韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン – あらすじ – 13話～14話

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ-13話～14話
韓国ドラマ「ワン・ザ・ウーマン」のあらすじを、最終回までネタバレありで、全話お届けします。ワン・ザ・ウーマンは、全16話です。

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -概要

「ワン・ザ・ウーマン」は、記憶喪失になった検事が、外見がそっくりな財閥の嫁と誤解されてしまったことから起こるコメディドラマです。イ・ハニが豪快な検事ヨンジュと、財閥家での冷遇に耐え忍ぶ、まったく真逆の嫁ミナの一人二役を演じています。昔ミナの事が好きだったことからヨンジュを支えるスンウクをイ・サンユンが演じ、このワン・ザ・ウーマンが除隊後の復帰作となるイ・ウォングンがヨンジュンの同僚のユジュンを好演しています。ヨンジュが降りかかる陰謀を痛快に打ち負かし、財閥の闇を斬って行く姿が共感を呼び、視聴率は上昇し、最終回は17.1％という高視聴率を獲得しました。

演出：チェ・ヨンフン
脚本：キム・ユン
放送年：2021年 SBS 全16話（韓国）
視聴率：平均12.8％　最高17.1％

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ

ソウル中央地検のチョ・ヨンジュは、お金と出世の為なら不正も暴力もお構いなしの豪快検事。ある日、捜査中に自分とそっくりな財閥ハンジュグループ次男の妻カン・ミナを見て驚いた。その後、ヨンジュは事故に会い、記憶喪失になり、ミナは姿を消した。記憶を失ったヨンジュは、ミナと間違われ財閥家に入る事になった。外見はミナでも、中身はヨンジュのままだったので、財閥家の人々はあまりの豹変ぶりに当惑するが、かつてミナに想いをよせていた前会長の孫のハン・スンウクだけは、ミナでは無い事に気づいていた。そんな時、ミナの実家のユミングループ一族全員が事故で亡くなり、ミナが唯一の後継者となった。ハンジュの長女ソンヘは、これを良い事にユミングループを手に入れようと画策し始めた。一方、ヨンジュの上司のスンドクと同僚のユジュンは、突然いなくなったヨンジュを心配して探していた。

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ-13話

ヨンジュはDNA鑑定の結果、ユミングループの前会長の実子であることが証明され、噂に苦しみ続けた私にあんまりだと泣きまねをした。そして、検査対象者の同意のない検体採取も個人情報保護違反で、検体を無断提供したハンジュに怒りをあらわにし、その場でユミングループの会長職を辞任し、全持ち株と権限は持ち株会社の大株主であるスンウクに譲渡すると宣言した。

大恥をかいたウナは自分を陥れる計画だったのかと大激怒。ソンへからミナは偽物だと言われていたハン家の者たちはどうなっているんだと動揺し、特にソンウンは偽物だと知っているので混乱していた。ヨンシクは相談もなく会長職を退いたことでヨンジュを叱ったが、ヨンジュはユミン会長としての進退を相談する理由はないと反論した。ソンヘはヨンシクに激怒され、秘書のチョン・ドウに怒りをぶつけた。

ヨンジュはハン家を出て、スンウクの自宅で14年前の火災事件の真相を突き止める為、捜査本部を立ち上げた。法務チーム長ハクテはハンジュを辞め、ヨンジュの父の弁護をしてくれることになった。消防署から帰る時2台の車が自分たちの後をつけていることに気付いた。1台は恐らくハンジュが指示した暴力団関係者、ヨンジュはもう一台の車を止めると、係長が乗っていて、検事長のリュ・スンドクの命令でヨンジュの行動を監視していたのだった。そして係長にヨンジュが許可した事だけ検事長に報告するように説得した。

