそうとしていたのだった。しかし、検査の結果が陰性だと聞いたソンヘは、そんなわけがないと秘書に怒鳴り散らした。
ヨンジュは釈放され待っていたスンウクと弁護士のノ・ハクテと会った。スンウクはヨンジュがあった事故も今回の薬物事件も、何者かがミナを狙って仕掛けたことだと伝え、今後は3人で協力して本物のミナを探すことにした。その頃、ヨンジュの上司リュ・スンドクは、ヨンジュの失踪届を出そうとしていた。
帰宅したヨンジュに相変わらず義母たちは文句の言い放題。しかし、会長が明日から出勤だから、家事はジェヒ（長男嫁）にさせると言ったのでヨンジュは大喜び！
スンウクはヨンジュを車で轢いて意識不明で入院しているソクホを訪ねた。すると彼の妻から記者だと勘違いされハンジュ広報室を訪ねていくようにと言われた。
ヨンジュは自分の部屋で今日一日の出来事を振り返り、法律に強い自分を思い、もしやとつぶやいた。その頃、本物のカン・ミナは南の島で優雅にバカンスを楽しんでいた。
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