スンドクがカン・ミナと自分の関係を探っていると知ったヨンジュは、スンドクの一挙手一投足を把握するために、密かにスンドクのスマホに盗聴アプリを仕込んだ。

皆が帰った後、スンウクが夜食を持ってやって来た。2人きりの時間を楽しもうとしている所に、カン・ミナの夫ソンウンがやって来て、ミナが偽物であることを知っていたが、いてくれないと自分に不利だと言った。スンウクは別人だと知っていながら夫婦関係を続けて損得勘定しかできないのかと怒って、ソンウンを帰した。

ヨンジュはスンドク検事長の不正を新聞社に持ち込んだ。窮地に追い込まれたスンドクは、ヨンシクに助けを求めたが、見限られてしまった。怒ったスンドクは、ハン家にミナとして潜入していたのが自分の部下の検事で、ハンジュ放火犯の娘だと暴露し、ボンシク殺害の件を持ち出したが、シラを切られた。最後の手段とばかりに、自分を亡き者にしようとしたら、信頼すべき相手に預けている証拠が世間に公開され、14年前の事件も明るみになると脅かした。

それを聞いて、ヨンジュはスンドクがハンジュに関する何かを握っていると考え、スンドクが席を外した隙に検事長室へ忍び込んだ。そこで怪しげな時計を発見し、それを調べようとしたときにスンドクとソンへが部屋に入って来た。ヨンジュは隠れて二人の話を聞いていた。スンドクが握っていた証拠とは、まさに火災事件があった日、ひき逃げ事故を起こしたソンへに関する証拠だった。ヨンジュの祖母をひき逃げした犯人はソンへだったのだ。ソンへはスンドクにハンジュの社外理事になりたければ父親の情報をすべて渡すように言った。

一方、スンウクはハン家で家政婦として働くキム室長に会いに行き、火事の日の事を聞いた。キム室長は、スンウクの叔父ヨンシクの言いつけで父親に届けたペンは盗聴器だった事、父親が死んだ時に工場にいたのがソンヘだった事を話した。

スンドクとソンへの話を隠れて聞いていたヨンジュは、二人が部屋を出た後、時計の中からUSBを見つけ、自分の部屋に戻ろうとした時ソンへがいたので、祖母を車でひいた事を責めた。ソンヘは、何かにぶつかったような気がしたけど人間だったのねと返したので、すべての悪事を暴いて、法で追い詰めてやると激怒した。

ヨンジュの祖母がひき逃げ事故に遭った日、ソンへは狭い田舎道を猛スピードで車を走らせ、途中で女性をひいてしまった。人をひいてしまったと気付いたソンへは、慌てて父ヨンシクへ連絡を入れ、後の処理を頼んで、ふたたび車に乗り込んで走り去った。

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン -あらすじ-14話

祖母をひき殺したのがソンへだと知り、頭に来たヨンジュはソンヘを殴ろうとした。ソンヘはその手を受け止め、ヨンジュの頬を叩いた。スンウクは父の死にソンヘが関わっている事をヨンジュから聞き、あの日ソンヘが慌てて帰って来て、次の日に車を廃車にしたと家政婦が話していたことを思い出した。

スンドクはソンへと手を組むことにし、内部告発があったと言い、ハンジュグループの会長ヨンシクを税庁長官買収事件と脱税や横領の容疑で緊急逮捕した。ソンヘは、会社で秘書たちに、これからは自分が父の代わりをすると伝えていた。

ヨンジュはスンドクの部屋から持ち出したUSBの中身を確認した。それは火災事件があった日の工場内のCCTV映像だった。そこには、部屋を出て行くソンへの姿と、しばらくしてスンウクの父親の遺体を引きずって廊下に置く秘書チョン・ドウが映っていた。スンウクもその映像を見てショックを受け思わず立ち上がった。ヨンジュが証拠があるから再捜査ができると慰めると、スンウクは「同じ人間にはならない、法で裁いてやる。」と言った。

本格的に捜査に乗り出そうとした矢先、ヨンジュは2か月の停職を命じられた。ヨンジュは頭に来てスンドク検事長に抗議したが、財閥会長カン・ミナと偽り詐欺を働いたと叔母ウナが告訴したんだと聞かされた。ヨンジュが帰った後、いつもの時計の音がせず、時計の位置がずれている事に気付き確認するとUSBがなくなっていた。

ソンヘはスンドクの持っていたUSBが持ち出されたと知った。そこにスンウクの父親の遺体を運ぶ秘書ドウの姿が映っていると知っているスンヘはドウを「あの時、あなたが助けたらまだ叔父は生きていたのでは？」と脅かした。

あの火事の有った日、ソンへは帳簿を取りに突然工場に来たスンウクの父から、ハンジュファッションの赤字の帳簿を奪い返そうとして、スンウクの父を突き飛ばした。その拍子にスンウクの父は机に頭部を打ち付けそのまま倒れこんだ。そこにドウが駆けつけてきて、救急車を呼ぼうとしたがソンヘにもう遅いと言われたので、廊下に遺体を移動し、灯油を持ってやって来たミョングクがその場を離れると、火をつけたのだった。

ソンへの計画通り、ハンジュグループとカン・ミナに関するスキャンダルが次々と明るみになり、ヨンジュとスンウクはマスコミに追われる身となってしまった。また、スンウクはホテルの駐車場で誤ってヨンジュをひいてしまったソクホとソクホの妻を別荘に避難させていたが、ある日、夫婦で散歩に出たところを襲われ殺されてしまった。その夫婦の遺体が発見さると、騒ぎはますます大きくなっていった。

そんななか、今度は14年前の火災事件の罪を被って、ドウが検察に自首をした。ドウは頭を打って倒れたガンシクを見て怖くなり逃げようとしたがちょうど放火しようとしていたカン・ミョングクを目にし罪を着せるために放火してしまった。また、帰るときに老人を轢いてしまったと告げるとユジュン検事はそんな話を信用すると思っているのかと鼻で笑った。

ヨンシクは面会に来たソンへに「お前はハンジュを率いる器ではない」と怒鳴り、キム理事に書斎の引き出しにあるボールペンを持ってくるよう頼んだ。

スンドク検事長は防犯カメラの映像をチェックしUSBを奪ったのはヨンジュだと気付いた。

マスコミに追われ、監禁状態のヨンジュとスンウクの元に差出人不明の郵便物が届いた。中に入っていたのはUSBで、そこには長年にわたってドウに支払われていた明細とハンジュファッションの14年前の会計資料が記されていた。封筒には城北洞の郵便局の消印が押されていたので誰が送って来たのか調べた方がよさそうだと思い、ヨンジュはわざとデリバリーを頼み配達員にすり替わりマンションを出て、封筒が投函されたと思われるポストへ向かった。そこにはCCTVもなく。ふとヨンジュは、本物のカン・ミナが送ったのではないかと考えた。

ヨンジュは、”ソンへの弱みを知って逃げた人、ソンへがいるかぎり危険な人、DNA鑑定の結果を操作できる人、ミナの検体を持っている人”はミナしかいず、案外ソンヘの近くにいるのではないかと推測した。

その頃、ソンヘは新しく派遣された女性秘書キム・ウンジョンに、DNA鑑定の結果についてどう思うか尋ねていた。実は女性秘書がDNA鑑定の結果をすり替えたのだった。

女性秘書キム・ウンジョンの正体は、カン・ミナだった。自分の人生に嫌気がさしたミナは、整形手術でその容姿を全く別人に変えていた。ミナはソンへに「あなたはカン・ミナね。違うと言うのならナッツを食べなさい。」と言われナッツを食べ、アレルギー反応で苦しくなり、逃げ出しなんとか地下の駐車場へ向かった。サムゴリ派の男たちに捕まりそうになっていたところにヨンジュが現れ、ミナを車に乗せた。

韓国ドラマ – ワン・ザ・ウーマン – あらすじ – 15話～16話(最終回）

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